伊藤剛臣さんが明日開幕のラグビートップリーグを語る!(2020/01/11 放送)
今週は、元ラグビー日本代表の伊藤 剛臣(いとう・たけおみ)さんをお迎えしました。
現役引退から2年になるという伊藤さん。大きな盛り上がりを見せた昨年のワールドカップ日本大会についてこう話してくれました。
「想像を超えましたね。僕らの時代では、ラグビーのテレビ放送があったら視聴率が3%から5%ですよ。でも今回、最高視聴率が50%超えたんですよね。これ、夢じゃないですよね(笑)」
「僕も現場に行ってたんですけど、もう現場の盛り上がりは凄かったですよ。ワンプレー、ワンプレーにみんな反応してくれて、大きな声を出して、凄い盛り上がりで。ホントにラグビーを楽しんでくれて」
伊藤さんは、メディアでの解説やイベントなどで「僕は46才まで現役でラグビーをプレーしましたが、ラグビーのルール、全部わかってませんよ」と言っていたそうです。
「ラグビーってちょっとルールが難しい、敷居が高いと思われてるんですよ。でも、46才までやった僕でもラグビーのルールはわかりませんから、気楽に観てくださいと」
「ボールを前に投げちゃいけない、ボールを持って走る、パスする、パスは後ろにしか投げちゃいけない、キックする、集団で押し込む、逆のディフェンスはチームのために頭からアタックに対してタックルする…そのラグビーの攻防を楽しんでもらって、細かいルールはレフリーに任せましょう!ってことを言い続けましたね」
伊藤さんが今回のワールドカップで一番印象に残っている試合は、やはり日本代表が大金星を挙げたアイルランド戦だとか。
「横浜の臨港パークっていうところにファンゾーンがあってですね、僕はパブリックビューイングの解説に行かせてもらったんですけども。で、試合前は僕、負けると思ってますから(笑)。堀越(正己)さんも言ってたでしょ?アイルランドは世界ランキング2位ですからね。正直、勝てないと思ってたんですけども、勝っちゃいましたね」
「ラグビーって前後半40分ハーフじゃないですか。僕らも相当キツい練習をしましたよ。ただ後半の20分を過ぎると実力の差が出てくるんですよね。体格だったり、スキルだったり、経験だったり。それが顕著に現れるんですよ。後半20分までは僕らも頑張れたけどラスト20分でいつもやられていた。でも、2015年大会、そして今回の大会の日本代表は、後半20分からが強いんですよ」
そして、いよいよ明日1月12日からはジャパンラグビートップリーグが開幕。16チームによる総当たり戦で、5月9日までに全国30会場で全120試合が行われますが、16チーム中、11チームから日本代表選手が出ているとか。
「日本代表選手はもちろんですが、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、サモア…いろんな国の選手がトップリーグには集まりますから。南アフリカなんて7人ぐらい来ますからね。オールブラックス(ニュージーランド)も5人、ワラビーズ(オーストラリア)も3人。もうオールスターですよ。日本最高峰のラグビーのトップリーグに世界の選手たちが集まるんですね」
「日本のラグビーって世界のラグビーよりもスピーディーで展開が早いですね。その中で、南アフリカの選手やオールブラックスの選手やオーストラリアの選手、サモアの選手…世界中の選手たちがどういうプレーをするのか。それが楽しみですね」
現役引退から2年になるという伊藤さん。大きな盛り上がりを見せた昨年のワールドカップ日本大会についてこう話してくれました。
「想像を超えましたね。僕らの時代では、ラグビーのテレビ放送があったら視聴率が3%から5%ですよ。でも今回、最高視聴率が50%超えたんですよね。これ、夢じゃないですよね(笑)」
「僕も現場に行ってたんですけど、もう現場の盛り上がりは凄かったですよ。ワンプレー、ワンプレーにみんな反応してくれて、大きな声を出して、凄い盛り上がりで。ホントにラグビーを楽しんでくれて」
伊藤さんは、メディアでの解説やイベントなどで「僕は46才まで現役でラグビーをプレーしましたが、ラグビーのルール、全部わかってませんよ」と言っていたそうです。
「ラグビーってちょっとルールが難しい、敷居が高いと思われてるんですよ。でも、46才までやった僕でもラグビーのルールはわかりませんから、気楽に観てくださいと」
