ふるさと納税で被災地に寄付?

ふるさと納税をしている方、増えましたね。
年末に2015年分の手続きを
駆け込みで行なったという方もいるかもしれません。
ふるさと納税する時、
自治体から何がもらえるか分かるポータルサイトは
いくつかありますが、その中のひとつ。
全ての自治体のふるさと納税を掲載している
『ふるさとチョイス』と言うサイトが全国で初めて、
ふるさと納税で被災地への寄付を行なえる仕組みを作りました。
どういうことなのか?
お話を、『ふるさとチョイス』を運営する
株式会社トラストバンク 執行役員
上野雄介さんに伺いました。

 災害時に寄付をしたいと言う時、
 自治体の方でふるさとチョイス上に
 災害の寄付フォームをオープンすると、
 寄付者の方が自治体を選んで
 寄付が出来る仕組みになっています。
 昨年12月現在、
 6つの全国の自治体と災害協定を結んでいます。
 それから、災害協定を結んでいなくても、
 自治体で希望するところはいつでも
 災害寄付フォームはオープンできる
 取り扱いにさせて頂いています。


それにしても何故、
ふるさと納税の仕組みを使っての災害時の寄付なのでしょうか?
そこには、寄付をめぐる現実がありました。

 東日本大震災以降、
 災害時に寄付をしたいと言うニーズは凄く沢山ありました。
 ただ、どんな所で寄付をしたらいいかとか、
 色々な手続きがそれぞれ煩雑で、
 なかなか寄付をしたい人が寄付をしたい時に
 できないと言う状況だったんです。
 今回協定を結んだ自治体の場合、
 自治体に直接申し込みをして、
 そのままクレジット決済ができる形になっているので、
 寄付をする方にとってもワンストップで寄付が出来ますし、
 自治体にとっても非常に早いタイミングで
 資金を手にすることが出来るので、
 気軽に寄付をして頂ける環境が整ったかなと思います。


ちなみに、ふるさと納税のひとつなので、
もちろん税制上の優遇も受けられます。
ふるさと納税は本来、その地域に対しての
応援のための寄付と言うことを考えると、
災害時の寄付に充てると言うのは
あるべき姿なのかもしれませんね。

\ このページをシェア /

Xで共有 Facebookで共有 LINEで共有
TOPへ戻る

recent entry

記事一覧

一覧はこちら