今回は、
仙台市で3月14日から18日まで行われた
第3回 国連防災世界会議について特集します。
この「国連防災世界会議」は、
国際的な防災戦略について議論するものです。
第1回は1994年に横浜で、
第2回は2005年に神戸で開かれました。
この第2回の神戸での会議で、
2005〜2015年までの国際的な防災の取組指針
「兵庫行動枠組」が策定されて、
これまで成果をあげてきたんです。
そして、今回の第3回会議では
世界186か国、首脳・閣僚級も参加して、
兵庫行動枠組を引き継ぐものとして
「仙台防災枠組」が採択されました。
この「仙台防災枠組」、
具体的には7つの目標が掲げられました。
ポイントはこのような感じです。
世界レベルで2030年までに
災害による死亡率と被災者の数を大幅に減らす。
全世界でGDP=国内総生産に占める、
災害での直接的な経済損失を減らす。
2030年までに、医療や学校などの重要なインフラを
強化して、災害によるサービスの停滞を減らす。
途上国への支援を増やし、
早期警報システムの利用を拡大する。
2020年までに、国や地方レベルで防災戦略を持つ国を
大幅に増やす。
主にはこのようなことが
「仙台防災枠組み」のポイントとしてあげられます。
何年までに・・・と、期限が多く出てきましたが、
実は、国連が具体的な項目や期限を示して
減災目標を掲げるのは、これが初めてです!
今回の枠組みでは、途上国の防災力を高めるために
国際的な支援を増やすというのも大切な柱となっています。
背景には地球温暖化で災害が激しさを増す中、
国際社会を挙げた取り組みを進めることが期待されています。
実は日本でとても重要なことが決まったこと、
実感できたでしょうか?
次回は、この国連防災会議での
市民向けフォーラムでの話題をご紹介します。