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暮らしに役立つ情報や気になるトピックを深掘りしていく番組「青木源太・足立梨花 Sunday Collection」。
番組パーソナリティの青木源太と足立梨花が、毎回、専門家をゲストに招きトークを繰り広げ、
印象に残った“推し”をコレクションしていきます。

青木源太・足立梨花 Sunday Collection

暮らしに役立つ情報や気になるトピックを深掘りしていく番組「青木源太・足立梨花 Sunday Collection」。番組パーソナリティの青木源太と足立梨花が、毎回、専門家をゲストに招きトークを繰り広げ、印象に残った“推し”をコレクションしていきます。

2024.03.03

広がる、使える!マイナンバーカード



オンライン上で、本人確認ができるマイナンバーカードがますます便利に、さらに活用できる幅が広がりました。これにより、各種手続きがスムーズに!
今回は、「広がる、使える! マイナンバーカード」というテーマで深掘りしました。

(足立)
マイナンバーと言えば、昨年、いろいろありましたよね。

(青木)
マイナンバーが別のかたの健康保険証の情報などにひも付けられていたという「ひも付けの誤り」が複数、見付かったんですよね。

(足立)
その件は、その後どうなったんですか?

(青木)
実は、マイナンバー情報の総点検が行われ、再発防止対策も立てられているので、今日はその辺りから伺っていきましょう。デジタル庁国民向けサービスグループ参事官の上仮屋尚さんです。

(足立)
上仮屋さん、マイナンバー情報の総点検が行われたということですが。

(上仮屋)
はい。点検の対象件数は約8,000万件でした。そのうち総点検で判明したひも付け誤りは約8,000件、点検対象全体の0.01パーセントでした。こちらは全て、データの修正を行っています。

(足立)
原因は何だったんですか?

(上仮屋)
ひも付け誤りの原因は、いずれもヒューマンエラー、人によるマイナンバーの入力間違いや、パソコンの操作ミス、登録情報の確認ミスなどから発生したものでした。

(青木)
漢字も含めて氏名も生年月日も全く同じかたがいて、住所まで確認しなかったために、誤ってひも付けられてしまったケースもあったんですよね。

(上仮屋)
おっしゃるとおりです。そのため今後、このようなひも付け誤りが発生しないように、マイナンバーの登録事務についてのガイドラインなどを策定しました。例えば、新たに各制度の申請をする場合は、必ず本人からマイナンバーを提出していただくことを原則としています。それとともに、役所側は「そのマイナンバーが本人のもので間違いないかを確認すること」、また、「役所でマイナンバー照会を行う際は、氏名、生年月日、性別、住所の4情報で行うこと」など、しっかりとルールを設けました。

(青木)
ヒューマンエラーはルールを徹底しても起こり得るものですよね。

(足立)
確かに、どんなことでも、人が行う以上、「絶対」はあり得ないですよね。

(青木)
今後は、ガイドラインにのっとり細心の注意を払って処理をすることで、ひも付け誤りが起こらないことを期待したいですね。では、ここからは、「広がる、使える! マイナンバーカード」ということで、バラエティに富んだマイナンバーカードの利用方法を深掘りしていきましょう。

(足立)
マイナンバーカードは、この番組で数回取り上げたことがあるので、基本的なことは知っていますよね。

(青木)
リスナーもご存じだと思いますが、念のためにご説明しておくと、マイナンバーカードは表面に顔写真、裏面に12桁のマイナンバーが記載されている本人確認書類です。市町村の窓口や銀行などでマイナンバーの提示を求められた際、カード1枚で自分を証明でき、また、オンライン上でも安全かつ確実に本人を証明できるものです。

(足立)
内蔵されているICチップに氏名、生年月日、性別、住所、さらに電子証明書が搭載されていて、この電子証明書により、市町村の窓口に行かなくても、コンビニにある専用の端末で、住民票の写しなど各種証明書を取得できるんですよね。

(青木)
実は、それに加えて今は「オンライン市役所サービス」もスタートしているんです。上仮屋さんからご説明をお願いします。

(上仮屋)
はい。「オンライン市役所サービス」は、全国どこの市町村、国のサービスでもマイナンバーカードがあれば、市役所に行かなくても、様々な手続きが、いつでも、どこでも、スマホからスピーディーにできるサービスです。

(青木)
スマホの中に、市役所の窓口があるイメージですよね!

