集中豪雨による被害が相次いでいます。
これまでに経験したことのないほどの大雨で
命を落とされた方もいらっしゃいます。
また、都市部でもゲリラ豪雨がたびたび発生していて、
その発生は昨年の3.5倍とも言われています。
例え都市部でも、雨から命を守る心得を
きちんと知っておかなくてはならない現状です。
そこで。
著書に「水害に役立つ減災術」などがある
山梨大学の末次忠司(すえつぐ・ただし)教授に
ゲリラ豪雨から身を守る方法を、シチュエーションごとに伺いました。
まず、キーワードは『水深50センチ』。
これは大体ひざ上が目安となるのですが、
これを超えてしまうと避難には危険が伴うそうです。
家から避難するタイミングは早いほどいいのですが、
家の周りの水深が50センチを超えたら、逆に避難すると危険なので
家の2階や、テーブルの上など、より高いところに上りましょう。
また、盲点として末次教授はトイレを挙げています。
家の中に浸水してきたとき、
水圧の差によってトイレやお風呂、キッチンの排水溝から
汚れた水が噴出すことがあるそうです。
それを防ぐには、便器の穴にぞうきんなどを詰めて栓をする、
その部分にブロックなどで重石をすると更にいい、ということでした。
さて、もし家から避難する場合は、次の3つを心がけてください。
1、長靴ではなく、脱げにくく歩きやすいスニーカーなどをはく。
2、傘や棒を杖に、水没しているマンホールや水路を探りながら歩く。
3、1人より2人3人・・・と複数で、1本のロープを持ちながら避難する。
(水の中では浮力で足が不安定になって転びやすいので、
みんなで助け合うため)
なお、車に乗っているときに豪雨となってしまったら。
車を止めて避難する目安は、
マフラーより上に水が来たときだそうです。
エンストする恐れがあるほか、
水深70〜80センチになるとドアが開きにくくなって、
閉じ込められてしまいます。
そうなったら、窓を割ってでも避難しましょう。
豪雨災害は、いまや人事ではありません。
しっかりと、心得を覚えておいてくださいね!