May J.さんがブレイクするまでの挑戦を振り返る!(2019/07/06 放送)
先週に引き続き、今週もMay J.さんをお迎えしました。
2006年7月にR&B路線でメジャーデビューしたMay J.さんですが、当初はなかなか思うようにはいかなかったようで、いろいろな苦労があったそうです。
「当時はR&Bシンガーが活動できる場所っていうのが凄く限られていました。いわゆる深夜のクラブで歌うことがほとんどだったので…18才の、クラブに遊びに行ったことがない自分がいきなりクラブで歌うとなると、もうホントにわからないことだらけで。来ている人たちが何を求めているのかもわからないし、歌っても誰も歌を聞いてくれないんですよね。ホントにアウェイでしたね」
「経験しかなかったですね。場数を増やして、この人たちは何を求めて来てるんだ?っていうのを考えるようになってから変わっていきました。今日のライブの目標だったりとか、自分が求められているものはなんだ?っていうのを考えるようになって…」
「一度その場所を見に行って、その人たちの雰囲気を見て、今日はこの人たちは凄く盛り上がりたいんだなと思ったら、MCで『みなさん盛り上がる準備は出来てますか!』とか、みんなを煽るようにしたりしましたね」
実際にプロの歌手になってみると「自分が想像していた世界とは違った」というMay J.さん。想像と現実のギャップについてこう話してくれました。
「CDをリリースしたら自動的にみんなが聞いてくれると思ってたし、ライブもみんなが見てくれる、みんなが歌ってくれると…でも、真逆だったんですよね」
ただ、May J.さんはそれでも心が折れることはなかったとか。
「逆に悔しくて悔しくて…悔しいから、どうすればいいんだ?ってことしか考えなかったですね。この先輩はどういうこと言ってるんだろう?とか、いろんな人のライブを観て、こういうテクニックがあるんだ、とか。日々勉強でした」
「折れなかったです。折れるヒマというか、そんな選択がなかったですね」「(折れなかったのは)たぶん、それができるようになった自分を想像していたからだと思うんですよ。自分はきっとできるだろうって、自分を信じてあげていたんですよね。…まぁ、勘違い(笑)」
そして、May J.さんの辛い思いを受け止めてくれたのはお母様だったそうです。
「家に帰って『もうムリ。もう私ホントにムリ』って言ってる時に『何言ってるのよ。大丈夫よ』みたいな感じで言ってくれると、そのバランスがちょうど良かったですね」
そんなMay J.さんの転機になったのは、カラオケの採点を競うテレビ番組への出演でした。
「(結果が出るようになったのは)私が少しずつ大人になってからですね(笑)。ファーストアルバムを出して、やっぱり思ったような反響がなかったりとかして、自分がやっている音楽がもしかしたら求められているものじゃないかも知れない…と思い始めて、J-POPに移行していったんですね」
「それ(J-POPへの移行)もチャレンジでしたけど、やっぱりそれでも結果がなかなか出なくて。デビュー6年ぐらい経って。私は全然まだまだ挑戦する気持ちがあっても、もうレコード会社さんはそろそろ私のことを見捨てるんじゃないかな…って思ってしまうぐらいのところにいたんですけど、その時にカラオケの採点機能を使って競い合う番組のお話を頂いたんですね。それで変わりましたね」
「強いんじゃないんですよ。ただそれしか自分のやりたいことがなくて。歌以外のことが何にもできなかったからこそ、それにすがってましたね」
May J.さんは今年4月にカラオケの人気曲をカバーしたアルバム『平成ラブソングカバーズ supported by DAM』をリリース。藤谷美和子さんと大内義昭さんのヒット曲「愛が生まれた日」のカバーでは、あのデーモン閣下とデュエットしています。
「デーモンさんの凄いところは、レコーディングの時にあんなベテランの方なのにもの凄く細かいんですよ。録る時の歌のニュアンスとか。ピッチ(音程)はもちろんなんですけど、ピッチだけじゃなくて、気持ちがどう入ってるのか?っていうところにすっごくこだわっているのが、見習わなきゃいけないなと思いましたね」「マジメでした(笑)凄くマジメです」
