1月1日に起きた能登半島地震、発生から20日です。
被災地の避難所には、現在およそ900人が避難していると言われています。
避難者の中には乳幼児もいます。
現在、乳幼児がいる家族が離乳食等の
食事を十分に確保できていなかったり、
断水やお湯が沸かせない事で
粉ミルクを溶かせないといった状況が続いています。
今朝は、お湯で溶かす事なく、常温で保存できる
「乳児用液体ミルク」についてお伝えします。
災害時に断水や停電してもそのまま飲める「液体ミルク」
2016年の熊本地震でフィンランドから緊急輸入され、
その後、国内での製造・販売が行われる様になりました。
液体ミルクは、お湯の調乳が不要な事や
常温で保管可能といったメリットがある一方、
価格が高く消費期限が短い商品が多い事がデメリットとして挙げられます。
しかし、能登半島の地震の様に停電や断水が長期化する中で、
赤ちゃんにとって液体ミルクがあるかないかは重要です。
国際災害レスキューナースの辻直美さんはこのように話します。
完全母乳で育てたいなどご家庭によって方針は様々あると思いますが
ミルクの味を赤ちゃんに知ってもらう事は災害時大切な事かもしれません。
さて、都内の自治体で乳児用液体ミルクを備蓄しているのは、
新宿区、文京区など18区です。
一方、備蓄していないのは、世田谷区や足立区など5区。
台東区のように備蓄はしていないけれど、災害が起きた時に
ドラッグストアから調達できる協定を結んでいる区もあります。
液体ミルクを製造する明治と日本気象協会が今年6月に実施した
全国調査では、474の自治体のうち47.5が備蓄していると回答。
年々備蓄率は増えているものの半数弱にとどまっています。
辻さんは、お母さん、お父さんに向けてこのように話します。
辻さんの本、地震・台風時に動けるガイド -大事な人を護る災害対策では、
家族を護る自宅の防災について紹介されています。
家族構成はご家庭それぞれです。
今こそ、ご自宅の備蓄の確認を。