今月6日、関東南部で大雪となりましたね。4年ぶりに都心では
積雪が10センチを観測し、23区でも大雪警報が出されました。
この大雪の影響で首都高速道路では、中央環状線などで
最大14時間も車の立ち往生が発生しました。
そこで、けさは関東南部が再び大雪となり、
車の立ち往生に巻き込まれてしまった際の
注意点や対策についてお伝えします。
関東南部にお住まいの方は、
冬用タイヤにされていない方もいるかと思いますが、
防災科学技術研究所
雪氷防災研究センターの中村一樹研究員は、
雪の際に車を運転する場合についてこう話します。
中村研究員:
冬用タイヤは必須です。必ずつけないと駄目だと思います。
でも一番いいのは、雪の予報のときは
なるべく車の使用を避けることが大事だと思います。
ただ、やむを得ない場合はスタッドレスタイヤなど
冬用のタイヤの装着は必須でその上でいろんな装備、
備えをしておくことが大事です。
冬用タイヤに加え、タイヤチェーンも用意しておくとより安心です。
続いて、車の立ち往生に巻き込まれてしまった際に、
ガソリン車と電気自動車で
それぞれ注意する点について中村研究員に伺いました。
中村研究員:
ガソリン車で一番注意してほしいのは一酸化炭素中毒です。
車のマフラーまで雪が積もるような状況で、エンジンをかけてしまうと、
排気ガスが車内に入って数十分ぐらいで
一酸化炭素が危険な濃度に達してしまいます。
対策としてはマフラーの周りを除雪することで
一酸化炭素の濃度の上昇を抑えることができると思います。
やむを得ずエンジンかける場合は、
必ずマフラーの周りを除雪する必要があります。
一方、電気自動車は一酸化炭素中毒のリスクはないです。
ただ、電気自動車の場合は電力が消費されると、
だんだん動ける距離も短くなるので、
暖房の使い方について十分考えていく必要があります。
このほか、長時間同じ姿勢で
エコノミークラス症候群になるリスクもあります。
水分補給や手足のストレッチを意識的に心がけてください。
最後に、立ち往生が長時間になってしまった際に備え、
車内に備蓄しておくものについても教えていただきました。
中村研究員:
特に雪による立ち往生の場合は寒さもありますので、
例えば防寒着や毛布、あるいは結構効果があるのが防寒のアルミシートです。
外で除雪するための長靴や手袋、スコップも大事になってきます。
それから、立ち往生が長時間にわたる場合は、
水や食料のほかに簡易型の携帯のトイレも常備しておくと良いと思います。
また、情報を得ることも大事ですので、
携帯電話のモバイルバッテリーあるいは
車のバッテリーから充電できるようなケーブルもあると良いと思います。
大雪による立ち往生以外の防災の役にも立ちますから、
ぜひ車に備えておきましょう。