木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

Flowからのお知らせ

  • ★みなさんに嬉しいお知らせで〜す!

    Spotify にて拓哉キャプテンの1st アルバム、「Go with the Flow」、
    2nd アルバム、「Next Destination」が絶賛配信中です!
    Spotify 限定配信となりますのでたくさん聴いてくださいね!

    さ〜ら〜に!
    毎週、Flow の放送終了後の12時ごろから「木村拓哉 Flow -Spotify Edition- ここだけのオリジナル・コンテンツ「木村拓哉 「Spotify」におジャマします」や 番組アーカイブスも聴けます!
    こちらも是非楽しんじゃってください!!

    さらに!「木村拓哉 Flow 〜リスナーの「人生の一曲」プレイリスト」も公開中!
    番組宛に届きましたリスナーさんにとっての「人生の一曲」をまとめたプレイリストもたくさん聴いてくださ〜〜い!

    ★只今、Flowでは 「あなたにとっての“人生の一曲”」 を募集中です!
    エピソードと共にあなたの人生の一曲を教えてくださ〜い!
    みなさんからの メールをお待ちしています!

    さて今回のFlowは……

    拓哉キャプテンと“親交”のある方から“はじめまして”な方まで、
    様々なステキなゲストをお迎えしてお送りする「Flow」!
    12月のマンスリーゲストはロックバンド「SUPER BEAVER」のメンバー4人全員が登場!
    お楽しみに!

    そして!!
    番組公式「X」「@flowsaaaan」のチェックもお願いします!
    ハッシュタグ「 #フロウさん 」を使って、
    番組の感想や木村さんにやってほしい事などをポストしてみんなで繋がりましょう!

ON AIR REPORT

2023年12月03日

Flow 第二百七十九回目「拓哉キャプテン × SUPER BEAVER」Part1

12月のマンスリーゲストはロックバンド「SUPER BEAVER」のメンバー4人全員が登場!
どんなトークになるのか、お楽しみに!!


全員:よろしくお願いします!

木村:ボーカル:渋谷龍太、ギター:柳沢亮太、ベース:上杉研太、ドラム:藤原“35才”広明。35歳っていうのは、何で入ってるんですか?

藤原:年上にみられることが多かったり、先輩に先輩と思われることが多いので、先に年齢を言っとこうかなと思って。

木村:じゃあ、今のところ現在は藤原“35才”広明。

藤原:そうですね、現在“35才”広明。

木村:じゃあ、来年になったら36才。

藤原:はい。レベルアップして。

木村:必ず、セカンドネーム的な年齢が広明の場合は入ると。

藤原:はい、毎度更新して。はい、やります。

木村:あー、なるほど。アップグレードがあるわけね。

藤原:アップグレードがあります。

渋谷:もしも来年呼んでいただく機会があったとしたら、こいつだけ「初めまして」になります。木村さんとは。

木村:そうだよね。なるほど。
ボーカルの龍太は今年の2月にマンスリーゲストとして、この「Flow」に出演してくれたんですけど、今回は是非メンバー全員でという事でお声がけをさせて頂いたところ、「行きます!」っていうふうに言ってくださいまして。今日、この1つのテーブルを自分を含め5人で囲んでます。

SUPER BEAVER:ほんとですね〜。すごい事だ。嬉しいです。

木村:でもね、龍太に来てもらって、やらせてもらった後、番組への反響がデカくてですね。

SUPER BEAVER:うわ〜。すごい。

木村:「SUPER BEAVERの事、もっと知ってください。」っていう。いや、もっと知ってくださいっていうか。自分は、とある歌番組で、みんながとある方の曲を超真面目にやってるのを見て、こいつら見た目超ヤバいけど、絶対いいやつらでしょっていうのを個人的に確信して。それで、まず龍太に来てもらって、色んなお話をさせてもらって、「嘘でしょ」っていうバンドの歴史だったりとか。「実は僕、服部(栄養専門学校)行ってたんです。」とか。「はぁ?」みたいな話を伺って、すごく楽しい時間を過ごした事は事実なんですけど。
そしたらですね、北海道の10歳の男の子からこちらにメールが来まして。ちょっと紹介させていただきます。

【北海道 ちびやなぎ 10歳 男性】
ぼくはSUPER BEAVERが大好きな10才のちびやなぎです。
5月のSUPER BEAVERの帯広のライブを一番前の ど真ん中で観て、あこがれてエレキギターをはじめました。
ぼくの人生の一曲はSUPER BEAVERの『最前線』です。
アンコールのこの曲で、ぼくはメンバーにベースをさわらせてもらって、ピックをもらってギターを弾かせてもらって、最後にドラムのスティックをもらいました。
SUPER BEAVERのメンバーになれたみたいですごくうれしかったです!
また木村さんのラジオにぶーやんが出てほしいです。次はメンバーみんながいいです!


