イベント情報

地域安全MAP教室 powerd by 東京海上日動×JFN×「だいじょうぶ」キャンペーン

最新の地域安全MAP教室レポート

2015/10/31 開催 東京都 八王子市 第三小学校

「地域安全MAP教室」レポート in 八王子市  (2015/10/31 開催)

 

2015年度1回目のChallenge Stories 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動

 × JFN × だいじょうぶキャンペーン』を、東京都八王子市にある八王子市立第三小学校で1031日(土)に開催しました!

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この日は近年全国的に大人気のハロウィン当日でしたが、第三小学校の児童23名と保護者やご家族の皆さま総勢47名に参加頂きました。

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JR中央線八王子駅の南口から徒歩圏内に立地する第三小学校。


駅の北側はファッションビルや各種ショップ、飲食店や遊興施設がたくさんある繁華街で、駅の南側には住宅地が広がっています。


ひとつの駅の線路を隔てた南北でこんなにも景色が異なるのはユニークに感じました。


また八王子市は周囲が山に囲まれた盆地という事も有り


「夏はより暑く、冬はより寒く、寒暖の差が激しいですよ。」と今回のイベントの窓口となって頂いた第三小学校の原PTA会長に教えて頂きました。


我々スタッフがイベントの準備を始めた時の空模様は曇り、少し肌寒く時折パラパラと雨が落ちてきました。

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午前中のプログラムでは「地域安全マップ指導者養成講座」を東京海上日動火災保険の八王子支社と西東京支店業務グループの社員、そして地元の保険代理店の方が受講します。55


この「地域安全マップ指導者養成講座」は立正大学の小宮信夫教授が考案した「地域安全マップ」の取り組み方法を、子どもたちに教えることのできる指導者の育成を目的としています。

 

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犯罪心理学、犯罪機会論を専門とされる小宮教授によると、「日本の防犯対策は世界的に見て遅れている」とのこと。

犯罪の被害者になる可能性の高い子どもたちを守るためには、正しい知識を持った大人たちが地域で活動することが大切です。


学校単位だけでなく、地元地域の様々な団体あるいは個人レベルでも、この知識を子どもたちや女性などが習得できる機会を増やすために…。


このイベントは子供達の直接の学びの場であると同時に、正しい知識を地域で広めていく大人たちを育成する場でもあります。


参加されている保険代理店の方の中にはここ第三小学校の卒業生もいました。

 

皆さん小宮教授から最新の犯罪機会論を学び、その学びを周囲の人々に広げていくために真剣に取り組んでいました。

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小宮教授は地域安全マップの考案者として全国で講演や指導を行っています。また防犯という視点から全国各地の自治体の環境設計や町づくりについてアドバイザーとして活躍されています。

午前中の指導者養成講座では、地域安全マップの理論や海外で取り入れられている安心・安全な街づくりの基本、子供たちがどうすれば危険を予測できるかについて学びます。59

今年の4月からTOKYO FMをはじめとする全国38JFN各局で放送している番組のタイトルが「東京海上日動Challenge Stories 〜人生は、挑戦であふれている〜」に変わり、番組の内容も一新しました。

この番組に合わせて「地域安全MAP教室」のイベントのぼりやスタッフジャンパーも新調。小宮教授はすぐに気づいていただき、あたらしいノボリのデザインを気に入って下さった様子です。

「チャレンジ、挑戦、いい言葉ですよね。挑戦しないから、自分の視界が広がらない、失敗を恐れずに行動してほしいのです」

というお話から授業は始まりました。


詳しい講義内容はこちらから(2011/10/8開催 千葉県松戸市イベントページへ)


「日本は犯罪というリスクに対してのマネジメントが遅れている。

これは、もともとの日本人が真面目で順法意識の高い気質を持ち合わせて来た、という事と

関係があるように思う。

例えば外国に行くと落とした財布や携帯電話が戻って来るような事はあまりないけれど、

日本では親切な人が交番に届けてくれる。

それはとても良い事だけれど、犯罪者の立場から考えると犯罪を起こしやすい、甘い環境とイコールである。

身を守る事を考えるだけでなく、そもそも犯罪を起こさせないためには、被害者にならないためには何をするべきなのか?もっともっと考えなくてはいけない。」

小宮教授には色々なお話をして頂きましたが、特に上記の内容が印象に残りました。

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講義の後は、第三小学校周辺のフィールドワークへ出発です。

今回は5つのグループに別れて

小宮教授や地域安全マップ協会の方と一緒に第三小学校周辺を歩きました。

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第三小学校の周辺は大きく広がる住宅地とJR中央線沿いに続く工事現場や工場などがあります。土地の高低差はそれほどなく、交通量が全体的に多いのが特徴です。6263

午後には地元保険代理店や東京海上日動火災保険の社員の皆さんが指導者として児童に教える立場になります。

午後の「地域安全MAP教室」に備え、ポイントとなる場所の確認、どのような言葉で子どもたちの興味をそそり、分かりやすく説明するのかということについてメモを取り、仲間同士で知恵を出し合いながらの有意義なフィールドワークを行いました。

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フィールドワークの後は小宮教授への質疑応答、そして、小宮教授から直接受講修了証を授与いただき、午前中のプログラムは終了となります。

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お昼を過ぎて、イベントに参加する第三小学校の児童と保護者の皆さまが集まってきました。

