2014年1月17日・・・
阪神淡路大震災の発生から丸19年です。
この日、TOKYO FMをはじめとするJFN
=全国FM放送協議会加盟38局と、
全国213のコミュニティFMが加盟するJCBA
=日本コミュニティ放送協会は、
「災害時における地域情報ネットワーク構築に関する協定」を結びました。
具体的には、大地震などが起きたとき、
コミュニティFM局とそれぞれの地域にあるJFN各局を
電話や回線でつないで、お互いの情報をやりとりしようと言うものです。
コミュニティFMからは、
地元密着の放送局だからこそ収集できる
きめ細やかな被災地の被害状況などがJFN各局に提供され、
JFN各局はその情報を、県域放送や全国ネット放送を通じて発信します。
またJFN各局からは、県域・全国の情報をコミュニティFMに提供し、
コミュニティFMリスナーに全国の正確な情報を伝えられるようにします。
龍谷大学でメディア論を教える松浦さと子教授は
この協定への期待について、こう語ってくださいました。
震災の時は、隣近所の都道府県みんな困ってしまいます。
助け合おうと思っても、自分のところで精一杯・・・
むしろ、遠距離の人の力が助けになることも多いんです。
段々と復興が進み、お互い助け合える状況になると、
近隣とのつながりが大事になります。
コミュニティFMや放送局など、
震災の困窮度によっていろいろなつながりが生きてきます。
今回は同業の方とのネットワーク。
東日本大震災のときは放送用の機材が無いということが大変で、
JFNも、かまいしさいがいFMの立ち上げに機材の提供をしたと聞きました。
そんな風に、機材の提供などを話し合えるネットワークがあればいいですね。
TOKYO FMは東日本大震災の後、
FM岩手の要請により釜石支局にサテライトスタジオを開設しました。
さらに、釜石市の要請を受けて、臨時災害FM開局を支援しました。
これにより、知られていなかった釜石市の被害状況をFM岩手で県域へ。
さらにJFNを通じて全国に発信しました。
また、甚大な被害を受けながら実情が伝わらなかった茨城県、
千葉県のコミュニティFM6局と提携し、
平日2回、現地の最新情報や生活者の声などを、
現地出演者との掛け合いで伝えました。
特に茨城県は県域FM局が存在しない一方で
多くのエリアでTOKYO FMが受信できるため、
毎日、現地に向けた情報を発信しました。
今回の協定は、情報連携の取組みを強化し。
いつどこで起きるかわからない災害に備えたものです。
首都直下地震や南海トラフ地震など、
大きな災害がまたいつ起きてもおかしくない状況です。
私たちは、正確な情報をお届けし、
リスナーの皆様に役立てるようがんばります。
是非、お手元にいつもラジオをご用意くださいね。