今朝は、「津波フラッグと津波標識」についてお伝えします。
先月、カムチャツカ半島を震源とする地震で、
日本でも津波警報と津波注意報が出されました。
この時期、海水浴など海のレジャーを楽しまれている方も多いと思います。
海の中に入っている時に津波警報や注意報が発令される可能性もあります。
防災行政無線で海から離れる事や高台への避難の呼びかけを行いますが、
ここで注目してもらいたいのが、「津波フラッグ」です。
これは、大津波警報、津波警報、津波注意報が発表された時に、
海水浴場などで掲げられる旗の事を言います。
長方形を4分割した、赤と白の格子模様になっていて
縦と横の長さなどに明確な決まりはありませんが、
遠くでも見えるように短辺が100センチ以上と推奨されています。
この津波フラッグは、2025年1月時点で
全国のおよそ7割の自治体が導入しています。
先日の津波警報・津波注意報の発令を受けて、
神奈川県鎌倉市の海水浴場でも砂浜に津波フラッグが掲げられていました。
また、2024年4月3日の台湾付近の地震で、
沖縄本島地方や宮古島、八重山地方に津波警報が出された時、
沖縄県内で津波フラッグが利用されました。
海水浴中は、スマホで津波の情報を調べる事ができませんし、
防災無線も波の音や風で聞き取れない事があるため、
目で見てわかる津波フラッグは、
危険を知らせるのに適していると言われています。
この津波フラッグが見えたら、
すぐに海から離れて高台や津波ビル・津波避難タワーなどへ避難しましょう。
また、土地勘のない地域の海にお出かけになる事も多いと思います。
「津波標識」の確認をしておく事も大切です!
ここで3つご紹介します。
三角の中に黒い色で波のマークが描かれている標識。
これは、「津波注意の標識」です。
この標識がある地域は、地震が発生した場合、
地震の規模にもよりますが津波がくるおそれがあります。
「津波災害警戒区域」という言葉と、
補助標識として「ここの地盤は海抜●●m」と書かれていたりします。
次に、緑色をベースに、
白で波の絵と人が高いところへ駆け上がっている標識、
これは、「津波避難場所」の標識です。
この場所が、津波に対して安全な場所である事を示しています。
100mなど誘導標識が追加されている事もあり、
この場合例えば「津波避難場所の●●公園」まで
→の方向に100mであるという意味です。
最後に、緑色をベースに
白で波と走る人その先にビルの絵が描かれている標識があります。
これは、「津波避難ビル」の標識でこの場所が津波に対して
安全なビルである事を示しています。
この夏、海水浴や海の近くで遊ぶご予定のある方は、
津波フラッグと共に「津波標識」や近くの津波避難ビル・タワー
津波避難場所がどこにあるのか事前に確認しておくと安心です。