木村:この10歳のちびやなぎ君が、帯広でこういう時間をSUPER BEAVERのメンバーと過ごし、「このラジオに今度はバンド皆がいいです」って言ってくれたのも、実は皆さんにお声がけをさせていただいた1つの要因なんです。

SUPER BEAVER:うわ〜。ちゃんと繋がるんですね。素敵だ〜。

木村:これ、メンバー的には覚えてます?

SUPER BEAVER:覚えてますね。

渋谷:帯広、割と近いもんね。今年の話なので覚えてますね。

木村:ベースにも触れさせてあげて。

上杉:1番最前の真ん中にいてキラッキラした目で観てたんで、ベースを前に差し出して、「弾いてごらん、弾いてごらん」みたいなのでガーって。

木村:実際に音も出したの?

上杉:そうです。自分が左手で押さえながら、何やっても大丈夫なようにして。こうやってワ〜ってやって。

木村:やさすい。

SUPER BEAVER:(笑)。

木村:めちゃくちゃ優しいドレッドの人だね。

SUPER BEAVER:(笑)。

木村:それでスティックも?

藤原:そうですね。最後投げたりして、使ってたスティックをあげるんですけど。途中で、最後に彼にあげようと決めてて。

木村:ちびやなぎ君にちゃんとスティックが行くように。

藤原:行くように、手渡しで。

木村:手渡しで!?じゃあ、ドラムセットから離れて?

藤原:そうですね、最後捌けるときなんで。バーッて行って、さしあげましたね。

木村:うわ〜。SUPER BEAVERというよりか、保父さんみたいな。

SUPER BEAVER:(笑)。

木村:すごいっすよね。でも認識の仕方は、みんな共通してるわけでしょ。最前列の1番真ん中に、「うわ、結構こいつ来てんな」っていう10歳の子が確認できて。じゃ、こうしてやろうっていう感じで。

渋谷:そうですね。結構、自分たちはずっとライブハウスでやってきたんですけど、ホールで全国回るようになってから、ホールになると年齢層がすごく広がるんですよね。20代がメインのライブハウスからホールになると、お子さんから親御さん迄来てくれるんで。

木村:そうだよね。だから、推測だけど、SUPER BEAVERの楽曲がちびっこ達が熱狂しているアニメの主題歌だったりになってるじゃないですか。それを観て盛り上がってるちびっこが「行きたい」ってなっても(ホールなら)行けるし、「じゃ、行くか」って言って、お父さんとお母さんも一緒に来れたりっていうのも絶対的にあるもんね。それはやっぱホールになるとありがたいですよね。
(SUPER BEAVERは、)高校の先輩後輩で構成されてるわけでしょ。

SUPER BEAVER:そうです。

木村:どこが先輩でどこが後輩なの?

渋谷:優しいドレッドと髪の長いボーカルが先輩ですね。で、現35歳と金髪のギターの柳沢が後輩組。

木村:この2人が後輩。割と先輩っぽい人が。

SUPER BEAVER:(笑)。

木村:だってもう完全に広明なんてさ〜、トラック似合いそうじゃん。

SUPER BEAVER:(笑)。そうっすね。

渋谷:ただ、僕は彼と高校2年生の時に会ってるんですけど、高校2年生からこのビジュなんですよ。

木村:高2?

渋谷:高2から見た目がホントに変わってなくて。

藤原:もう当時から先輩に先輩と思われてて。

木村:だからセカンドネームで年齢を入れてるんだもんね。

藤原:そうなんです、そうなんです。

渋谷:バンドだけで回ってた時とかライブハウスの人が、精算の時間とかになると必ずうちの藤原のところに来て、「お金の話だから大人で」みたいな感じで。

SUPER BEAVER:(笑)。

藤原:連れてかれて、すごいシビアなお金の話とかされて。マネージャーに間違われてるんですよね(笑)。

渋谷:結構あったよね。

木村:でも本番の時のステージを見ると、「これドラムか」って。

上杉:でも、サポートメンバーに間違えられたりね。

藤原:ステージやった後ですよ。だから、気づいてないんですよ。

渋谷:ライブ終わった後とかもパーって来て、「SUPER BEAVERって3人で頑張ってるんだね。」って、「え?ライブ観てくれてたじゃないですか。」って言ったら、「でも、ドラムの方はサポートでしょ?」みたいな。しょっちゅうありましたね。

