ここ最近、豪雨による大きな被害や阿蘇山の噴火、
東京を中心とする震度5弱の地震や、
チリ沖地震の影響による津波と
自然災害が立て続けに発生しました。
改めて、自分たちでしっかり備えをしておきたいところです。
そんな中、私たちの生活を支えているライフラインも
災害に備えた取り組みを行なっています。
その中のひとつ『ガス』について。
東京ガスに伺ったところ、いざと言うときは
【3段階でガスをストップ】するとのことです。
詳しくご紹介しましょう。
まず第1段階は、家庭のガスメーターで止める。
このガスメーター、正式名称は『マイコンメーター』と言って、
震度5程度以上の揺れを観測したら、
自動でガスを止めてくれます。
東京ガスによりますと、先週の地震でも
5弱を観測した調布市を中心に、
このマイコンメーターの安全機能により
自動でガスが止まった家庭があったそうです。
だから、昔は「ぐらっときたら、まずは火の始末」と
言っていましたが、
今は「まずは身の安全を確保」なんですね。
第2段階は、地域で止める。
ガスの圧力調整機『地区ガバナ』というものが
東京ガス管内におよそ4,000基あって、
圧力の高い状態で運ばれてきたガスは
ここで調整されて、地域に送られています。
この地区ガバナ、
実はそれぞれに地震計が設置されていて、
震度6弱相当以上の揺れを観測したら
自動でガスを止めてくれます。
なお、設置されている地震計は、
東京ガスが開発した性能の高いものなんだそうです。
第3段階は、遠隔で止める。
東京ガスには、『シュープリーム』という
地震防災システムがあります。
地震発生時にはこの『シュープリーム』を通じて、
短時間で各地の地震計から地震の情報を収集するほか、
火災や家屋の倒壊などの被害が大きく、
二次災害が予測されるエリアのガス供給を
遠隔操作で止めることができるそうです。
このエリアは200以上のブロックに分かれているので、
きめ細かくガスを止められるとも伺いました。
東京ガスの取り組み、心強いですね。
一方で、大きな地震が起きたあとに多いのが、
家庭で止まったガスをどうすればいいのかの
問い合わせだそうです。
揺れがおさまって無事が確認できたら、
ガスメーターは自分で復帰しましょう。
復帰方法のマニュアルはメーター本体にもついていますし、
東京ガスのHPで、動画で確認することもできます!