来月9月1日で関東大震災から100年となるのを前に
今月は、防災備蓄の重要性についてお伝えしています。
今朝は、最近注目されている防災の考え方、
『フェーズフリー』についてです。
フェーズとは、
「日常時と非常時の区切り」
フリーは「なくす」という意味です。
つまり、フェーズフリーとは、
日常と非日常を分けるのをやめて
日常で使うものを災害時にも役立てようという防災の考え方です。
防災システム研究所所長、
防災・危機管理アドバイザーの山村武彦さんの解説です。
備えない防災という事ではなくて、
災害に備えてとか、非常用とか肩に力を入れて準備するものは長続きしないんですね。
それよりも生活の中に自然に安全というキーワードが入ってる様にする。
例えば、普段使っている、食材・飲料水を少しづつ余分に買っておいて、
賞味期限をマジックで書いて、先入れ先出しで、普段から使い、使った分だけ買い足しておく。
その、ローリングストック法というフェーズフリーですけれども、
また、いざという時に車の燃料が空っぽであればその車は使いものにならないですね。
普段から燃料を2分の1ルールを作って、燃料が半分になったら必ず満タンにしておく。
それもフェーズフリーの防災だと思いますね。
非常用の階段というのは、普段使っていないといざという時に使えないものですね。
意識して平時と非常時の垣根を取り除くフェーズ防災。
これが必要だと思います。
その他にも、登山やキャンプに使うアウトドアグッズも
電気やガスが使えない場所で過ごすための道具として使えるのでフェーズフリーといえます。
街の中にも「フェーズフリー」はあります。
例えば防災公園、平時は、憩いの場ですが、
非常時には、ヘリポートや、防災倉庫、災害用トイレ、
応急給水槽などの防災施設があり災害時の防災拠点になります。
東京・豊島区の小型電動バス「IKEBASU」は
普段、池袋エリアを周遊していますが、
災害が起きて電気がストップしてしまった時、
車内のコンセントに繋げば電気として使用できます。
意識して平時と非常時の垣根を取り除く。
フェーズフリーの考えを日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?