感震ブレーカーを備える

いま、注目されている防災用品が
「感震ブレーカー」です。
東京・北区では、この新年度から
木造住宅密集地域=木密地域およそ2500世帯を対象に
無料で配ることにもなりました。
でも、あなたはこの「感震ブレーカー」が
どんなものか、ご存知でしょうか?
詳しくご紹介します。

「感震ブレーカー」は文字通り、
一定以上の地震の揺れを感知すると、
自動的にブレーカーを落として電気を止めてくれます。
目的は、電気による火災を防ぐため。
例えば、地震で本棚が倒れて、
電気ストーブの近くに本が散らばったとします。
停電している時は電気ストーブも消えているので
問題ありませんが、
停電が復旧すると、電気ストーブも復活。
そばにあった本に火がついて、火災が発生してしまいます。
これを通電火災と言います。

こうした通電火災を始めとする電気火災が
木密地域で発生すると、
一気に燃え広がる恐れがあるので、
内閣府はいま、木密地域での感震ブレーカーの普及率
25%以上を目指すとしています。

では、感震ブレーカーってどうやって付けるのか、
幾らぐらいのものなのか。気になりますね。
大きくわけて3種類あります。

ひとつは、電気工事を行って専用器具を取り付ける
「分電盤タイプ」。
もうひとつは、専用のコンセントを取り付けて、
内蔵されたセンサーで揺れを感知する「コンセントタイプ」。
最後に、電気工事が必要ない、ばねや重りの落下などによって
ブレーカーを落とす「簡易タイプ」です。
なお、簡易タイプは自分で取り付けられて、
3000〜4000円くらい。
一番費用のかかる分電盤タイプだと
工事費もかかり5万円以上のケースもあります。
ただ、阪神淡路大震災や東日本大震災で発生した火災の
6割以上が電気が原因と言われているので、
一般家庭で感震ブレーカーを設置することが
どれだけ大切か、分かって頂けるのではないでしょうか。

北区のほかにも、
感震ブレーカーの設置費用を助成する自治体はあるので、
是非お住まいの自治体について調べてみてください。
ちなみに感震ブレーカーを設置する際は、
懐中電灯や医療用機器のバッテリーを用意するなど
急に電気が止まっても困らないような対策と
合わせて取り組むことが必要です。
新年度の防災対策、感震ブレーカーからはじめてみませんか?

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