ことしも数多くの災害が発生しましたが、
中でも7月の西日本豪雨では「逃げ遅れ」によって
200人以上の犠牲者が出てしまいました。
災害時、この「逃げ遅れ」を減らすために
いま注目されているのが『マイタイムライン作り』です。
マイタイムラインと言うのは、
災害の時、どんなタイミングで何をするのかを
自分の住んでいる場所の特性や家族構成を踏まえて整理した
オリジナルの避難計画のこと。
例えば、台風が来ると分かった3日前には何をするか、
どんな情報が出たら、住んでいる辺りはどうなって、
それを踏まえてどこで何をするのか・・・と言うことを
書きだして整理します。
つまり、自分だけの逃げ方を手に入れるということ。
でも、ゼロからマイタイムラインを作るのは
かなりハードルが高いですよね。
そこでお勧めなのが、マイタイムラインを作るための
資料などがワンセットになった『逃げキッド』。
国土交通省の下館(しもだて)河川事務所のHPから
ダウンロードできます。
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/shimodate00285.html
資料のひとつ、
『マイタイムライン作成のためのチェックシート』では、
もし洪水が起きた場合、あなたが住んでいる場所は
どれくらい深く水に浸かってしまうのか、
それは何時間くらい続くのかなどを
国土交通省の洪水浸水想定区域図で調べた上で
書き込むようになっています。
このように、資料を1つひとつ埋めていくことによって
『マイタイムライン』が完成します!
マイタイムライン作りの出張授業もおこなう
国土交通省 下館河川事務所の
中村賢人(なかむら・けんと)さんのお話です。
お子さんとバラバラに過ごしていると
災害が起きた時に不安になってしまうことも
あると思いますが、
お子さんがマイタイムラインを作ることによって
「少し安心することができる」など、
保護者の方からご意見を頂いています。
マイタイムライン作りを更に進めて、
逃げ遅れをゼロにしていきたいと思います。
100人いれば、100通りの逃げ方があります。
「マイタイムライン」、
まずは自分のものを作った上で、家族と共有する。
年末年始のお休みに、取り組んでみませんか?