蔵王でいま何が起きているのか

11月30日、蔵王山で、火山性の微動が観測されました。
今回は、蔵王でいま何が起きているのか、お伝えします。

宮城県と山形県にまたがる蔵王山。
30日に、温度が高い地下水などの動きを示すとされる
火山性微動がおよそ14分間観測されました。
14分間続く火山性微動はこれまでの観測では
比較的長いと言うことです。
蔵王山は今年4月に活動が活発化して、
気象庁は4月から6月まで火口周辺警報も出していました。

蔵王と言えば、スキー。
これからスキー場が次々にオープンする中、
どうなるのか気になっている方も多いと思います。
そこで、火山研究が専門の
東京大学地震研究所 青木陽介助教に話を伺いました。

 蔵王では山の傾斜が変わるような変動が観測されていて
 火山の中で、マグマの圧力が少し高まった状態と言える。
 それはさらに地下深くからマグマが供給されて
 地上方面に出やすい状況になっていると言える。
 今のところ、それほど大きな変化ではないので
 いますぐ噴火に至るとか、
 近くにいる人に被害を及ぼす心配は基本的にはありませんが、
 今後、観測データに注意を払っていく必要がある。
 
 蔵王ではこれからスキーシーズンに入る。
 もし山に雪がある状態で噴火すると、
 熱い噴出物と雪が一緒になって、
 『融雪泥流』が山を駆け下る危険性もあるが、
 今のところ、いますぐ噴火する兆候はないので
 それほど心配する必要はない。
 
 これから冬、スキーなどで山に行く方も多いが、
 普段何気なく行っている山が
 実は活火山と言うケースは結構ある。
 その場合、その山に注意を払って近づいて欲しい。
 それぞれの活火山の活動については気象庁のHPに
 現在の状況が乗っているので、
 確認してから山に行って頂きたいと思います。



青木先生も仰っていますが、
日本は活火山だらけなのが現実。
いつもスキーやスノー―ボードで訪れている山が
実は活火山と言うことも、決して少なくありません。
山に行くときには必ず一度、
どういう特性の山なのかをきちんと確認して行きましょう!

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