TUBEの前田さんが語る新曲と大黒摩季さんとの関係(2018/08/18 放送)
今週はTUBEのヴォーカル、前田亘輝さんをお迎えしました。
先月7月25日に2年ぶり61枚目のシングル「夏が来る!」をリリースしたTUBE。1985年のデビュー以来ずっと”夏といえばチューブ”のイメージですが…。
「でも、33年しか経ってなくてですね、61枚目出してるということはけっこう秋冬、抵抗して挑戦してたわけですよ。アルバムを(1年に)2枚出して春先は30本、秋冬は70本(ツアーに)行ってたりしたんですよ。夏じゃない俺たちは!と。バンドなんだ!音楽なんだ!って挑戦し続けて、やめるんです、パタッと(笑)」
今回も作詞を担当した前田さんは、ニューシングル「夏が来る!」についてこう話してくれました。
「もうちょっと過ごしやすかった夏を思い出して。例えば、蝉の声を聞きながらみんなで公園で遊んだりとか、今はもう遊んじゃ駄目だっていう…」「川なんか入ると冷たいからすぐ寒くなってまた日差しで温まって…みたいな。今は川の水もぬるいですもんね」
「これホントは『夏だから』っていうタイトルだったんだけど、『夏が来る!』で仮で出しておいたら間に合わなくなっちゃってですね(笑)。それで(『夏が来る』というヒット曲がある)大黒摩季さんに電話して、『ちょっとこういうことになって変更できないんだけどいいかな?』って言ったら、『どうぞどうぞ。おかまいなく』みたいなね」
ちなみに、大黒摩季さんはソロデビュー前にTUBEのコーラスを担当するなど、昔から縁が深いそうです。
そして、8月25日には恒例となっている横浜スタジアムでのライブ『TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2018 夏が来た!~YOKOHAMA STADIUM 30Times~』を開催。前田さんはライブについてこんなことをおっしゃっていました。
「あの瞬間は凄いですね。やっぱりあのバーンッと幕が開いた瞬間の…興奮状態っていうのは。自分たちの時間が来た、この3時間は自分たちの時間だ!っていう」
「(お客さんがみんな)いろんな思いを持ってくるわけですからね。だから常に負けられないっていう。リハを積み重ねて、こうしてやろう、ああしてやろうって。この曲(夏が来る!)の中で、笑顔で手を振るシーンがあるんですけど、ここはもう満心の笑顔。もうイヤなことは全部忘れて笑ってちょうだい!っていうところがあって」「ほんの3時間でも忘れてもらえたらなって思いますね」
横浜スタジアムでのライブは今回が30回目ですが、始めた当時はこれほど回数を重ねることになるとはさすがに予想していなかったそうです。
「5周年になった時に『10周年は迎えたいよね』ってみんなで思って。それの繰り返しですよ。最初のツアーも無謀だって言われたんですけど、自分たちで運転していくから、楽器も自分たちで運んでいくからとにかく北海道から九州まで行ってみたいって。ミュージシャンの夢じゃないですか。まぁガラガラでしたけどね。それがこう、次行った時は少し増やしたいとかね」
また、神奈川県出身の前田さんにとって横浜スタジアムでのライブには特別な思いがあるようです。
「高校生の時に立てなかった夢をリベンジしたっていうか。野球で言ったら、甲子園には行けなかったけど、プロ選手にはなれた、みたいな。そんな感じの達成感が…ほら立てたじゃないか!っていうのがありましたよね」
そして、デビュー33年を迎えた今も若いファンが増えているというTUBE。5月から7月に行った全国ツアーでも若いお客さんの姿を見かけたとか。
「今うちは3世代に入ってまして。今回も北海道から沖縄まで行ったんですけど、学生服の子とかいるから。普通にはありえないじゃないですか。50過ぎたおっさんのバンドに高校生がガーッと並んでキャーキャー言ってんですよ。それって親の影響しかないでしょう」「常に僕は下(の世代)を見ようとしてますけど…」
先月7月25日に2年ぶり61枚目のシングル「夏が来る!」をリリースしたTUBE。1985年のデビュー以来ずっと”夏といえばチューブ”のイメージですが…。
「でも、33年しか経ってなくてですね、61枚目出してるということはけっこう秋冬、抵抗して挑戦してたわけですよ。アルバムを(1年に)2枚出して春先は30本、秋冬は70本(ツアーに)行ってたりしたんですよ。夏じゃない俺たちは!と。バンドなんだ!音楽なんだ!って挑戦し続けて、やめるんです、パタッと(笑)」
