イベント情報

地域安全MAP教室 powerd by 東京海上日動×JFN×「だいじょうぶ」キャンペーン

最新の地域安全MAP教室レポート

2014/12/06 開催 京都府 京都市 立命館小学校

「地域安全MAP教室」レポート in 京都市 (2014/12/6 開催)

2014年度4回目の『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン』を、京都市にある立命館小学校で12月6日(土)に開催しました!

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2011年からスタートしたこのイベントは、これまで公立の小学校に通う子供たちが主な参加者でした。
私立の小学校での実施は今回が初めてとなります。
また京都市内は古い建物がたくさんありますし、学問の盛んなエリアですので、今回の地域安全MAP教室に参加してくれたのは会場としてお借りしました立命館小学校の3、4年生の児童の皆さんと、京都教育大学付属小学校の5年生、そして京都市内の小学校の皆さん、合計39名。さらに保護者やご家族の皆さん含めると総勢80名を超える、過去最大の参加者数となりました。

立命館小学校は京都市北区に位置します。小学校の周囲には壁の高い大きなお屋敷や、古い町家造りの建物を改装したカフェ、昔ながらの商店など様々な建物がありました。
大きい教室に様々な設備が充実していて、この学校で勉強をできる子供たちが羨ましく思えました。
どんなイベントになるのかとても楽しみです。

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この日の天気は曇り空、午前中には少しだけ風花のような雪も降りましたが、何とか屋外での活動も出来そうです。

午前中のプログラムでは地域安全MAP教室の指導者養成講座を東京海上日動火災保険京都支店の社員や地元の保険代理店の方を対象に実施します。

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この「地域安全MAP教室 指導者養成講座」は立正大学の小宮信夫教授が発案し、今、全国の小学校で取り入れられ始めている「地域安全MAP教室」を具体的に子どもたちに教えることのできる指導者の育成を目的としています。

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小宮教授の専門分野である犯罪心理学、犯罪機会論から見た日本の防犯対策はまだまだ定着しておらず、実際に犯罪被害者になりうる子どもたちに広く学んでもらうには正しい知識を持った大人たちが地域で活動することが大切です。
このイベントは子供達の直接の学びの場であると同時に、正しい知識を地域で広めていく大人たちを育成する場でもあります。
参加者の中には立命館小学校や立命館大学の卒業生もいるそうで、皆さん小宮先生から最新の犯罪機械論を学び、それを自分たちの後輩に教える為に真剣に取り組んでいました。

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小宮教授は犯罪社会学を専攻する傍ら、地域安全マップの考案者として全国で講演や指導を行っています。また防犯という視点から全国各地の自治体の環境設計や町づくりについてアドバイザーとして活躍されています。

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午前中の指導者養成講座では、地域安全マップの理論や海外で取り入れられている安心・安全な街づくりの基本、子どもたちがどうすれば危険を予測できるかについて学びます。

詳しい講義内容はこちらから

日本の場合、犯罪に関してのマネジメントは遅れている。
「リスク(これから起きる危険に対しての)マネジメント」でなくて「クライシス(起きてしまった犯罪に対しての)マネジメント」になっているのが現状。
例えば「防犯ブザーの鳴らし方」、「大声を出す練習」、「腕を掴まれたらどう振りほどくか?」すべて「事前に防ぐ」「未然に防ぐ」のではなく「犯罪に巻き込まれてからの対応」になっているが、特に女性や子供たちにとって有益とは言えない。
現在の日本での防犯についての常識を一度リセットして、あらためて役に立つ常識を学んで貰いたい。
小宮先生には色々なお話をして頂きましたが、特に上記の内容が印象に残りました。

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講義の後は、立命館小学校周辺のフィールドワークへ出発です。
今回は指導者養成講座を受講した方が5つのグループに別れて、小宮先生や地域安全マップ協会のスタッフと一緒に立命館小学校周辺を歩きました。

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立命館小学校の周辺は古くからの家並みと最近立ったようなお屋敷など住宅が多いエリアです。京都市内のメイン道路と言える烏丸通や北大路通から一歩中に入ると狭い道が縦横に組み合わされています。

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午後には地元保険代理店や東京海上日動火災保険京都支店の皆さんが指導者として児童に教える立場になります。
インスタントカメラで写真を撮るべき場所の確認、どのような言葉で子どもたちに説明するのか、メモを取り、仲間同士で確認しながらの有意義なフィールドワークとなりました。

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フィールドワークから戻ってきて更に質疑応答、そして受講終了証を小宮教授から直接受け取って午前中のプログラムは終了となります。

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お昼を過ぎて、イベントに参加する子どもたちも集まってきました。
立命館小学校は午前中も授業があり(私立なので土曜日も授業があるのですね)、皆さんお揃いの制服姿です。

