「改正災害対策基本法」とは?

衆議院の解散を前に
法案の駆け込み審議が相次いだ今国会ですが、
そんな中、災害に関する2つの法案が成立しました。

ひとつは、この番組で先週ご紹介した「改正土砂災害防止法」。
土石流や地滑りなどの重点対策を行う「警戒区域」の指定を
これまで以上に進める、というものです。
そしてもうひとつが「改正災害対策基本法」。
こちらは特にドライバーの方、大きく関係してきます!
早速チェックしましょう。

大規模な地震や大雪などの災害が発生した場合、
被災地や、被災地に向かう道路では
車が大量に放置されたり、立ち往生したりすることが想定されます。
実際に今年2月の山梨を中心とする記録的な大雪では、
この放置車両が問題となりました。
こうなると、警察や消防、救急を含む緊急車両が通行できなくなって、
救助活動や物資の輸送に大きな影響が出ます。

そこで、今回成立した「改正災害対策基本法」では、
緊急車両の通行を確保する必要がある場合、
その道路を管理している国(国道)や
地方自治体(県道や市道など)は区間を指定して、
道路に放置してある、持ち主と連絡の取れない車両を
強制的に撤去できるようになります。

また、放置車両を動かす時には
「やむを得ない限度で」破損させることを認め、
破損させた場合は損失を補償することも定められました。
これは、ホイールローダーと呼ばれるショベルカーの一種で
車を下からすくい上げて移動させることも想定してのことです。

と言うことで・・・仕方ないとはいえ、
自分の車を壊されてしまう可能性もあると聞くと、
ドキッとしてしまいますね。
それを少しでも回避するために、
災害時の車のルールを改めて確認しておきましょう。

車を離れて避難する際は、
可能であれば道路の左端に寄せて、
車のキーはつけたまま、ドアはロックしない。
車の中に連絡先を残しておく。

自分の車が無事に戻ってくるためにも、覚えておいてくださいね。

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