きょうで、広島市の土砂災害から1か月です。
きのう、最後の行方不明の方の身元が確認されて、
犠牲者は74人となりました。
今回の災害では元々の地形の問題、そして
過去、何度も土砂災害が起きていた事実も明らかになっています。
そんな中、私達は過去の災害からどう学んでいくべきなのか。
今週も東北大学の今村文彦教授に伺います。
古くから伝えられていることがあります。
当時も大きな被害を受け、経験の中で「教訓」と言うものが残りました。
津波の場合は三陸町での【てんでんこ】、まずは自分の身を守る。
家族であっても、助けていたら津波によって飲み込まれるので、
まずは自分の身を守りなさい、と言うもの。
これは究極的な教訓で、言い伝えとして残っています。
このように、基本的には人が伝えていくものなのですが、
場合によっては、神社やお寺の名前、地名に
災害の由来が残っているものがあります。
しかし、いま地名も新しいものに変わってきているので、
過去の歴史が続かないところがあります。
津波については、石碑もそうでした。
「ここから家を建てるな」とか、
「地震の際には津波が来るから逃げなさい」と言う
メッセージがあったのですが、いまの世の中、
石碑を見たり確認したり、それを大切にすると言う生活パターンではない。
だから、いまの形・生活文化にマッチングするような新しい防災文化を
うまく継承していかなければと思います。
いま、古い地図=古地図の重要性にも注目が集まっていますね。
あなたが生活する場所は、昔どんな地形だったのか。
一度、過去のことを調べてみませんか?