「その場で一緒に作れるっていうのは一番いいですね」「デーモンさんがちょっとねぇ…同じ惑星にいる感じがしなくて(笑)地球じゃない場所にいる、異次元の恋愛をしているような気持ちになりました」
そして、8月からは全国ツアー『May J. Tour 2019 -New Creation-』をスタートさせるMay J.さん。8/3(土)の埼玉県・三郷市文化会館を皮切りに、群馬、神奈川、兵庫、滋賀、愛媛、高知、愛知、東京、新潟、大阪で全11公演が予定されていますが、「愛が生まれた日」は当日来てくれたお客さんとデュエットする予定だとか。
「デュエット。ステージで」「やる気のある方を…挙手制で。インタビューをしながら、どれぐらい練習したの?とか聞きながら…」「自分も参加できるコンサートって楽しくないですか?(笑)楽しみです」
また、May J.さんはコンサートの際に心がけていることについてこう話してくれました。
「毎回フレッシュな気持ちで行くことですね。昨日のライブが凄く最高だった時って、それと同じ気持ちで次の日もライブをすると全然良くなくなるんですよ。同じライブはできないんですよ。だから、その考え方がよくないんだなと思って。昨日のライブは昨日で最高だったから、今日はまた今日の新しいストーリーを…そういうふうに意識するようにしてますね」
最後に、May J.さんにとっての挑戦について伺うとこんな答えが返ってきました。
「自分の殻を破るものじゃないかなって思いますね。ある意味、挑戦って恐怖とか…言ってしまうと面倒くさいものでもあるじゃないですか。やりたいけど怖いし、いろいろとネガティブなものが自分の周りにあるんだけども、そこを自分から突破しにいこうっていう気持ちがあれば、何かが変わるんじゃないかなと思うんですよね。自分を信じて…そうですね」
「嬉しいことって毎日あるわけじゃないじゃないですか。上手くいくことが毎日じゃないし。でも、その日々の中で絶対に前に進んでるはずなんですよね。それがある日どこかで発揮できる時があったりとかして…そういう時に自信に繋がるんですよね」
番組では、そんなMay J.さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「May J.さんの色紙希望」と書いてご応募ください!
2006年7月にR&B路線でメジャーデビューしたMay J.さんですが、当初はなかなか思うようにはいかなかったようで、いろいろな苦労があったそうです。
「当時はR&Bシンガーが活動できる場所っていうのが凄く限られていました。いわゆる深夜のクラブで歌うことがほとんどだったので…18才の、クラブに遊びに行ったことがない自分がいきなりクラブで歌うとなると、もうホントにわからないことだらけで。来ている人たちが何を求めているのかもわからないし、歌っても誰も歌を聞いてくれないんですよね。ホントにアウェイでしたね」
「経験しかなかったですね。場数を増やして、この人たちは何を求めて来てるんだ?っていうのを考えるようになってから変わっていきました。今日のライブの目標だったりとか、自分が求められているものはなんだ?っていうのを考えるようになって…」
「一度その場所を見に行って、その人たちの雰囲気を見て、今日はこの人たちは凄く盛り上がりたいんだなと思ったら、MCで『みなさん盛り上がる準備は出来てますか!』とか、みんなを煽るようにしたりしましたね」
実際にプロの歌手になってみると「自分が想像していた世界とは違った」というMay J.さん。想像と現実のギャップについてこう話してくれました。
「CDをリリースしたら自動的にみんなが聞いてくれると思ってたし、ライブもみんなが見てくれる、みんなが歌ってくれると…でも、真逆だったんですよね」
ただ、May J.さんはそれでも心が折れることはなかったとか。
「逆に悔しくて悔しくて…悔しいから、どうすればいいんだ?ってことしか考えなかったですね。この先輩はどういうこと言ってるんだろう?とか、いろんな人のライブを観て、こういうテクニックがあるんだ、とか。日々勉強でした」
「折れなかったです。折れるヒマというか、そんな選択がなかったですね」「(折れなかったのは)たぶん、それができるようになった自分を想像していたからだと思うんですよ。自分はきっとできるだろうって、自分を信じてあげていたんですよね。…まぁ、勘違い(笑)」
