東北大学を中心とするチームが先日、
【災害を生き抜くために有利な性格や考え方】が、
「生きる力」として8つにまとめられることを発表しました。
これは、
東日本大震災で被災した宮城県の
およそ1400人へのアンケートに基づいて、
災害科学・脳科学・心理学・認知科学・情報学と言った
様々な角度から分析したものだそうです。
この研究によって、災害を生きのびるために
日頃から備えておくべき力が何か分かった!
ということなんですが・・・
それは具体的にどういう力なのか。
東北大学 加齢医学研究所 杉浦元亮 准教授に伺いました。
様々な意見をまとめていく中で、
幾つかの意見が、これはひとつの同じことを言っているらしい、として
まとめて行ったんです。
1つめが、人をまとめる力(リーダーシップ)
2つめが、問題に対応する力(問題解決)
3つめが、人を思いやる力(愛他性)、
4つめが、信念を貫く力(頑固さ)、
5つめが、きちんと生活する力(エチケット)、
6つめが、気持ちを整える力(感情制御)、
7つめが、人生を意味付ける力(自己超越)、
8つめが、生活を充実させる力(能動的健康)
・・・と言う風に名前を付けました。
今回明らかになっている範囲ですと、
気持ちを整える力=感情制御が
様々な場面で役に立ってくると言うことが分かりました。
例えば、地震が起きたときにすぐに津波のことを考えて
避難するであるとか、
避難所で様々な問題を解決する、
あるいは自分の心と体の健康を保つなど
全てに、この『気持ちを整える力=感情制御』が
効いていると言うことが分かりました。
これらの中でも特に『気持ちを整える力』が重要ということですね。
感情制御と言うことですが・・・
あなたは普段から出来るほうでしょうか?
今後の防災教育も、具体的な災害時の行動だけでなく、
よりメンタルな部分の備えを取り入れるよう、
考えていかなくてはならないようです。