今朝は、災害に備えて知ってほしい情報をお伝えします。
5月末から始まった、新たな防災気象情報。
「大雨」「河川氾濫」「土砂災害」「高潮」の4つの災害について、レベルの数字と警報の名称が組み合わされて
発表されるようになりました。
例えば大雨は、一番上の
- レベル5が「大雨特別警報」
- レベル4が「大雨危険警報」
- レベル3が「大雨警報」
- レベル2が「大雨注意報」
と発表されます。
それでは、「レベル1」はというと、「早期注意情報」というものです。
これはどういう情報なのでしょうか。気象庁 気象リスク対策課の山本太基さんはこう解説します。
(気象庁・山本さん)
「警戒レベル1の情報というのは、端的に言うと『5日先までの見通し情報』になります。具体的には、5日先までの警報級の現象が発生する可能性を『中』『高』の2段階で発表している情報になりまして、この『中』や『高』の情報が発表されているという状況が警戒レベル1にあたります。
この段階ではですね、まだあの、避難の必要というのはありません。今後の悪天に備えて、災害への心構えを高めていただければ、という情報になります」
最新の気象情報の確認や、ハザードマップの確認、避難場所や備蓄のチェックなど、災害への心構えと事前の備えなどを行いましょう、という情報なんですね。
もう一つが、今シーズンから運用が始まった「時系列情報」です。
この「時系列情報」というのは、明日、翌日までの3時間ごとの気象状況の見通しが、表形式で発表されます。
翌日までに避難が必要となるレベル3やレベル4が出るかどうかの可能性がわかるので、先の見通しを確認し、避難が必要になる可能性があるかどうか知っておくことで、いざというときにもスムーズに対応できるようになります。どちらも気象庁のホームページで確認できます。
最後に、リスナーに伝えたいこと、山本さんのお話です。
(気象庁・山本さん)
「一番上のレベル5の情報を待つことなくですね、レベル4の情報が出たら、危ない場所からすぐに避難。レベル3の情報で早めの避難を心がけていただく。こうしたことが何よりも重要です。
繰り返しますと、レベル5の情報というのは、災害がもうすでに発生しているような段階になりますので、もうこのレベル5を待つことなく、というところを何度も申し上げたい。レベル5の情報を待つことなく、レベル4の情報が出たら、しっかり避難していただくということが、本当に最も重要になりますので、皆さん心がけていただければと思います
TOKYO FM ポッドキャスト報道チャンネルでは、新たな防災気象情報について、気象庁の担当者がわかりやすく解説しています。また、気象庁のホームページにも詳しく載っていますので、理解できているか不安になった方は、一度チェックしてみることをお勧めします。