『マイカーで首都高速を走行中に、大地震に遭遇したら』

もしも、あなたがこんな時間に、こんな場所で大きな地震に遭遇したら・・・。
身を守るとっさの行動や、知っておくと安心なことをさまざまなシチュエーションを想定してお送りしている番組、それが「防災フロントライン」です!

今日のテーマは、
『マイカーで首都高速を走行中に、大地震に遭遇したら』

首都高速を走っている最中
突然、大地震があなたを襲ったら・・・・
地震の揺れによってハンドルは取られ、
タイヤも路面を滑ってしまい、
車は左右にぐらぐらと振り回されてしまうでしょう。
まるで、波にゆれる船のような状態
飲みかけのジュースやCDなど、車内に置いていたものははじき飛ばされ、
チャイルドシートに乗ったこどもさんも、
安全ベルトをきちっと締めていないと
体を投げ出されてしまうかも知れませんね。

車で首都高を走行中に地震に遭遇した場合、
まず最初に行って頂きたいことは、急ハンドルや急ブレーキをかけずに
ゆっくり左側に停車をしてください。

それは、首都高速は、災害発生時の緊急交通路として優先路線に位置づけられているから。
中央部は、救急車や消防車、パトカーなどの緊急交通車両のために使用したいということあるのです。

震度5強以上の大地震が発生すると、首都高の入り口は閉鎖され、
すぐに首都高速の安全パトロールカーが道路内を点検に回ります。
その間は車の中でラジオなどを聴きながら地震の状況を確認してくださいね。

万が一、道路に段差ができたり、火災が発生したなどの、大きな被害が出ている場合は警察やパトロール隊から避難指示が出されます。

首都高速内に車を止めて避難する場合は、
まずエンジンを切って、エンジンキーをつけたまま
窓を閉めて ドアをロックしないで車から離れましょう!

車から離れたら、最寄の非常口から高架下へ降りてください。
(非常口はおよそ1キロ間隔、トンネル内の場合はおよそ400メートル間隔で設置されています。)
非常口から出ると降りた場所の所在地番と、避難場所の案内が出口扉に表示してあります。
各自で避難しましょう!
日頃から、首都高速を運転の際は、非常口の看板などをチェックしておいてくださいね。

防災フロントラインでした!

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