今週、30日(水)にロシアのカムチャツカ半島付近を震源とする
マグニチュード8.7の巨大地震が発生した影響で、
日本の太平洋沿岸の北海道から沖縄にかけて、津波が確認され、
岩手県久慈港では1メートル30センチの津波が観測されました。
気象庁は、一時、北海道から和歌山県にかけての
13都道県の太平洋沿岸部に津波警報を発表。
西日本の太平洋沿岸にも津波注意報を出しました。
津波のメカニズムに詳しい、
東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授に
今回の地震と津波の特徴について聞きました。
遠地津波=遠いに、地面の地と書いて『遠地』
日本の沿岸から600キロメートル離れた
場所で発生した地震による津波の事を「遠地津波」といいますが、
この遠地津波の特徴についてこう話します。
遠地津波は、長時間にわたって押し寄せる特徴がある。
第2波以降に大きな津波がやってくる。
複数の津波が合わさって大きくなる可能性があり、
津波の終わりを判断するのが難しい為、気象庁の呼びかけに
注意して欲しいということです。
最後に津波警報と津波注意報について確認します。
【津波警報】は1メートルから3メートルの津波が予想された時に出されます。 この場合、一刻も早く沿岸部から離れて、
高台、津波避難ビル、津波避難タワーなど安全な場所に逃げましょう。
津波は想像以上の速さでやってきます。
遠くより、高い所に避難すると覚えてましょう。
【津波注意報】が出されたら、
海の中や海岸から離れて決して近づかない様にしましょう。
【津波警報の上には大津波警報】があります。
これは東日本大震災で発表され、
3メートを超える大津波が発生する恐れがあるときに発令されます。
この週末、避難経路の確認や、
高いビルや津波避難タワーがどこにあるかなど
家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?
今週の様に気温の高い中、避難したり、
避難所や安全な場所で数時間~数日過ごすことも考えられます。
非常用持ち出し袋の中に冷却シートなど暑さ対策グッズも入れておきましょう。