お天気も何とか小康状態。子どもたちとのフィールドワークも出来そうです。

そしてお昼1時から「地域安全MAP教室」が始まりました。

今回はTOKYO FMの週末ゾーンのナビゲーター渡名喜織江さんが司会を務めました。71

今回のイベントから新しく作成した白いジャンパーを着た地元の保険代理店の皆さんと、東京海上日動火災保険の社員の皆さんが、子どもたちと元気に挨拶。

ここ第三小学校を30年くらい前に卒業したOBの保険代理店さんもいるので、早速打ち解けた雰囲気です。

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まず、小宮教授による講義です。

子どもたちの緊張をほぐして、授業に集中する導入部として、今年度の授業からは

動画素材とパワーポイントを駆使しての、より視覚的にインパクトのある内容に

変更されました。

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「服装や顔など外見を見ただけでは怪しい人、危険な人を見つける事は難しいよね。」

「みんなが誘拐されたり、暴力を振るわれたりする犯罪は『だまされる』ことから始まるんだよ。」

「みんなは人の外見や優しそうな言葉にだまされるから、ついていっちゃうんだよね。」

「でもね、景色は人じゃないから だまさない。」

「危険な場所、犯罪が起きやすそうな場所や景色を今日の勉強で見分けられるようになろうね。」と講義を繋げて行きます。

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小宮教授は、スライド素材のイラストで、「入りやすい」「見えにくい」場所をクイズ形式で解説していきます。

子どもたちはクイズが大好き。しかも二者択一方式ですから選択肢の意味合いをシンプルに考えて答えを出していきます。

小宮教授は子どもたちに対して間違っても良いから、積極的に手を挙げるようなムードをとても上手に作っていきます。

『みんな、チャレンジだよ!』と声を掛けながら。

午前中の大人よりも午後の子どもたちの講座の方が、積極的に手が上がります。75

そして、なぜその選択をしたのか、理由も必ず子どもたちにマイクを向けて聞いていきます。

約50分の講義の中で「入りやすい」「見えにくい」場所=「危ない場所」という事が

しっかりと子どもたちの中に知識として吸収されました。

 

この知識を実際に体験するフィールドワークにいよいよ出発です。

午前中に指導者養成講座を受講した保険代理店の方と東京海上日動火災保険の社員が指導者となり、子供たちは年齢の近いグループで5つの班に分かれて、各班違うルートを回ります。767778

「入りやすい」「見えにくい」というキーワードに照らし合わせて、学校周辺の危険な場所と安全な場所を確認して回り、手持ちの地図に印を付け、インスタントカメラで写真を撮影。

指導をする大人は、ある地点に立ち止まると

「ここから周りを見てごらん」

「何か気が付いた事はないかな?」と問いかけます。

 

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その問いに対して、子どもたちは

「なんだか暗い」とか「ゴミが散らかっている」、「落書きがあるよ!」などと

その場で発見した事をどんどんと答えていきます。

それを受けて指導者は子どもたちに、この場所、この景色は

「入りやすいのか? 入りにくいのか?」              

「見えやすいのか? 見えにくいのか?」という方向での判断が出来るように

焦らずに対話を続けながら、子どもたちの考えをまとめていきます。818283

 

普段何気なく通っている通学路や友達と遊ぶ公園などが、「入りやすい」「見えにくい」という2つのキーワードに照らし合わせて改めて見回すと、子どもたちには違った風景に見えてきているようです。

グループみんなで色々な発見を話し合う姿は、とても楽しそうに見えました。8485

フィールドワークに付き添う保護者の皆さんも、子どもたちの様子を見ながら、先ほどの授業を話題にしています。

全国各地で起きている子どもたちが被害者となった犯罪の例なども会話しながら

自分達の住む地元エリアだけでなく、どこでも応用できる「危険な景色の見分け方」を学んで頂きました。

また後日TOKYO FMで当イベントの特別番組を放送するために、フィールドワーク中の子どもたちや保護者の皆さまの声も収録させて頂きました。

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フィールドワークから戻ってきた子どもたちは、早速マップづくりに取り組みます。

大きな白地図にインスタントカメラで撮影した写真を貼り付け、なぜその場所が危ないのか、なぜ安全なのかを一生懸命に考えて書き込んで行きます。

 

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指導者の皆さんはフィールドワークで撮影した写真の場所が「入りやすい」のか「入りにくい」のか、「見えやすい」のか「見えにくいのか」、このキーワードを繰り返し質問します。

指導者の皆さんと子どもたちの元気な声が教室一杯に響いています。899091

そして八王子市立第三小学校周辺エリアの地域安全マップが完成しました!9293949596

最後に小宮教授から今日の授業のまとめとして「入りやすい」「見えにくい」というキーワードの再確認を行いました。


いま、自分のいる場所が「入りやすくて、見えにくい場所」ならどうするのか?

周囲に注意を払いながら、なるべく早くその場所を離れる事。

この事をコミカルに実演しながら改めて子供たちに伝えました。97

 

Challenge Stories 地域安全MAP教室 powered by 東京海上日動 × JFN × だいじょうぶキャンペーン』

熱心に取り組んでくれた児童の皆さん、保護者の皆さま、先生方、ありがとうございました!

今回学んだ事を実際に毎日の生活に役立て、お友達にも広めて頂けると幸いです。


~~~~今回参加頂いた東京海上日動火災保険の代理店の皆様~~~~



・株式会社ティエムネットワーク http://www.s-tmn.co.jp/


・安心いちばん株式会社 http://www.anshin1.co.jp


・株式会社花枝保険事務所 http://www.hanaeda.jp/ 


・有限会社ライフアシスト社 http://www.tmn-agent.com/lifeassist/98