先日、国が発表した首都直下地震の新しい被害想定では
震源が、これまで最悪のケースとされてきた東京湾北部ではなく
都心南部へと変わりました。
これにより、経済被害も人的被害も倍になっています。
私たちはいま、この未曾有の災害を前に、何をすべきか。
防災危機管理ジャーナリスト 渡辺実さんは、こう提言します。
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首都直下の地震と言うのは実は、東日本大震災の教訓は活きません。
むしろ、18年前の阪神淡路大震災を思い出してください。
直下地震で、下から突き上げる揺れ・・・まず、建物がたくさん壊れます。
そして、たくさんの火災が同時多発で発生する。
東日本大震災では見られなかった、まさに大都市特有の被害の現れ方です。
想定震源域が変わろうと、首都圏に住む私たちがやること/出来ることは、
「建物の耐震化」と「火災を出さない=延焼火災にしない」という2つのこと。
これらは18年前の阪神大震災からの教訓だったはずですが、
18年経っても同じことが我々の課題になっていると言うことは、
阪神大震災の教訓を全く活かしていないと言うことではないでしょうか。
大地震と戦いを挑むために。
建物の耐震化はお金も時間もかかることですが、
市街地大火(しがいちたいか)と戦う
=みなさんの家庭から火災が出なければ大火にはなりません。
まずは各家庭から火災を出さないということを徹底すれば、
ひとつの大きな災害を小さくすることが出来る。
これが、首都直下地震と戦うために、
わたしたちが出来ること/やらなければならないことなんです。(
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私たち一人ひとりの心がけ次第で、未曾有の災害を
少しでも抑えることができる。
心にしっかりと留めておきたいですね。
家庭に消火器を用意することもとても重要です。
さて、2013年もさまざまな情報をお届けしてまいりました。
来年も、スタッフ一同、
最新の災害や防災の情報をお届けできるよう、頑張ります!
大きな災害が起きないことを願って。
そして、起きても皆の力で乗り越えられることを願って。
それでは、良いお年を。