デーモン閣下の新たな挑戦は24年前の自分とのコラボ(2019/12/21 放送)
先週に引き続き、今週もデーモン閣下をお迎えしました。
恵さんが司会を務める『ひるおび!』のコメンテーターとしてもおなじみの閣下。今年10月には、通算49枚目(聖飢魔IIを含む)のアルバム『うた髑髏(どくろ)劇団☆新感線劇中歌集』をリリースしました。
今作は、閣下と劇団☆新感線とのコラボレーションを1枚のアルバムにまとめたもの。音楽的な共通点があることもあって、閣下と劇団☆新感線は30年以上前から交流があったそうです。
「劇団☆新感線は、舞台の上で使う音楽がハードロック・ヘヴィメタルというので有名なんだけれども、昔からそのスタイルは変わっていなくて。当時はロック好きの劇団員が芝居をやっているという状態で…アマチュアの頃。で、聖飢魔IIがデビューする時も、こいつら面白そうだから観に行ってみよう!つって、劇団員何人かで観に来てくれたことがあった」
「その後、一緒に何かをやることはできないでしょうか?って新感線の方から言われたんだけれども、言った直後に、聖飢魔IIがけっこう売れちゃったからこれはちょっとなかなか実現しないかも、って向こうが思ってたみたい…なんだけれど、その後、吾輩がソロで芝居に出たりするのを見て、これはこのルートから脈があるかもしれない…ということで、また向こうの方からなんか一緒にやらない?って言ってきてくれたのがきっかけ」
そして、24年前の1995年に上演された『星の忍者』という演劇で、劇団☆新感線と閣下の初共演が実現。閣下はその『星の忍者』にフィーチャリングされて主演を務めました。
また、最近では『髑髏城の七人』シリーズに閣下が歌詞を提供していて、それが今回のアルバム『うた髑髏 劇団☆新感線劇中歌集』が生まれるきっかけになったとか。
「去年から今年にかけて10曲ぐらいの歌詞を吾輩が書いたので、随分たまってきたね、って話になって。1枚のアルバム作れるんじゃないの?っていうことで、そういうアルバム珍しいからやってみようかっていうので、24年前まで遡った吾輩と劇団☆新感線がコラボレーションしてきた劇中歌を1枚のアルバムにまとめたの」
劇団☆新感線の演劇で使われる楽曲は、音楽が先に作られ、それに歌詞を乗せるという流れで制作されるそうです。
「ある程度、演出家の、いのうえひでのり氏が頭の中で、この場面はこのぐらいのテンポの、こんな感じの曲…ということを作曲の岡崎さんに発注する。全部の曲が“曲先”(きょくせん)なのね」
「(メロディーに)詞を合わせるのはけっこう難しい。文字数が決まってるから。ここでこういうことを言いたいのにどうしても2文字多いんだよね…って。1文字は意外となんとかなんの。技術を使えるんで。音楽的にシンコペーションって言って、半拍前に1文字入れることによって、元々のメロディーは4文字なんだけど5文字…そういう歌ってあるじゃない?1番は4文字なのに2番は5文字。このアルバムの中にもありますよ」
今回のアルバム『うた髑髏 劇団☆新感線劇中歌集』では、閣下にとって新たなチャレンジがあったとか。
「今回面白かったのは、劇中歌って芝居の中でその雰囲気を盛り上げるから、コンサートと違って2番、3番とかほとんどないのよ。だいたい1コーラスやると次の芝居に繋がっていくんで。作った時は1番しかありませんでした、っていうのがけっこう今回のアルバムはあって。このアルバムを作るにあたって、音楽アルバムらしくしなきゃいけないから(新たに)2番以降を作った曲が半分以上よ」
「で、多くの曲は、せいぜい1年前から半年前の自分とのコラボレーションなんだけど、歌詞という点ではね。今回は24年前の曲の2番を作ったからね。これどんな場面だっけな?って(笑)。わざわざDVD取り寄せて24年前のを見たもん。前後どうなってんだ?って」
