8月8日は語呂合わせで「歯並び(8並び)の日」なんだそうです!
そこで、歯にちなんだ防災の話題をお届けします。
歯ブラシやマウスウォッシュを使って
虫歯や歯周病などを防ぐことを『オーラルケア』と言いますが、
オーラルケアのメーカー サンスターでは東日本大震災をきっかけに、
防災にオーラルケアを取り入れることを呼びかけています。
と言うのも、災害が起きた後、避難所での生活や水不足で
口の中を清潔に保つことが出来ないと、
肺炎を起こしやすくなるんだそうです。
細菌が唾液など一緒に肺に流れ込んでしまう誤嚥性肺炎と言って、
特に高齢者は注意が必要です。
阪神淡路大震災では、
震災に関連した肺炎で200人以上の方が亡くなり、
この誤嚥性肺炎も多かったのではないかと言われています。
そして、意外かもしれませんが、
歯周病は糖尿病を悪化させたり、
心臓病などを引き起こす原因にもなるんだそうです。
でも、そもそも災害時の限られた状況の中で、
どうやって適切にオーラルケアをすればいいのか?
そのコツを、サンスターの広報室に教えて頂きました。
<避難所生活などで歯ブラシがない場合>
食後に30ml(大さじ2杯)程度の水やお茶で
しっかりうがいをするといいそうです。
ハンカチなどを指に巻いて汚れを取るのも、効果があるそうです。
<唾液を出す>
唾液には口の中の汚れを洗い出す働きがあるので、
水分をできるだけ取ること。
そして、耳の真下の部分をマッサージしたり温めたりすると
唾液も出やすくなるんだそうです。
<水が少ない時の歯磨き>
水 大さじ2杯くらいをコップに準備し、
その水でまず歯ブラシを濡らしてから口の中に入れて、
歯磨きを開始。
歯ブラシが少しずつ汚れてくるので、
ティッシュペーパーやウエットティッシュで
歯ブラシの汚れをできるだけ拭き取り、また歯磨き。
これをこまめに繰り返します。
最後に、コップの水で口をすすぐんですが、
一気に水を口に含むのではなく、
2〜3回に分けてすすぐほうが、綺麗になるんだそうですよ。
うがい薬やマウスウォッシュなどがある場合は使うと効果的です。
詳しくはこちらにも掲載されています。
http://jp.sunstar.com/bousai/
特にマウスウォッシュはとても優秀な防災グッズです。
口内炎の痛みなども緩和してくれるので、
非常用持ち出し袋の中に小さなものでもひとつ、
いれておくことをお勧めします。
実は私・古賀涼子(TOKYO FM 防災キャスター)も
阪神淡路大震災の時、
マウスウォッシュに助けられた経験があります。
当時、私は高校1年生で、
福岡から長野への修学旅行中でした。
(私の高校は高1で修学旅行に行くのです)
帰福する早朝に震災が発生。
新幹線は止まり、長野から一度名古屋へ出て、
そこからバスで長時間、
泉大津のフェリー乗り場まで移動しました。
道中、寝不足やストレス、疲れからか
口の中に痛みを感じだして、
小さな口内炎ができ始めた気配が・・・
でも、バスの中で歯磨きは出来ない。どうしよう!
そんな時ふと、普段から使っていたマウスウォッシュの
携帯用が手元にあることを思い出しました。
我が家は元々マウスウォッシュを使う習慣があったので、
この時も持ってきていたんです。
当時、マウスウォッシュに殺菌効果があるなんて
子供なので深く考えてもおらず、
ミント味ですっきりするかなくらいの気持ちでしたが。
バスの座席で口をぐちゅぐちゅしたあと、
嘘のように痛みが和らいだのにびっくりして、
その後は口内炎も悪化することなく家に帰りつけました。
ストレス下では特に、口内環境も悪化します。
防災にオーラルケア、取り入れることを心からお勧めします!