今月から運用スタート 長周期地震動が緊急地震速報の対象に

今週2月1日(水)から、地震の際に高層の建物などをゆっくりと揺らす
「長周期地震動」が緊急地震速報の対象に加わりました。

これからは、この長周期地震動による非常に大きな揺れが予測される場合にも
気象庁から緊急地震速報が発表され、
ビルの高層階などへの警戒が呼びかけられます。

今朝は、“長周期地震動”とは何か?
私達が注意すべき事はどの様な事なのかを詳しくお伝えします。
まずは、長周期地震動について説明します。
自身が起きると様々な周期を持つ揺れが発生します。
周期とは、揺れが1往復するのにかかる時間の事です。

南海トラフ地震の様な規模の大きい地震が発生すると、
周期の長いゆっくりとした揺れが起こります。
このような揺れの事を「長周期地震動」と言います。

長周期地震動には、3つの大きな特徴があります。
地震の強さを示すマグニチュードが大きい地震ほど揺れが大きくなる
地震がはっせいした場所から数百キロメートル離れた場所でも大きく揺れる。
ビルや高層階や免震構造の建物ほど揺れやすい。という特徴があります。

2011年の東日本大震災の際も
震源から遠く離れた東京や大阪の超高層ビルも大きく揺れました。

この「長周期地震動」は4つの階級に分かれています。
階級?は、室内にいたほとんどの人が揺れを感じる。驚く人もいる。

   ブラインドなどが大きく揺れる。
階級?は、室内で大きな揺れを感じ物につかまりたいと感じる。
   ものにつかまらないと歩く事が困難で、
棚にある食器や本棚が動く事がある。

階級?は、立っている事が困難になる。
固定していない家具が移動する事があり、不安定なものは倒れる事がある。

階級?は、立っている事ができず、はわないと動く事ができない。
  固定していな家具の大半が移動し倒れると想定されています。

今回、緊急地震速報で長周期地震動の対象となるのは、
階級?と階級?の揺れが予想される地域に出されます。

気象庁によると、2000年以降、階級3以上の長周期地震動を
伴う地震は、東日本大震災に加え、2004年の新潟県中越地震や
2016年の熊本地震などあわせて33回に上っています。

長周期地震動の緊急地震速報を聞いたら私達はどう行動すべきでしょうか?
頭を保護し態勢を低くして身の安全を確保する。
揺れが収まるまで無理に火を消そうとしない。
ビルなど慌てて出口や階段に集まるのか危険です。
エレベーターに乗っていたら最寄りの階で停止してすぐにおりて下さい。

長周期地震動が緊急地震速報に加わった事を機に、
家具やオフィス機器の固定など
地震への備えや身の回りの安全を確認しましょう。

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