内閣府と気象庁は今月16日から、
「日本海溝・千島海溝地震」の想定震源域である
北海道沖や三陸沖でマグニチュード7クラスの地震が起きた場合、
より大きな「後発地震」への注意を呼び掛ける、
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表します。
発表時は、速やかに避難できるように、準備を住民に求めます。
内閣府などによると、注意情報を発表するのは、
想定震源域でマグニチュード7以上の地震が発生したケース。
地震発生から2時間後をめどに記者会見を行います。
対象地域は、北海道から千葉県の7道県のうち
「震度6弱以上」か「津波高3メートル以上」が
予想される地域です。
首都圏で対象となるのは、千葉県と茨城県の23の市町村。
そのうち、千葉県は
旭市、いすみ市、大網白里市、勝浦市、山武市、匝瑳市、館山市、
銚子市、一宮町、御宿町、九十九里町、白子町、横芝光町、長生村で
注意情報が出た時に防災対応が求められます。
日本海溝・千島海溝沿いで想定されている巨大地震とは、
東北の東にある日本海溝や北海道の東にある千島海溝を震源とする地震です。
この地震は、宮城県沖の地震、三陸北部の地震、十勝沖・釧路沖の地震
根室沖・の地震・色丹島沖、択捉島沖の地震が想定されています。
この地震では過去にさまざまなタイプの地震が発生していて、
マグニチュード8クラスの巨大地震に加えて、
20メートルを超えるような巨大津波も発生しています。
三陸沖でマグニチュード7.3の
地震が発生した2日後に東日本大震災が発生。
1963年に択捉島南東沖で起きていて、
事前に注意が必要だと判断されました。
対象地域の住民には、
発生後1週間程度、「非常持ち出し品を手元に置く」
「すぐに逃げられる服で就寝する」といった備えを促します。
一方、安全な地域に住む知人や親族の家に避難するかは、
それぞれの判断にゆだねます。
指定避難場所への避難は呼び掛けません。
一定規模の地震後に、大地震へお警戒を呼び掛ける運用は、
南海トラフ地震の「臨時情報」があります。
臨時情報には、「巨大地震警戒」や「巨大地震注意」があり、
警戒の場合は、政府は、津波からの避難に時間がかかる
地域の住民に自主避難や事前避難をよびかける事になっています。
日本海溝・千島海溝地震の注意情報で、そこまで求めないのは、
同じ震源地の想定震源域では、南海トラフ地震と異なり、
マグニチュード7クラスの地震が不定期に頻発している為です。
注意情報の発表は2年に1回程度の頻度になる見通しです。
今朝は、
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」についてお伝えしました。
千葉県にお住まいではなくても、旅行先で注意情報がでる
可能性もありますから、
慌てずに冷静に情報の意味を理解できるようにしておきましょう。