藤原:しょっちゅうです。年下の方のメンバーなんですけどっていう感じですね。

木村:周りからすると1番上の。

藤原:圧倒的上の人だって思われてますね。

木村:なるほど。ここが後輩なんだね。じゃあ、龍太と一緒に服部に行ってたのが。

上杉:僕です。

渋谷:ベースの上杉ですね。

木村:先輩の2人が服部に行って。
で、2人は? 先輩が服部の門をたたいてる時に、後輩2人は何してたの?

藤原:1個下なんで、高校3年生をやって。

柳沢:僕と藤原が高校2年で、渋谷たちが高3の時に(バンドが)始まったので。途中で、これはちょっと本気で頑張りたいってなって。(渋谷たちが)卒業してから1年あったのでどうしようってなって、卒業の足並みをそろえようって言って専門学校に行ってくれて。なので、僕たちは普通に卒業を待ち、その間に2人は資格を。

渋谷:手に職つけて(笑)。

柳沢:この先分からないバンド人生に保険持ってた方がいいって。

木村:先輩2人、なんか知らないけど調理師免許持ってるよっていう。

柳沢:最悪そういう道を目指すことも可能だっていう(笑)。

木村:でもですよ、全国大会、バンドコンテストのグランプリとオーディエンス大賞の両賞を同時受賞し。ちょっと変わるよね、こういう想いを経験すると。
で、バンド結成から4年後にシングル『深呼吸』でメジャーデビュー。

SUPER BEAVER:はい。そうですね。最初のメジャーですね。

木村:それが「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のエンディングテーマ。

SUPER BEAVER:そうですね。

木村:で、カップリングの『道標』っていうのが「NARUTO-ナルト-少年篇」のオープニングテーマになった。もうNARUTOにいきなりフッて添えられたって、その時実感ありました?

渋谷:いや正直、今となっては色んな方が携わってくれたおかげでテーマ曲になったり、オープニング・エンディングになったりっていうのは、いろんな方の顔が浮かぶからすごく実感があるんですけど。この当時は何も知らなかったし、メンバー4人ともアルバイトぐらいしかした事なかったので、楽曲を作って、その楽曲がどういう経緯でタイアップになるとかっていうのが全く分からなかったんです。だから、「あ、そんな感じね」って、正直それぐらいでしたね。

木村:なるほどね。
結成19年目を迎えるSUPER BEAVERなんですけど、いろんな「マジで?」っていう歴史を過ごしてきた。そのエピソードは龍太の方から伺ってはいるんですが、龍太無しの時だったり、それこそ、きっとメンバーでサシで話をしたと思うんだけど、そういう時、どういう話をしたんですか?

柳沢:当時、体調を最後に崩したのは渋谷なんですけど。各々が各々の役割で、なんとかバンドを存続させようじゃないですけど。

上杉:沈没させないようにしてたよね、船をね。

柳沢:そう。なので、味わってる経験は大きくはみんな一緒なんですけど、守り方が、それぞれ違ったので。当時は20代の前半だったので、バンドそのものだけじゃなくて、自分の事も何とか守っていかなきゃというか、崩れないようにってなったので。どうしたら上手くいくかっていう会話もありつつ、当時はですけど、やや互いを責めるような言葉も多かったような気はしますよね。
簡単に言えば、「もっと、そこでお前が踏ん張れば」みたいな事もあって、それに対して「いやでも、俺はこういう所をこうやって守ってるつもりなんだけど」みたいな会話は、4人であれ、3人だったり2人でも結構あったような気はしますね。

木村:なきゃダメなんですよ、そういうのが。

SUPER BEAVER:うん。

木村:ほんとは。

SUPER BEAVER:(笑)。ほんとは。

木村:すげー、そう思うよ。その時間を過ごしたからこそ、ほんとの正面衝突は無かったにせよ、いろんな摩擦って生まれるじゃん。でも、その摩擦は1人じゃできないわけで。

SUPER BEAVER:そうですね。たしかに。

木村:その摩擦を共有しあった人だから、きっと分かり合えることもあるだろうし。

SUPER BEAVER:そうですね。

木村:だからきっと、今19年目を迎えられてるんじゃないかなと思うけど。

[OA曲]
M.最前線/SUPER BEAVER

[後TM]
M.One and Only/木村拓哉

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