ペットと避難所、渋谷区の取り組み

あなたはペットを飼っているでしょうか?
そして、災害が起きて避難しなくてはならなくなった時、
ペットをどうしますか?
きょうは、そんなお話です。

環境省が2013年に作成した災害時のガイドラインでは
『飼い主はペットと一緒の同行避難が原則』とされているので
避難所にペットを連れて行ってもOKです。
ただ・・・災害直後の混乱する避難所で、
本当にペットを受け入れてもらえるのかは未知数です。
環境省のガイドラインには、法的拘束力はありません。
多くの場合、避難所の運営の責任者は
その地域の自治会長や、避難所となっている小中学校の校長先生で、
その責任者が
「この避難所では動物を入れていい」とすればOK、という現実です。

そんな中。
渋谷区は、今年7月に作り直した「区民防災マニュアル」の中で
ペットの対策の項目を新たに盛り込んで
こんな風に表記しています。


 犬・猫・小鳥などのペットは飼い主と同行避難し、
 避難所内の「ペット専用スペース」で
 飼い主の責任により飼育します。


つまり、区として受け入れるよ、と文書ではっきり示したんです。
実際、区が率先する形で管理者となる人との話し合いを行うなど、
原則論で終わらないよう、動いているんです。
飼い主さんにとっては心強いですね。
渋谷区で震度5強以上の地震が起きたら、
31の避難所がすぐに開設されて、その全てでペットOK。
また、避難所が必ずしもペットにいい環境ではないことも考えて、
ペットを疎開させるための相互受け入れ協定を
他の自治体と結ぶことも進めています。
年度内をめどに、相手自治体を選定するとのことでした。

では、渋谷区以外の方は、どうすればいいのか?

まずは、自宅そばの避難所がどこかをきちんと把握する。
その上で、その避難所でペット受け入れのルールが
どうなっているのかを確認する。
もしルールが決まっていないのであれば、
コミュニティ全体の問題として、事前に話し合いをしておきましょう。
そして、ペットOKの避難所であっても、
ケージやフードは飼い主が用意します。
大人数が生活する中、普段からのしつけも何より重要です。

家族であるペットの居場所を用意できるか、
それはすべて、飼い主のあなたにかかっています。

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