11月5日は【津波防災の日】です。
津波が襲ってきたとき
稲むらに火を放って村人を助けたという話『稲むらの火』の
ベースとなった、安政地震が起きた日に因んだものです。
津波から命を守るには、「より高いところ」へ。
そして、逃げる場所を家族と決めておき、
自分の命は自分で守ることに全力を尽くす。
これが一番大切なことです。
でも、関東で津波の可能性は
どれくらいあるものなのでしょうか?
巨大地震と津波が専門の
東京大学地震研究所 佐竹健治教授に伺いました。
関東地方に津波をもたらす可能性がある地震としては
4つのタイプ地震があります。
1つ目は、房総沖の日本海溝で起きる地震。
東日本大震災を起こしたすぐ南隣で発生する地震なので、
ある程度、発生する可能性は高いと考えられています。
2つ目は、南海トラフの地震。
これも数十年以内に発生する可能性が高いと言われています。
3つ目は、関東地震。
関東大地震を起こしたような同じタイプの地震。
ただ、これに関しては次が来るのは
もう少し先かなと考えられています。
最後は、外国で起きた地震。
今年もチリで地震が起きて津波が来ましたが、
これに関しては(避難までに)十分な時間的余裕があります。
最初の3つ、日本付近で起きる地震に関してはそれぞれ、
最大の津波の高さの想定が出されています。
それでは、津波はどれくらいの高さで襲ってくるのでしょうか?
想定も伺いました。
関東地方だと、
千葉県の外房側(銚子から南房総、館山あたりにかけて)や
東京都の島嶼部(大島や八丈島)などは
日本海溝での地震、南海トラフでの地震、関東地震
いずれのタイプでも津波の高さは
最大10m以上と想定されています。
神奈川県では、
切迫性は低いものの関東地震では最大20m、
南海トラフの地震では最大10m程度と想定されています。
一方、東京湾内では
これらの地震による津波は最大3m程度で、
非常に大きな津波の恐れはないと想定されています。
10m、20mなど、驚くような高さですね。
一方で東京湾では3m程度と言うことですが・・・
実は東京都心では、津波をめぐる
もう一つの大きな問題が考えられているんです。
そちらは来週、詳しくお伝えします!