(足立)
それってとても便利そうですけど、どんな手続きができるんですか?

(青木)
例えば、「引越し」に関する手続きですと、他の市町村へ引越しする場合、基本的には、現住所がある役所に「転出届」を提出し、「転出証明書」を受け取り、それを持って、引越し先の役所に「転入届」と「転出証明書」を提出しなければなりません。

(足立)
つまり、「現住所がある役所」と「引越し先の役所」、2回、役所に行かなければならないんですよね。

(青木)
はい。でも現在は、全国の自治体で「転出届」のオンライン申請を実施しています。このサービスを利用すれば、転出の手続きのために役所へ行く必要はありません。引越し先の役所にだけ行けばいいんです。つまり1回で済むんです。

(足立)
これは本当にありがたいです。引越しの準備をしているときに、役所に行くのが面倒だったりするんですよね。これは便利ですね。オンライン申請はどうやって行うんですか?

(青木)
これは、足立さんもよくご存じの「マイナポータル」を利用するんです。ご存じないかたのためにご説明しておくと、「マイナポータル」というのは行政の手続きやお知らせの確認が、オンラインでできるウェブサイトです。

(足立)
私のスマホにも「マイナポータル」のアプリがインストール済みです。

(青木)
引越しの転出届の手続きも、このマイナポータルからマイナンバーカードを利用して行えばいいんです。そうしますと、転出地の役所から「転出証明書」の情報と、引越し先の役所に手続きに行く予定日が、引越し先の役所に通知され、事前に転入手続きの準備が行われます。これにより引越し先の市役所へ出向いて転入手続きをする際は、よりスピーディーに手続きが行われ、待ち時間を短縮することができます。

(足立)
つまり、現住所の役所に行く手間が省けて、さらに、転入先の役所での手続きもスピーディーってことですよね。これはとても助かります。これから本格的な引越しシーズンですから、このサービス、是非、利用してみてほしいですね。

(青木)
足立さん、マイナンバーカードの利用シーンの拡大はこんなものではありません。もっと、便利になっていますので、さらに深掘りしていきましょう。

(足立)
上仮屋さん、マイナンバーカードの活用シーン、ほかにどのような広がりを見せていますか?

(上仮屋)
「オンライン市役所サービス」は、引越し手続きのほかに、子育てや介護、災害に関する31の重要な手続きも、多くの自治体でオンライン対応しています。

(青木)
妊娠の届出、保育施設等の利用申込み、要介護・要支援認定の申請などなど、こうした手続きを、家事や育児、仕事と両立しながら行うのは大変ですよね。ましてや、被災したとき、罹災証明書の発行申請のために役所へ出向くのは精神的にも負担になると思います。でも、マイナンバーカードがあれば、時間や場所を気にせず、スマホやパソコンからマイナポータルをとおして行えます。

(足立)
子育て中のママさんが、幼いこどもを連れて市役所に手続きに行くのは大変だって聞いたことがありますから、こうやって、マイナポータルにアクセスして、どんなサービスがオンライン上からできるのか確認してもらいたいですね。

(青木)
足立さん、マイナンバーカードがあると便利なのは、行政手続きだけではありません。様々な民間のサービスやシーンでも利用できるんです。上仮屋さん、ご説明をお願いします。

(上仮屋)
マイナンバーカードは、オンライン上で確かな本人確認ができるカードです。そのため、行政だけでなく、もっと民間のサービスや、様々なシーンで利用できるように取組を進めています。すでに約500の民間事業者が利用を開始しています。例えば、証券口座・銀行口座のオンラインの開設や保険、クレジットカードの顧客申込み手続きが、マイナンバーカードを利用することでスマホからできるんです。

