関東も梅雨入りして1週間経ちますが、
長雨、そして台風も発生するこれからの時期に気を付けたいのが、
豪雨が引き起こす災害です。
土砂災害や浸水、冠水など、雨による災害は色々な顔があります。
そして、去年9月の鬼怒川の決壊のように、台風の発生も相まって、
想定を超えるような雨と被害になることもあるんです。
そんな中、国土交通省が先日、
河川にまつわる新しい想定を発表しました。
詳しいお話を、河川の洪水や氾濫に詳しい
東京理科大学の二瓶泰雄教授に伺いました。
各河川では元々『ハザードマップ』が今までもありましたが、
今回はそれに加えて、
【最大規模の降雨・洪水に対してどういう浸水が起きるのか】
と言う『洪水浸水想定区域図』が作られました。
更に、今までは水の深さの図だけでしたが、
浸水継続時間=どのくらい浸水が続くのかと言うのも
盛り込まれました。
なるほど、今回は『最大規模』の洪水(概ね1000年に1度)を
想定しているんですね。
では、私たちの身近な河川の新しい想定はどうなっているんでしょうか。
実は、これまでのハザードマップと比べたとき
多摩川が、浸水の範囲や浸水深=浸水したときの水の深さについて
かなり深刻な状況のようです・・・
多摩川の想定浸水区域図を見ると浸水する範囲が広がって、
かつ浸水深が増えています。
場所によっては10mを超えるようなところもあって、
三階建ての建物も全て水没してしまうエリアが新たに見られます。
もうひとつ大事なことは、浸水の継続時間です。
大半のエリアでは12時間程度ですが、場所によっては14日以上
=2週間以上の浸水が継続するということになっています。
多摩川はこれまでのハザードマップとくらべると
浸水範囲が世田谷区で1.7倍にも広がっていて、
深さも、アンダーパスとなっている
首都高の大師インター入り口付近など、
局所的ですが最大15m以上とされています。
水が引くまでに2週間以上かかるところもあるということで、
復旧がなかなか進められない可能性も浮き彫りになりました。
多摩川などの被害想定
http://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/keihin_index070.html
荒川などの被害想定
http://www.ktr.mlit.go.jp/arajo/arajo_index038.html
それらを踏まえて、私たちは普段から
どのような備えをしておくべきか?
来週、詳しくお伝えします!