先日、1月17日で
阪神淡路大震災の発生から丸22年となりました。
今回は、あの日被災された方の声を元に生まれた、
神戸発の防災グッズ「ウデブエ」をご紹介します。
阪神淡路大震災では6434人の方が犠牲となって、
このうちの7割以上が倒壊した建物の中で亡くなりました。
一方で、がれきに挟まれたり閉じこめられたりしても
ご近所の人に気が付いてもらえたことで
一命をとりとめた方も多くいました。
そこで去年生まれたのが、「ウデブエ」。
その名の通り、笛=ホイッスルなんですが、
一番のポイントは「腕につける」ということです。
バンドの部分が柔らかいラバーで作られていて、
そこに腕のカーブに合わせて薄く平たく作られたホイッスルが。
つまり、いつでも身につけていられるので、
暗闇で周りが見えなくても、体がほとんど動かせない状況でも、
ウデブエに唇を当てて鳴らすことで
すぐに助けを呼ぶことができるんです。
笛の音は、多くの人が最も聞き取りやすい高さで、
体が弱っている時や、お年寄り・子供の少ない息でも
しっかりと音が出る仕組みになっているとのこと。
開発のストーリーを、もりもと技術研究所
森本高広さんに伺いました。
阪神淡路大震災の発生から20年の時に、
神戸から改めて何かを伝えて行けないかと言う
話が出たことがスタートです。
被災された方に話を伺った所、
震災が発生した時どんどん体力がなくなって
最後に声が出なくなったと言うことがありました。
何はともあれ、助かることが必要だろうと言うことで
笛を作ろう、と。
そして、皆さんの話を伺っている中で、
もう20年経ったのだから「元気な神戸」を
アピールしたいと言う声も出てきたので、
神戸と言えばファッションの街ということで、
ブレスレット型のホイッスルを
作ろうと言うことになりました。
このウデブエ、ファッション性を重視しているので、
バンドは服や気分によって変えられるよう5色あります。
また、子どもでもつけられるよう、サイズも2種類あります。
お洒落として身に付けていることで、
気が付かないうちに防災になっていると素敵ですね。
ウデブエはひとつ700円、
もりもと技術研究所のHPから購入できます!