「ボールを前に投げちゃいけない、ボールを持って走る、パスする、パスは後ろにしか投げちゃいけない、キックする、集団で押し込む、逆のディフェンスはチームのために頭からアタックに対してタックルする…そのラグビーの攻防を楽しんでもらって、細かいルールはレフリーに任せましょう!ってことを言い続けましたね」
伊藤さんが今回のワールドカップで一番印象に残っている試合は、やはり日本代表が大金星を挙げたアイルランド戦だとか。
「横浜の臨港パークっていうところにファンゾーンがあってですね、僕はパブリックビューイングの解説に行かせてもらったんですけども。で、試合前は僕、負けると思ってますから(笑)。堀越(正己)さんも言ってたでしょ?アイルランドは世界ランキング2位ですからね。正直、勝てないと思ってたんですけども、勝っちゃいましたね」
「ラグビーって前後半40分ハーフじゃないですか。僕らも相当キツい練習をしましたよ。ただ後半の20分を過ぎると実力の差が出てくるんですよね。体格だったり、スキルだったり、経験だったり。それが顕著に現れるんですよ。後半20分までは僕らも頑張れたけどラスト20分でいつもやられていた。でも、2015年大会、そして今回の大会の日本代表は、後半20分からが強いんですよ」
そして、いよいよ明日1月12日からはジャパンラグビートップリーグが開幕。16チームによる総当たり戦で、5月9日までに全国30会場で全120試合が行われますが、16チーム中、11チームから日本代表選手が出ているとか。
「日本代表選手はもちろんですが、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、サモア…いろんな国の選手がトップリーグには集まりますから。南アフリカなんて7人ぐらい来ますからね。オールブラックス(ニュージーランド)も5人、ワラビーズ(オーストラリア)も3人。もうオールスターですよ。日本最高峰のラグビーのトップリーグに世界の選手たちが集まるんですね」
「日本のラグビーって世界のラグビーよりもスピーディーで展開が早いですね。その中で、南アフリカの選手やオールブラックスの選手やオーストラリアの選手、サモアの選手…世界中の選手たちがどういうプレーをするのか。それが楽しみですね」
そんなトップリーグの中でも伊藤さんが特に注目しているのは、ご自身がプレーしていた神戸製鋼だとか。
「やっぱり神戸製鋼になっちゃいますよね。ダウンタウン松本さんに似ている中島イシレリ選手。フルバックの山中選手とかもいますけども、世界的スーパースター、オールブラックスを2回優勝させたダン・カーター選手が去年入ってですね。チームがホントに生まれ変わって、15年ぶりの日本一を奪還したんですけども、世界一のスタンドオフと言われるダン・カーター選手が今年もいますから」
そして、伊藤さんは今年のトップリームの注目選手をさらに挙げてくれました。
「NTTコムに南アフリカ代表のマルコム・マークス選手っているんですよ。南アフリカの2番ですね。彼はもう怪物です」「セットプレーが安定するし、攻守でも前に出て、チームに勢いを与えると思いますよ」
「あと、怪物がもう1人。南アフリカのNO.8(ナンバーエイト)、フェルミューレン選手ですね。彼はクボタにいます。アタックもディフェンスもガンガン前に出てくると思いますよ」
「で、トヨタ自動車には姫野がいますけども、同じポジションにオールブラックスのキャプテンNO.8のキアラン・リード選手が来ます。彼は2回ワールドカップで優勝しているNO.8ですね」
「姫野選手が6番になるかもしれないですし、6番、7番、8番とかは第3列なんで、その辺はどういうふうにチームが彼らを使うかはわからないですけども」
また、今シーズンの優勝争いについて伺うと、こんな答えが返ってきました。
「神戸製鋼とパナソニック…パナソニックも“笑わない男”稲垣選手や堀江選手。で、ウイングの福岡選手もパナソニックですから」
「トヨタ自動車。あと、サントリーさんも…松島選手、流(ながれ)選手がいる。あと、キャノンも、スクラムハーフの田中選手、そして日本の司令塔・田村選手。9番10番、コンビで戦いますから…ちょっと目が離せないですね、このトップリーグ」「そしてヤマハの五郎丸選手もいます!」「どこが優勝してもおかしくないですね」
来週も引き続き、伊藤 剛臣さんをお迎えします!