「24年前の方が面白かった。だから、どうしようと思ったかと言うと、24年前には我々が手にとって使っているものがまだなかった物の単語を入れようと思ったの。24年前の吾輩には絶対に書けない詞を書いてやろうって思って2番にした。面白いでしょ?」
また、歌詞と言えば、最近、閣下の作詞に対するスタンスに大きな変化があったそうです。
「今まで聖飢魔II時代も含めて、“愛”っていう単語を肯定的に使ったことはほぼなかったの。でも、劇中歌を作る時には、そのドラマのストーリー上、どうしたって人を愛したとか憎んだとかっていうのが出てきて、純粋に愛を歌わなければならない1番があるわけよ」
「自分で歌詞を書きながら、こんなに愛を肯定している歌詞を自分が書くことになろうとは…とか思いながら。でも、1回それを脱皮しちゃうと、2番でもどんどん使っちゃったりとか。昔の吾輩だったらこんなの2番じゃ絶対に使わないぞって思ってたかもしれないのに…」
「このアルバムですよ、愛をこんなに歌ってんの。ついでにもう1個言うと、“生きろ”って歌ってるからね、ハッハッハ(笑)。そんな曲が3つぐらいあるからね」
そして閣下はご自身にとっての挑戦について「まず己(おのれ)に挑むこと」だと語ってくれました。
「自分に打ち勝たないとたぶんどんな挑戦も成功しない。己の才能を信じるとか、己の今日までの経験を信じるとか、それにチャレンジしてまずそいつに打ち勝ってからでないと、他者とのチャレンジをすることは難しいんじゃないのかなと」
「例えば、ダイエットするとかって、もう己に挑むしかないじゃない。誰のためにやるわけでもないし、辛いダイエットというものはずぅっと己との戦いでしょ。誰にも手伝ってもらえない」
番組では、そんなデーモン閣下の挑戦に関するメッセージをニューシングル「NEO」のポスターに書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「デーモン閣下のポスター希望」と書いてご応募ください!
恵さんが司会を務める『ひるおび!』のコメンテーターとしてもおなじみの閣下。今年10月には、通算49枚目(聖飢魔IIを含む)のアルバム『うた髑髏(どくろ)劇団☆新感線劇中歌集』をリリースしました。
今作は、閣下と劇団☆新感線とのコラボレーションを1枚のアルバムにまとめたもの。音楽的な共通点があることもあって、閣下と劇団☆新感線は30年以上前から交流があったそうです。
「劇団☆新感線は、舞台の上で使う音楽がハードロック・ヘヴィメタルというので有名なんだけれども、昔からそのスタイルは変わっていなくて。当時はロック好きの劇団員が芝居をやっているという状態で…アマチュアの頃。で、聖飢魔IIがデビューする時も、こいつら面白そうだから観に行ってみよう!つって、劇団員何人かで観に来てくれたことがあった」
「その後、一緒に何かをやることはできないでしょうか?って新感線の方から言われたんだけれども、言った直後に、聖飢魔IIがけっこう売れちゃったからこれはちょっとなかなか実現しないかも、って向こうが思ってたみたい…なんだけれど、その後、吾輩がソロで芝居に出たりするのを見て、これはこのルートから脈があるかもしれない…ということで、また向こうの方からなんか一緒にやらない?って言ってきてくれたのがきっかけ」
そして、24年前の1995年に上演された『星の忍者』という演劇で、劇団☆新感線と閣下の初共演が実現。閣下はその『星の忍者』にフィーチャリングされて主演を務めました。
また、最近では『髑髏城の七人』シリーズに閣下が歌詞を提供していて、それが今回のアルバム『うた髑髏 劇団☆新感線劇中歌集』が生まれるきっかけになったとか。
