チリ沖地震と津波

4月2日に南米チリ沖で発生した地震で、
日本にも津波が到達しました。
太平洋の沿岸を中心とする広い範囲に
津波注意報が発表されて、
青森や岩手、宮城の一部沿岸地域では
避難勧告も出されました。

今回のように、遠く離れた場所で発生した地震によって
日本にも津波が到達するケースはこれまでもありました。
記憶に新しいところでは、
2010年2月にチリ中部の沿岸で発生した地震と津波です。
この時、気象庁は青森や岩手、宮城に大津波警報を発表し、
養殖などの漁業関係を中心に、大きな被害が出ました。
また、人的被害が大きかったのは
1960年のチリ地震による津波で、
日本でも142人の方が命を落としました。

逆のケースもあります。
東日本大震災での津波は、太平洋を伝わりました。
気象庁によると、最も高い津波が観測されたのは
アメリカ西海岸カリフォルニア州のクレセントシティで2m47cm。
チリのアリカでは2m45cm、
エクアドルのサンタクルス島で2m26cm、
ハワイのカフルイでは2mを観測しました。

さて、今回のチリ沖地震での津波、
日本では最も高いところで岩手県久慈市の60cmでした。
波の高さを数字だけ聞くと、
あまり大したことないのかなと思う方も、いるかもしれません。

でも、津波の高さと、通常の海の波の高さというのは
全く意味が違います。

通常の海の波は、表面だけがうねっているのに対して、
津波は海底から海面までが全て移動するので、
大変なスピードとエネルギーです。
そのため、津波は高さが20〜30センチであっても
足をすくわれてしまい、立っていることができません。

津波から身を守るための鉄則として、

「数字に惑わされない」

そして

「注意報や警報が解除されるまでは絶対に海に近づかない」

このことはぜひ、心に留めてくださいね。

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