今回も作詞を担当した前田さんは、ニューシングル「夏が来る!」についてこう話してくれました。
「もうちょっと過ごしやすかった夏を思い出して。例えば、蝉の声を聞きながらみんなで公園で遊んだりとか、今はもう遊んじゃ駄目だっていう…」「川なんか入ると冷たいからすぐ寒くなってまた日差しで温まって…みたいな。今は川の水もぬるいですもんね」
「これホントは『夏だから』っていうタイトルだったんだけど、『夏が来る!』で仮で出しておいたら間に合わなくなっちゃってですね(笑)。それで(『夏が来る』というヒット曲がある)大黒摩季さんに電話して、『ちょっとこういうことになって変更できないんだけどいいかな?』って言ったら、『どうぞどうぞ。おかまいなく』みたいなね」
ちなみに、大黒摩季さんはソロデビュー前にTUBEのコーラスを担当するなど、昔から縁が深いそうです。
そして、8月25日には恒例となっている横浜スタジアムでのライブ『TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2018 夏が来た!~YOKOHAMA STADIUM 30Times~』を開催。前田さんはライブについてこんなことをおっしゃっていました。
「あの瞬間は凄いですね。やっぱりあのバーンッと幕が開いた瞬間の…興奮状態っていうのは。自分たちの時間が来た、この3時間は自分たちの時間だ!っていう」
「(お客さんがみんな)いろんな思いを持ってくるわけですからね。だから常に負けられないっていう。リハを積み重ねて、こうしてやろう、ああしてやろうって。この曲(夏が来る!)の中で、笑顔で手を振るシーンがあるんですけど、ここはもう満心の笑顔。もうイヤなことは全部忘れて笑ってちょうだい!っていうところがあって」「ほんの3時間でも忘れてもらえたらなって思いますね」
横浜スタジアムでのライブは今回が30回目ですが、始めた当時はこれほど回数を重ねることになるとはさすがに予想していなかったそうです。
「5周年になった時に『10周年は迎えたいよね』ってみんなで思って。それの繰り返しですよ。最初のツアーも無謀だって言われたんですけど、自分たちで運転していくから、楽器も自分たちで運んでいくからとにかく北海道から九州まで行ってみたいって。ミュージシャンの夢じゃないですか。まぁガラガラでしたけどね。それがこう、次行った時は少し増やしたいとかね」
また、神奈川県出身の前田さんにとって横浜スタジアムでのライブには特別な思いがあるようです。
「高校生の時に立てなかった夢をリベンジしたっていうか。野球で言ったら、甲子園には行けなかったけど、プロ選手にはなれた、みたいな。そんな感じの達成感が…ほら立てたじゃないか!っていうのがありましたよね」
そして、デビュー33年を迎えた今も若いファンが増えているというTUBE。5月から7月に行った全国ツアーでも若いお客さんの姿を見かけたとか。
「今うちは3世代に入ってまして。今回も北海道から沖縄まで行ったんですけど、学生服の子とかいるから。普通にはありえないじゃないですか。50過ぎたおっさんのバンドに高校生がガーッと並んでキャーキャー言ってんですよ。それって親の影響しかないでしょう」「常に僕は下(の世代)を見ようとしてますけど…」
前田さんはスポーツ選手との交流も多いそうで、こんなことを話してくれました。
「ボクシングの山中くん。年齢的にも今回大丈夫かなって。僕らは凄い心配してて、残念ながら負けちゃったんだけど。あのちょっと前に会ったんだけど、やっぱりスポーツってなんでもある時期にそこが来るわけですよね。そこから後の人生の方が長いので、みんなそっち側をしっかり行きてもらいたいなって」
「いつもそういう友達関係でいたいなって思うんだけど、その必死に光り輝くところがたまらないんですよ。その煌めきと…。けっこう最後の試合っていうのは観に行くんですけど、引退を覚悟してる試合ですから、そんな強いわけじゃない…もう涙ボロボロ出てくるかな」
また、前田さんはアスリートと音楽との関係についてこんなことをおっしゃっていました。
「みんなメチャメチャ音楽がパワーになってるって言うから。じゃあ音楽も満更じゃないねって。メチャメチャ大事ですよ。走る前とか。陸上なんかも」「逆に僕らはアスリートに…うわぁ、この人の歌書いてみたいなとか、想像しながら書くわけじゃないですか」
↓こちらが7月25日にリリースとなったニューシングル「夏が来る!」
来週も引き続き、TUBEの前田亘輝さんをお迎えします。お楽しみに!