今日のスタジオにお迎えしたのは、株式会社ディーコンテンツの代表取締役、
中村正明さん!
元々は歌手でいらした、という経歴の持ち主でいらっしゃいますが、
今日は花粉症だということで、ちょっぴりハスキーなお声で、ご出演いただきました。
そもそもこのディーコンテンツという会社、「環境をテーマにしたイベントやプロモーションの、
企画・制作・運営を行っている」という、一見、ちょっと難しそうな会社です。
でも、実はその活動はとってもエコで、とっても大切なこと。
簡単に言うと、例えば、
一人の人が環境にとても興味を持って、
「ボランティアでもいいから何かしたい!」と思っていたとします。
また、ある企業は、「このままじゃ環境が壊れてしまう。
何かしたいけど、お金がない!」と思っていたとします。
また、行政は「環境問題に取り組む人たちを、応援したい!」と思っていたとします。
でも、それぞれが思っているだけだと、そこには何も生まれませんよね。
そこに、中村さんのディーコンテンツのような会社が関わると、
「じゃ、アナタはこの企業と一緒に、ボランティアで環境活動をしてください。
行政は、そんなこの企業を、待遇面などで支援してあげてください」と、
いわば3者を結びつけて、交通整理をしてくれる、というわけなのです。
これって、結構ありそうでなかったサービスですよね。
それをしてくれることで、今までばらばらに活動し、とても無駄が多かった環境に対する取り組みが、
きちんと系統だって、より大きな成果を生むことが出来るようになるのです。
その集大成が、3月20日にお台場の「潮風公園」にお目見えする、『ソーラー発電施設』!!
これは、「TOKYO ソーラーシティープロジェクト」という、東京都や企業、NPOなどが連携して、
地球温暖化防止&再生可能エネルギーの利用拡大を、広く訴えかけていこうとするプロジェクトが、
ひとつ、目に見える形で作り出した、大掛かりな太陽光発電施設です。
これからは、再生可能エネルギーの普及啓発に向けたシンボルとして活用され、
環境教育や音楽イベントなどに有効利用される、ということです。
それに、災害時には、独立した電源として使用することも可能!
大きな可能性を秘めているのです。この「潮風公園」、ハチドリ高柳も行ったことがあるのですが、
広々と広がる一面の芝生の広場が本当にきれいで、海が見えて、とても素敵なところ。
そんなところに寝そべって、太陽光で発電された電力を使ったコンサートなんかを見たら、
最高に気持ちいいだろうなぁ・・・。
これからの時期に、とってもぴったりな施設だな、と、嬉しくなってしまいました。


それにしても、これからはどんどん、このディーコンテンツみたいな会社が増えてくれるといいな。
そうすれば、ひとつひとつバラバラになっている環境への思いを束ねることが出来て、
それを大きな一歩に出来るような気がするんです。
そんな可能性を感じさせてくれた、中村さんだったのでした。