そして、May J.さんの辛い思いを受け止めてくれたのはお母様だったそうです。
「家に帰って『もうムリ。もう私ホントにムリ』って言ってる時に『何言ってるのよ。大丈夫よ』みたいな感じで言ってくれると、そのバランスがちょうど良かったですね」
そんなMay J.さんの転機になったのは、カラオケの採点を競うテレビ番組への出演でした。
「(結果が出るようになったのは)私が少しずつ大人になってからですね(笑)。ファーストアルバムを出して、やっぱり思ったような反響がなかったりとかして、自分がやっている音楽がもしかしたら求められているものじゃないかも知れない…と思い始めて、J-POPに移行していったんですね」
「それ(J-POPへの移行)もチャレンジでしたけど、やっぱりそれでも結果がなかなか出なくて。デビュー6年ぐらい経って。私は全然まだまだ挑戦する気持ちがあっても、もうレコード会社さんはそろそろ私のことを見捨てるんじゃないかな…って思ってしまうぐらいのところにいたんですけど、その時にカラオケの採点機能を使って競い合う番組のお話を頂いたんですね。それで変わりましたね」
「強いんじゃないんですよ。ただそれしか自分のやりたいことがなくて。歌以外のことが何にもできなかったからこそ、それにすがってましたね」
May J.さんは今年4月にカラオケの人気曲をカバーしたアルバム『平成ラブソングカバーズ supported by DAM』をリリース。藤谷美和子さんと大内義昭さんのヒット曲「愛が生まれた日」のカバーでは、あのデーモン閣下とデュエットしています。
「デーモンさんの凄いところは、レコーディングの時にあんなベテランの方なのにもの凄く細かいんですよ。録る時の歌のニュアンスとか。ピッチ(音程)はもちろんなんですけど、ピッチだけじゃなくて、気持ちがどう入ってるのか?っていうところにすっごくこだわっているのが、見習わなきゃいけないなと思いましたね」「マジメでした(笑)凄くマジメです」
「その場で一緒に作れるっていうのは一番いいですね」「デーモンさんがちょっとねぇ…同じ惑星にいる感じがしなくて(笑)地球じゃない場所にいる、異次元の恋愛をしているような気持ちになりました」
そして、8月からは全国ツアー『May J. Tour 2019 -New Creation-』をスタートさせるMay J.さん。8/3(土)の埼玉県・三郷市文化会館を皮切りに、群馬、神奈川、兵庫、滋賀、愛媛、高知、愛知、東京、新潟、大阪で全11公演が予定されていますが、「愛が生まれた日」は当日来てくれたお客さんとデュエットする予定だとか。
「デュエット。ステージで」「やる気のある方を…挙手制で。インタビューをしながら、どれぐらい練習したの?とか聞きながら…」「自分も参加できるコンサートって楽しくないですか?(笑)楽しみです」
また、May J.さんはコンサートの際に心がけていることについてこう話してくれました。
「毎回フレッシュな気持ちで行くことですね。昨日のライブが凄く最高だった時って、それと同じ気持ちで次の日もライブをすると全然良くなくなるんですよ。同じライブはできないんですよ。だから、その考え方がよくないんだなと思って。昨日のライブは昨日で最高だったから、今日はまた今日の新しいストーリーを…そういうふうに意識するようにしてますね」
最後に、May J.さんにとっての挑戦について伺うとこんな答えが返ってきました。
「自分の殻を破るものじゃないかなって思いますね。ある意味、挑戦って恐怖とか…言ってしまうと面倒くさいものでもあるじゃないですか。やりたいけど怖いし、いろいろとネガティブなものが自分の周りにあるんだけども、そこを自分から突破しにいこうっていう気持ちがあれば、何かが変わるんじゃないかなと思うんですよね。自分を信じて…そうですね」
「嬉しいことって毎日あるわけじゃないじゃないですか。上手くいくことが毎日じゃないし。でも、その日々の中で絶対に前に進んでるはずなんですよね。それがある日どこかで発揮できる時があったりとかして…そういう時に自信に繋がるんですよね」
番組では、そんなMay J.さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「May J.さんの色紙希望」と書いてご応募ください!