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京都教育大付属小学校や近隣の小学校に通う子どもたちも予定通りの時間に集合。
みんな元気です。

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そしてお昼1時から「地域安全MAP教室」が始まりました。

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今回はe-radio FM滋賀のパーソナリティ、井上麻子さんがイベントの司会をつとめました。

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東京海上日動の代理店・京都支店の皆さんもご挨拶。

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そしていよいよ小宮教授による講座が始まります。

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「服装や顔など外見を見ただけでは怪しい人、危険な人を見つける事は難しいよね。でもね、危険な場所、犯罪がおきやすい場所や景色は今日の勉強で見分ける事はできるよ。 これから一緒に勉強して行こう。」と講義を繋げて行きます。
小宮教授は、ホワイトボードに色々な絵を描きながら、「入りやすい」「見えにくい」場所をクイズ形式で解説していきます。
子どもたちはクイズが大好き。しかも二者択一方式ですから選択肢の意味合いをシンプルに考えて答えを出していきます。
小宮教授は子どもたちに対して間違っても良いから、積極的に手を挙げるようなムードをとても上手に作っていきます。
そして、なぜその選択をしたのか、理由も必ず子どもたちにマイクを向けて聞いていきます。

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約50分の講義の中で「入りやすくて見えにくい場所」=「危ない場所」という事がしっかりと子どもたちの中に知識として吸収されました。

この知識を実際に体験するフィールドワークにいよいよ出発です。

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午前中に指導者養成講座を受講した保険代理店の方と東京海上日動火災の社員が指導者となり、年齢の近いグループで5つの班に分かれて、各班違うルートを回ります。学校周辺の「入りやすい」「見えにくい」危険な場所を探して地図に印を付け、インスタントカメラで写真を撮影。

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子どもたちに「なぜここが危険な場所なのか」を自発的に考えてもらいます。
小学校裏手の路地の突き当たり、人気の少ない駐車場、高い塀に囲まれた細い道など、今、彼らが見ている景色はどのような意味を持っているのか?

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指導者が午前中のフィールドワークで気づいた事を、午後の小宮先生の授業を参考にしながら子どもたちに理解できる内容に落とし込んで伝えていきます。

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大人にとっては高さを感じない民家の塀も、子供の背丈だと完全に「見えにくい」壁です。
小宮先生から指導役の皆さんに事前に強く言われていたのは「死角という言葉は使わないで下さい。」という事。
<死角>は大人には一言で説明が済んでしまう便利な言葉ですが、子供には理解されにくいので、ぜひ別の言い方で説明して下さい。とのアドバイスがありました。
熱心な子どもたちからの質問に答えているうちに思わずこの言葉を使ってしまい、仲間の指導者に指摘されて苦笑いをする方も・・・。

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フィールドワークに付き添っていたお父さんやママさんたちに、積極的に指導者に質問をして、熱心に地図とにらめっこをする我が子の姿にビックリ。
全国各地で起きている子どもたちが被害者となった犯罪の例なども会話しながら自分達の住む地元エリアだけでなく、どこでも応用できる「危険な景色の見分け方」を学んで頂きました。

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フィールドワークから戻ってきた子どもたちは、早速MAPづくりに取り組みます。
大きな白地図にインスタントカメラで撮影した写真を貼り付け、なぜその場所が危ないのかを一所懸命に考えて書き込んで行きます。

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指導者の皆さんはフィールドワークで撮影した写真の場所が「入りやすい」のか「入りにくい」のか、「見えやすい」のか「見えにくいのか」、このキーワードを繰り返し質問します。

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子どもたちの元気な声とそれにこたえる指導者の皆さんの声が教室一杯に響いています。
FM滋賀の特別番組の為の収録も並行して行われました。

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そして立命館小学校周辺エリアの地域安全マップが完成しました!

最後に小宮教授から過去に小宮教授が出演したテレビ番組などを編集した映像で「入りやすい」「見えにくい」というキーワードの再確認を行いました。
目の前の優しそうなオジサンが人気テレビ番組に出演していた事に子供も大人もビックリですが、改めて今日、学んだ内容を強く記憶する事が出来ました。

『LOVING HOME 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × 「だいじょうぶ」キャンペーン』
今回のイベントは参加してくれた子どもたちもパパママも楽しく学べた大成功の教室になりました。
3連休の初日にも関わらず、熱心に取り組んでくれた児童の皆さん、保護者の皆さま、先生がた、ありがとうございました!
今回学んだ事を実際に毎日の生活に役立て、お友達にも広めて頂けると幸いです。

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~~~~今回参加頂いた東京海上日動の代理店の皆様~~~~
株式会社クレオヒューマンの皆さん
株式会社東海日動パートナーズかんさい 京都支店の皆さん

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