内閣府が今週発表した報告書で、怖い事実が明らかになりました。
南海トラフ巨大地震が起きた時、
東京などの超高層ビルの最上階では、
2mから3mも横揺れする恐れがあると言うものです。
なお、震源に近い大阪湾の埋め立て地では
横揺れが6mに達する恐れもあるとのこと。
また、長周期地震動は
震源から遠い場所でもビルを大きく揺らす特性があります。
今後30年以内に70%の確率で起きるとされる南海トラフ地震。
高層マンションや高層ビルで生活する人は
どのように備えておくべきなのでしょうか?
防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんに伺いました。
水平方向に最大6mも揺れると言う被害想定が出たのですが、
その揺れに対して、どのように自分の命を守るかに尽きます。
家具の転倒防止と言うのがありますが、
この長周期対応で考えると、通常の突っ張り棒や
転倒防止金具のようなものでは耐えられないほどの揺れです。
壁に家具を完全に括り付けなければ、
長周期地震動には耐えられません。
それから、移動式のキャスター付き家具は、
凶器となって部屋の中を走り回ります。
置いている家具も、倒れると言うレベルではなく、
飛んできます。
徹底的に完全に固定をしなければ、
長周期地震動に対しては命が守れません。
もうひとつは、揺れによってエレベーターが長時間止まります。
ですから、最低限1週間の自立・自活が出来るような
備蓄をして欲しいと言い続けていますが、
その時が必ず来ると言うことを覚悟して住んで頂ければと思います。
実際、東日本大震災では東京都内でも
長周期地震動による被害が多く発生しました。
東京消防庁によると、
家具の転倒は11階以上では47%にも上ったそうです。
マンションに住む方、家具の完全な固定はマスト事項です!
大掃除のついでに、改めて見直してみてください。