今朝は、サッカーやフットサルを通して、
防災や減災を楽しく学ぶ事ができるワークショップ
『ディフェンス・アクション』をご紹介します。
このディフェンス・アクションは、
1回およそ90分のワークショップで、
15から20通りの防災とサッカーを掛け合わせた
プログラムの中から、その地域の特性を考えた防災プログラムを構成。
いくつか、プログラムご紹介しましょう。
サッカーを始める前のジョギングでは、
会場の体育館やグラウンドを参加者が自由に走る中、
災害の種類が掛かれたボードをスタッフが掲げます。
そのボードには、「津波」や「地震」など災害の種類が書かれています。
子ども達はそれを見て、「地震」と書かれていたら、
頭を守りながらその場に丸くなる。
「津波」と書かれていたら、
高い所に避難するという行動について身体を動かしながら学びます。
「パスストック」というプログラムでは、
パス練習を通じ、災害時に必要な備蓄品を確認できるプログラムです。
ディフェンス・アクションの開発・運営を行っている、
株式会社HITOTOWAの原田稜さんはこう解説します。1分10秒
備蓄品に詳しくない子供たちの為に、事前に備蓄リストをくばって
暗記してもらうので最初理解していなくても安心です。
その他にもボールを止める基礎技術「トラップ」の練習と
地域の防災ルールを学べるプログラム「トラップ・スリー」など
サッカーと防災を組み合わせた様々なプログラムが作られています。
更に、パスやトラップを教えてくれるのは、元日本代表や元Jリーガーたち。
防災について興味がない子供たちもサッカーができるならと参加して
くれるケースも多いという事です。
防災士でもある原田さんは、
防災訓練に義務で参加していると防災の学びを自分事として考えられなかったりする、
防災については真面目に話を聞かなければならないというイメージ
があるけれど、是非楽しく学んで貰いたいとも話します。原田さんのお話しです。
スポーツの力を活用した防災プログラム
「ディフェンス・アクション」について詳しくは、
HITOTOWA・ディフェンス・アクションと検索してみて下さい。