『地震の揺れ』と聞いて、
あなたはどんな揺れ方を思い出しますか?
縦にどんと突き上げる揺れ、
左右へのガタガタとした激しい揺れなどでしょうか。
東日本大震災で広く知られるようになった、『ある揺れ』もあります。
『長周期地震動』と言って、
高層ビルやマンションで発生しやすいものなんですが・・・
実際にどんな揺れ方をするのか。
TOKYO FM 中村亜裕美アナウンサーが
東京消防庁のシミュレーターで体験しました。
東日本大震災の際、新宿の高層ビルなどで発生した
震度6弱の長周期地震動です。
床にポツンと置かれた車の座席のようなものに座って・・・
シミュレーションスタートです。
目の前のスクリーンには
一般家庭のリビングの様子が写しだされました。
ゆっくりとした揺れです。前後と左右にゆられます。
波をうつような揺れ・・・
次第に、リビングにあるキャスターなど動き始めて、
植木鉢も倒れました!
そしてさらに揺れが大きくなりましたね。
まだ揺れ止まりません!長いですね・・・
そうなんです、思っていた以上に揺れが長いのと、
前後左右あらゆる方向に翻弄されるので、
この揺れに実際に襲われたら、かなり動揺すると思います。
麹町消防署の佐藤健(さとう・たけし)さんに
お話を伺いました。
最初、家具等はただ揺れているだけですが、
揺れが大きくなってくると家具も倒れ、
キャスターは凄く動いたと思います。
オフィスのコピー機が動くと
100キロ級の物が転がってくることになるので、
非常に危険です。
家具が倒れないためにはどうしたらいいか
考えて頂ければと思います。
体験し、身体で感じてもらうのが
一番いいのかなと思います。
キャスター付きの家具やコピー機は、
揺れの幅が大きくて長い長周期地震動では
特に注意が必要なんですね。
100キロの物が自分に向かって
滑ってきたらと思うと、本当にぞっとします・・・
もし、いまあなたの身の回りに
キャスター付きのものがあれば、
せめてキャスターのロックをかけるなど、
すぐにでも対策をしてください。
なお、このシミュレーターは、
東京消防庁が実施するイベントなどで体験できます。
近いところでは4月23日(土)、
渋谷区幡ヶ谷にある東京消防庁の
消防技術安全所で一般公開されます。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-gijyutuka/event01.html#1
高層マンションに住んでいる方、
オフィスが高層ビルの方、
どう備えるべきなのかがショックとともに
分かるはずなので、
是非一度、体験してみてください!