子どものための心理的応急措置?

大きな災害などで受けた心の傷を
早い段階でケアする方法が『PFA』。
先週もご紹介しましたが、
Psychological First Aid =心理的応急措置と訳します。
このPFAの方法を子どもに特化させたものが、
国連に公式承認された支援組織「セーブ・ザ・チルドレン」による
PFA for Childrenです。
今週は、一般の人でも活用できる
その具体的な方法をご紹介します。

PFA for Childrenは3つのステップ
『見る』『聞く』『つなぐ』を踏まえて、
傷ついたばかりの子どもの心を守ります。

まずは『見る』。
避難所などで、隅でひとりぼっちになっている子供がいないかなど
状況をしっかり探ることを表します。

続いて、子どもの話を『聞く』。

そして、状況に合わせた専門家に『つなぐ』。

この中でも『聞く』と言うのが、やはりとても難しいようです。
子どもの話を聞く上でのポイントについて、
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのプログラムスペシャリスト、
赤坂美幸さんに伺いました。


 この『子どものためのPFA』では
 「子どもが言ったことを聞いてあげる」という事を
 強調して言っています。
 返す必要はなく、子どもが話したいことを受け止めるんです。
 
 例えば、未就学児の子どもが泣いていて
 話が聞けない時に使える手法のひとつに
 トライアンギュレーションと言うものがあります。
 
 直接自分が「こんにちは、赤坂美幸です。どうしたの?」
 と聞いても怖がって話してくれない時に、
 持っているキーホルダーやパペットで
 「こんにちは、私、うさちゃんって言うの。あなたのお名前なあに?」
 と言うと、その子どもの視点がそちらに移って、
 少し安心した状態で話をはじめられます。
 とにかく三角関係を作りながら子どもと対話していき、
 必要なニーズを聞き出すという手法もあります。


大人はつい、話を引き出そうとしてしまいますが、
子どもの話したいことを受け止めてあげると言うのが
大きなポイントなんですね。
PFAは災害などの緊急時だけでなく、
普段の生活でも使えるそうです。
より詳しく知りたい方は、セーブ・ザ・チルドレンによる
こちらのブログをご参照ください。
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=1596
(英語版ですが、マニュアルもダウンロードできます)

また、 PFAの1日研修も行われます。
誰でも無料で参加することができるそうです。
https://www.facebook.com/video.php?v=1090320894317723&set=vb.209523269064161&type=2&theater


■東京
日時:5月12日(火) 10〜17時
場所:JICA地球ひろば(市ヶ谷駅から徒歩10分)
東京都新宿区市谷本村町10-5
定員:50名

■仙台
日時:6月25日(木) 10〜17時
場所:情報・産業プラザ(仙台駅から徒歩2分)
宮城県仙台市青葉区中央1丁目3−1
定員:50名

参加ご希望の方は
pfa@savechildren.or.jp までお問い合わせください。

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