『新たな防災気象情報』についてお伝えします。
今週28日から気象庁が発表する防災気象情報が大きくかわりました。
この情報がどの様に発表され、
私たちはどのような事に気を付ければよいのかをお伝えします。
まずなぜ変わるの?という所から説明しますと、
現在の気象情報は災害が起きるたびに新しく追加や修正が行われ、
とても分かりにくくなっていました。
例えば、土砂災害の危険を知らせる情報として
『土砂災害警戒情報』と『大雨警報』がありますが、
2つの名前を聞いてどちらが危険度が高いのか、
どういう行動をとればよいのかすぐわからないですよね?
そこで避難のタイミングなどを分かりやすくしよう!
という事で、大きく変更される事になりました。
大きなポイントは、
「大雨」「河川氾濫」「土砂災害」「高潮」の4つの災害について
レベルの数字と警報の名称を組み合わせて発表されます。
例えば大雨であれば、危険度が高い順に『レベル5大雨特別警報』
『レベル4大雨危険警報』『レベル3大雨警報』『レベル2大雨注意報』と発表されます。
レベル5は『特別警報』レベル4は『危険警報』
レベル3は『警報』というように単語も統一されます。
このレベルにはどんな意味があるのでしょうか。
一番上のレベル5は命の危険が迫っている、
または既に災害が発生している状況で外に出るのは危険な為、
自宅の2階や頑丈な建物などで身の安全を確保する必要があります。
熊本県球磨川が決壊した令和2年7月豪雨がこのレベル5にあたります。
レベル4は、災害発生の危険が非常に高い状態で
危険な場所にいる方は全員ここで安全な場所に避難する必要があります。
レベル3は、災害の発生が高まっている為
避難に時間がかかる人はここで避難をはじめましょう。
レベル2は災害への心構え、避難行動の確認をする事が求められます。
ここで非常に重要なポイントがあります。
上から2番目のレベル4が出たら危険な場所にいる方は
必ず安全な場所へ避難してもらいたいという事です。
先ほども、言いましたがレベル5は
既に災害が起きている可能性があり、
避難できる状況ではなくなっている可能性が高いです。
とにかく、このレベル4までに
必ず避難するということを意識して行動する事が非常に大切です。
その他、
「土砂災害」の発表について注意してもらいたい点があります。
土砂災害の情報の場合、レベル3土砂災害警報は、
レベル4土砂災害危険警報の発表が見込まれる場合にしかでません。
つまり、レベル3が出たら、
その後にレベル4がでると思って行動、準備する事が求められます。
また急激に状況が悪化した場合は、
レベル2からいきなりレベル4が出ることもあり得ます。
大雨や河川の情報の場合は、レベル3、レベル4の順番に発表される事が
ほとんどですが、土砂災害の情報についてはレベル3の発表がなく、
急にレベル4になることも十分ある為注意と心構えが必要です。
新たな防災気象情報に関しては、気象庁のHPに詳しく載っていて
子供向けのリーフレットなども掲載されています。
またTOKYOFMポッドキャスト報道チャンネルでは、
新しい防災気象情報について6つのチャプターに分けて
気象庁の担当者が分かりやすく解説してます。
今日盛り込めなかった情報も盛り込まれているので、
一度チェックしてみてください。
来月は、この防災気象情報についてカテゴリーごとに解説していきます。