三和シヤッター防災フロントライン。
この番組は、災害時のさまざまなシチュエーションを想定して
知っておくと役に立つ「ワンポイント情報」をお届けしています。
首都直下地震の被害想定では、517万人もの帰宅困難者が出ると想定されています。
帰宅困難者を減らすにはどのようにすればいいのか、
帰宅させないための企業が取り組みには、どのようなものがあるのでしょうか。
都市防災の専門家廣井悠さんにお話を伺いました。
「そもそも、なぜ急いで帰宅してはいけないかというと、
首都直下地震では多くの火災が発生するとされていて、
その火災などに巻き込まれないようにするため。
その火災などが落ち着くまで帰宅は控えましょうというのが大きな理由です。
企業も、従業員の安全を確保する為に、3日分くらいの備蓄を用意が必要です。」
また、職場にも滞留する場所を考えておく。
家具の固定や、ここだけは安全な場所としておく。
などのオフィスの防災対策も必要だということです。
企業の防災担当者は、是非ご参考になさってくださいね。