「去年から今年にかけて10曲ぐらいの歌詞を吾輩が書いたので、随分たまってきたね、って話になって。1枚のアルバム作れるんじゃないの?っていうことで、そういうアルバム珍しいからやってみようかっていうので、24年前まで遡った吾輩と劇団☆新感線がコラボレーションしてきた劇中歌を1枚のアルバムにまとめたの」
劇団☆新感線の演劇で使われる楽曲は、音楽が先に作られ、それに歌詞を乗せるという流れで制作されるそうです。
「ある程度、演出家の、いのうえひでのり氏が頭の中で、この場面はこのぐらいのテンポの、こんな感じの曲…ということを作曲の岡崎さんに発注する。全部の曲が“曲先”(きょくせん)なのね」
「(メロディーに)詞を合わせるのはけっこう難しい。文字数が決まってるから。ここでこういうことを言いたいのにどうしても2文字多いんだよね…って。1文字は意外となんとかなんの。技術を使えるんで。音楽的にシンコペーションって言って、半拍前に1文字入れることによって、元々のメロディーは4文字なんだけど5文字…そういう歌ってあるじゃない?1番は4文字なのに2番は5文字。このアルバムの中にもありますよ」
今回のアルバム『うた髑髏 劇団☆新感線劇中歌集』では、閣下にとって新たなチャレンジがあったとか。
「今回面白かったのは、劇中歌って芝居の中でその雰囲気を盛り上げるから、コンサートと違って2番、3番とかほとんどないのよ。だいたい1コーラスやると次の芝居に繋がっていくんで。作った時は1番しかありませんでした、っていうのがけっこう今回のアルバムはあって。このアルバムを作るにあたって、音楽アルバムらしくしなきゃいけないから(新たに)2番以降を作った曲が半分以上よ」
「で、多くの曲は、せいぜい1年前から半年前の自分とのコラボレーションなんだけど、歌詞という点ではね。今回は24年前の曲の2番を作ったからね。これどんな場面だっけな?って(笑)。わざわざDVD取り寄せて24年前のを見たもん。前後どうなってんだ?って」
「24年前の方が面白かった。だから、どうしようと思ったかと言うと、24年前には我々が手にとって使っているものがまだなかった物の単語を入れようと思ったの。24年前の吾輩には絶対に書けない詞を書いてやろうって思って2番にした。面白いでしょ?」
また、歌詞と言えば、最近、閣下の作詞に対するスタンスに大きな変化があったそうです。
「今まで聖飢魔II時代も含めて、“愛”っていう単語を肯定的に使ったことはほぼなかったの。でも、劇中歌を作る時には、そのドラマのストーリー上、どうしたって人を愛したとか憎んだとかっていうのが出てきて、純粋に愛を歌わなければならない1番があるわけよ」
「自分で歌詞を書きながら、こんなに愛を肯定している歌詞を自分が書くことになろうとは…とか思いながら。でも、1回それを脱皮しちゃうと、2番でもどんどん使っちゃったりとか。昔の吾輩だったらこんなの2番じゃ絶対に使わないぞって思ってたかもしれないのに…」
「このアルバムですよ、愛をこんなに歌ってんの。ついでにもう1個言うと、“生きろ”って歌ってるからね、ハッハッハ(笑)。そんな曲が3つぐらいあるからね」
そして閣下はご自身にとっての挑戦について「まず己(おのれ)に挑むこと」だと語ってくれました。
「自分に打ち勝たないとたぶんどんな挑戦も成功しない。己の才能を信じるとか、己の今日までの経験を信じるとか、それにチャレンジしてまずそいつに打ち勝ってからでないと、他者とのチャレンジをすることは難しいんじゃないのかなと」
「例えば、ダイエットするとかって、もう己に挑むしかないじゃない。誰のためにやるわけでもないし、辛いダイエットというものはずぅっと己との戦いでしょ。誰にも手伝ってもらえない」
番組では、そんなデーモン閣下の挑戦に関するメッセージをニューシングル「NEO」のポスターに書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「デーモン閣下のポスター希望」と書いてご応募ください!