(青木)
オンライン上で銀行口座を開設する場合、一般的には本人確認書類のコピーを郵送することが求められています。でも、スマホでマイナンバーカードを読み取ることで本人確認ができるので、わざわざコピーして郵送する手間が掛からないんです。今年になって新NISAのサービスが始まりましたよね。これにより、証券会社の口座開設を検討されているかたも多いと思います。現在、一部の証券会社では、口座開設時の本人確認を、スマホからマイナンバーカードで行なうことにより、口座開設がよりスピーディーになっているんです。

(足立)
こうしたサービスはどんどん拡大してもらいたいですよね。

(青木)
僕も、投資が趣味なので、新NISAについて最近よく聞かれるんです。そういうときは、まずマイナンバーカードを作るところから始めてくださいと言っています。

(足立)
これが一番の近道ということですね。
ただ、マイナポータルにログインするときや、スマホで様々な手続きする場合、マイナンバーカードをスマホに読み取らせないといけませんよね。だからマイナンバーカードを持ち歩いていないと、出先で利用できなくて、それが不便という声を聞きました。

(青木)
そうですよね。でも、その不便さを解消するサービスも進められています。それが「スマホ用電子証明書搭載サービス」です!

(足立)
スマホ用電子証明書搭載サービス?

(上仮屋)
はい。マイナンバーカードのICチップに格納されている署名用電子証明書を使って、スマホに新たにスマホ用電子証明書を搭載するサービスです。このサービスをご利用いただくと、マイナンバーカードを持ち歩かなくても、普段持ち歩いているスマホから様々なサービスの利用や申込ができるようになります。

(青木)
つまり、マイナポータルにログインする際、マイナンバーカードを読み取らなくてもログインできるようになるんです。

(足立)
そう考えると、とても便利で使いやすくなりますよね。

(上仮屋)
ログイン後の各種オンライン申請や、各種民間オンラインサービスの申込みや利用、コンビニ交付サービスの利用、健康保険証としての利用など、順次、スマホだけで利用できるサービスを拡大していく予定です。

(青木)
ただし、現在、このサービスを利用できるのはAndroidスマホのみです。iPhoneスマホに関しては、今後、サービスの適用を目指しているとのことです。スマホ用電子証明書搭載サービスや、今日お話したマイナンバーカードの利用拡大についてなど、詳しく知りたいかたはデジタル庁のホームページを確認してください。

(上仮屋)
マイナンバーカードの利活用が進められています。今日ご紹介した以外に、申告期限が迫る確定申告もマイナンバーカードがあればスマホから簡単に行えます。今後も皆さんにとって利便性の高いサービスを拡充していきますので、マイナンバーカードの利活用にご注目ください。

(足立)
今日の話を聞いて印象に残ったのは、「オンライン市役所サービス」は便利だなと思いました。何度も引越しをしている身として、転出届がオンライン申請でできることが本当にありがたいです。2回役所に行かないといけないところを、1回で済むというのは良いですよね。活用していきたいなと思いました。

(青木)
私が印象に残ったのは、「スマホ用電子証明書搭載サービス」です。このサービスを利用することで、マイナンバーカードが手元になくてもスマホだけで様々なサービスの利用や申込みができるようになります。このサービスを利用できるのは、現在、AndroidスマホのみでiPhoneスマホに関しては、今後サービスの適用を目指しているということですが、きっと今後はどんどん拡大していくと思いますので、積極的に使っていきたいなと思います。


【 関連リンク 】
・マイナンバー(個人番号)制度・マイナンバーカード / デジタル庁
 https://www.digital.go.jp/policies/mynumber

・マイナンバーカードの利用シーン / デジタル庁
 https://www.digital.go.jp/policies/mynumber/utilization/

・スマホ用電子証明書搭載サービス / デジタル庁
 https://www.digital.go.jp/policies/mynumber/smartphone-certification