きょう、11月5日(土)は津波防災の日です。
2011年3月11日、東日本大震災の発生で
多くの命を奪ったのが「津波」でした。
この様な被害をもたらした理由の1つが、
津波の恐ろしさや避難行動を知らなかった事が挙げられます。
その教訓から、
2011年6月に「津波対策の推進に関する法律」が制定され、
この中で11月5日が「津波防災の日」と定められました。
東北大学 災害科学国際研究所の今村文彦教授は
「津波防災の日の認知度」についてこの様に話します。
まだまだ認知度は低いようです。
東日本大震災を知らない子供たち。
そして、大人の私達の当時の記憶はどうでしょうか?
薄れてきていませんか?
記録や記憶を思い起こす、知る事ができる場所の一つが、
岩手・宮城・福島などの被災地に建てられた伝承館です。
岩手県 陸前高田市にある
東日本大震災津波伝承館。
「いわて TSUNAMIメモリアル」
命を守り、海と大地と共にいきる。をコンセプトに作られました。
常設展示は、4つのゾーンに分けられています。
まず、ゾーン?は歴史をひもとく。
津波災害を歴史的・科学的視点からひもときます。
年表や地層の標本から過去の三陸沖で発生した津波に
ついて知る事ができる様になっています。
またガイダンスシアターでは、
伝承館のテーマである「命を守り、海と大地と共に生きる」を
コンセプトにした映像が流れます。
ゾーン?は、「事実を知る」というテーマ。
被災の現場をとらえた写真、被災者の声、記録などを通して、
東日本大震災、津波の事実を見つめます。
津波の脅威を実感させる、まがったバス停や駅の看板。
消防車両などが展示されています。
ゾーン?は、「教訓を学ぶ」ここでは、
命を守る為の教訓を共有します。
写真や表、グラフを駆使した展示パネルで被災時の状況や
避難所での生活を振り返り、命を守る為にできる事を考えます。
ゾーン?「復興を共に進める」東日本大震災の津波を乗り越えて
前へ進む被災地の姿をお伝えするゾーンです。
新型コロナウイルス感染の行動制限が緩和されている今、
「東日本大震災津波伝承館」を訪れてみてはいかがでしょうか?
最後に、今村先生からあなたへメッセージです。
防災FRONTLINE 手島 千尋でした。