「ITS」 「東京モデル」とは?

今週、台風が関東、特に伊豆大島に深い爪あとを残し、
多くの命が失われました。
道路が寸断されている場所もあって、
救援や復旧にも影響が出ています。

災害の時は特に、道路が通行できるかできないか、
渋滞が発生しているかなど、
道路情報をいち早くキャッチして共有することが
命や生活を守るための大きな鍵となります。

そこで今回は「ITS」という、道路をめぐる最新技術をご紹介します。

ITSは、人や道路、車の間で情報通信を行うことで、
交通状況を把握する技術です。
(Intelligent Transport System=高度道路交通システム)

身近な例では、カーナビや、ETC、
自動車同士の衝突を避けるシステムなどが
ITSを利用したものにあたります。

このITSは、いろんな形に活用・展開できる可能性を持っていて、
中でも東京都は現在、
東日本大震災での大渋滞による影響を踏まえて、
大きな災害が発生したとき、
携帯電話に通行止めなどの地図情報を送る「東京モデル」を開発中です。
この「東京モデル」。具体的にご紹介しましょう。

まず、震災発生直後に
都内を走るドライバーたちのスマートフォンなどに
東京都がメールを一斉に送信します。
このメールの内容は地図にリンクをはっていて、
そのリンクをクリックすると
行政が提供する通行止めや火災の情報、周辺の駐車場の位置を
地図上で確認することができます。

また、道路の破損や建物の倒壊などで
車が立ち往生する事態を減らすため、
自動車メーカーなどで作るNPO法人が
カーナビから発信される通行実績の情報を提供して
災害から24時間以内にその地図に反映させる、ということです。

ビッグデータも活用した、この新しいITSの「東京モデル」。
東京都は2014年の実用化を目指していて、
全国でも初の取り組みだそうです。 心強いですね!

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