東日本大震災、真っ先に立ち上がったコミュニティエフエム

東日本大震災当時、ライフラインが断たれて混乱する中で、
多くの方にとって重要になったのが、ラジオからの「情報」でした。
中でも、家族の安否や生活物資、道路の状況を伝え、
地域の方たちの生活を支えたのが、
地元密着のコミュニティラジオでした。
今日はその中の一つ、えふえむ花巻の活動を紹介します。

えふえむ花巻の開局は2010年ですが、
2011年3月11日当日には、
臨時災害FMとして免許を取得しました。
えふえむ花巻の放送局長 落合さんは
当時のことをこう振り返ります。

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私たちは午後3時過ぎに
電話機による割り込み放送をスタートさせました。
同時に、災害FMをはじめるにあたり、
総務省に何度も電話をかけました。
たまたま本省につながり、
口頭で「いいですよ」と災害FMの認可を受けたんです。
それが午後4時。
全国で一番先に認可が下りました。
そこからは、通常時は20ワットの出力を100ワットに上げ、
放送を続けました。

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えふえむ花巻をはじめとする
JCBA=日本コミュニティ放送協会と、
TOKYO FMをはじめとするJFN38局は今年1月、
「災害時における地域情報ネットワーク」の協定を締結しました。
これは、大地震などの災害が起きたとき、
コミュニティFM各局と、
その地域のJFN各局が回線や電話をつないで、
お互いに情報をやりとりし、放送でお届けするというものです。

被災した地域からは、詳しい被害状況などを発信できる一方、
JFN各局はその情報を
県域放送や全国ネットを通じて伝えることで、
必要な支援や情報を、被災地域に提供できます。

次の災害に備えて
ラジオのネットワークをさらに有効に活用しよう、というのが
この協定の主旨。
今後、機材や技術提供、人的サポートなど、
具体的な連携の形を模索していく考えです。

これからも、ラジオは
あなたを守る存在であり続けたいと思います。

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