「東日本大震災から10年 岩手県大船渡市 復興の歩み」

今日は、被災地の1つ岩手県大船渡市の復興の歩み、
そして、町の現状についてお伝えします。
大船渡市は、岩手県の南部の太平洋に面していて、
現在の人口はおよそ3万5千人の市です。

東日本大震災で、最大8メートル以上の津波が押し寄せ、
亡くなった方は340人、行方不明の方は79人に上りました。
被害を受けた住宅は、およそ5500軒となっています。

大船渡市に住んでいる、漁師の亘理孝一さんは、
当時の様子についてこう話してくださいました。


亘理さん:
仕事も何も、自分のほれ、住居も流されたったから・・・。
自分は、海岸のすぐそばにお家があったから、何にもないんだもん。
家はないし、船は二艘流されたし、倉庫から何から全部・・・。
とにかく、まるっきり、0からの生活だったね・・・。
いつかは来るとおもってたけどこんな大きな津波だとは想像もしなかった。
大変だったねえ。


大船渡市では、およそ3000隻の漁船が被災
わかめほたての養殖施設なども失いました。
魚市場も全壊、漁港も水没倒壊して、
被害額は、5007億円に上ったと言います。
震災から、10年経ち、水産のまち、港まちとして、
魚市場は、2014年に、ホタテやカキなどの養殖施設は
2013年末に全て復旧しました。
復興が進んでいる大船渡市。
震災からの復興計画は、このように立てたと市長は語っています。

大船渡市長
原則として、津波が来ても、人は死なない、家は流されないよう
目標して、大災害を乗り越え、より良い街として再生させる。
大震災前の課題を克服するきっかけとなる復興を目指すことと致しました。


大船渡市は、2016年に災害公営住宅801戸を完成させたのをはじめ、
住宅を、地域の集団で、高台に移転させる事業も行っています。
私も、先月大船渡市に取材に行ってきましたが
海の周りにはあまり建物がなく、高台に新しい家が立ち並んでいました。
この大船渡市の事業が進んでいるという事が感じられました。

そんな岩手県大船渡市で、震災前の2010年12月から市長を務める
戸田公明市長に、
「東日本大震災から10年を前に、今、伝えたいことについて」
伺いました。

大船渡の、防災集団移転促進事業は、既存の集落の空き地を活用して
そこに差し込む形で行った。いわゆる“大船渡方式”と言われていて
「差し込み型高台移転」と言われています。
今後、南海トラフ地震などの地震・津波が危惧されている中、
自然復興には、使えると思います。
?工事が早い ?安い ?地域のコミュニティが維持しやすい
水平展開できる案ではないかと思います。



私達が、直接取り組めることではないですが、
自分の住む町が、津波や地震に備えて、どのような対策を取っているか
気にすることが大切かもしれません。

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