先日、220兆円もの被害を出すという
南海トラフを震源とする地震の被害想定が発表されました。
とても大きな被害に驚いた方も多いと思います。
防災科学を専門とする、東北大学の今村文彦教授に
M9クラスの南海トラフを震源とする地震がおきると、
首都圏はどのような状態になるのか聞いてみました。
「簡単に言うと、海抜ゼロメートルは完全に浸水すると想定されます。
地下街や地下鉄などに居る場合は危険でしょう。
また、海抜5メートルくらいまでの場所も、
場所によっては水がくることを想定しておいてください。
しかし、都市部はビルなどは安全な場所になります。
コンクリートで出来た耐震性の高いビルは避難場所になるでしょう。
また、大きな揺れのときは、車で逃げようと思ってはいけません。
道路が渋滞し、避難したくてもうごけなくなります。」
東京都は大規模災害が起きたとき
帰宅困難者が街に溢れ、救助活動の妨げにならないようにするため
この4月に「帰宅困難者対策条例」を施行しました。
都内の企業で働いている人を中心に、
原則3日間、その場に留まるようにというものですが、
おおきな揺れが起きても、あわてず、パニックにならないように、
デスクやバッグにペットボトルやお菓子を入れておくなど、
個人的な備えをしておきたいですね。