木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

2022年11月27日Flow 第二百二十六回目

今週はリスナーの皆さんの「人生の1曲」をご紹介します!
そして、「地域のラジオ DJ」とも「トーク・セッション」をします!
お楽しみに!!


木村:この番組、普段は様々な方をゲストに迎えて、どう人生をFlowしてきたのかじっくりトークした後、最後に「じゃあ、“人生の1曲”をお願いします。」と言って、ゲストの方の人生の1曲を放送してるんですけど、アーティストだったり、シンガーだったり、俳優がその道を目指すきっかけとなった曲、ターニングポイントで聴いた曲、人生のテーマソングになってる曲など、選曲の理由っていうのは人それぞれなのも凄く面白いんですよね。
そして今回はゲストではなく、「このラジオを聴いてくださっているリスナーの皆さんの人生の1曲」こちらをエピソードと供に送ってもらいました。
これ結構、濃い内容になりそうですね。

【愛知県 Shogo 25歳 男性】
先日のラジオで"人生の1曲"の募集をされている事を聞き、いつかFlowにゲスト出演をしたら「この曲をかけてもらいたい!!」と思っていたので、居ても立っても居られなくなりメッセージを書きました!
その曲とは、ずばり…ケツメイシの「仲間」です。


M1.仲間/ケツメイシ

木村:これメッセージの続きなんですけど、読まさせていただきます。

学生時代ずっと野球をやってきたのですが、大学 1 年の時に選手生命に関わるような大きな怪我をしてしまい、選手としての道を諦め、マネージャーとしてチームのサポートをすることに。
必死にチームのサポートをする中で、大学 2 年時になんと全国制覇を果たしました。
胴上げをしているチームメイトをスタンドから見ている時に感じた感情は、「嬉しい」ではなく「悔しい…」
その後、これを 1 つの区切りに野球から離れることに。
今まで野球では花形のようなポジションをずっとやらせていただいていた自分には、人生で初めて味わう挫折でしばらくフラフラしながら腐っていました。
そんな自分を見かねた高校時代の友人が自分に激励の意味も込めて教えてくれた曲。
それがケツメイシさんの「仲間」です。
その曲を初めて聴いた時、泣かずにはいられなくて、友人が何も言わずにずっと側にいてくれたのを覚えています。
現在は日々、仕事に励んでおります。
時々「あぁ、もういいや」「疲れた」などと弱音を吐いてしまいそうな時もありますが、そんな時にケツメイシさんの「仲間」を聴いて当時の感情を思い出し自分を奮い立たせています。


木村:初めてくらった挫折、その時に支えてくれた仲間。凄いナンバーですよね、ケツメイシの「仲間」。
実際に、その曲が今のShogoの事も支えてくれてるっていうね。いやあ、リスナーのみなさんの人生の1曲、これレギュラーにしてもいいくらい良いコーナーですね。
気を付けないと、メッセージを曲の中で読み上げる俺が割と感情的になりがちな…危ない危ない。やられそうになりましたよ。

続いての人生の1曲は、おお…こちら!

M2.Rock And Roll/Led Zeppelin

【東京都 なみ 54歳 女性】
キャプテン、こんにちは。私の人生の1曲は、LED ZEPPELIN の「Rock and Roll」です。
1980 年代、まだロックというものを知らなかった私ですが、流行りの歌謡曲の中でも割とギターサウンドのノリのいい曲が好みでした。
そんなある日、ラジオから「Rock and Roll」が流れてきて衝撃を受け、それからというもの、ロック雑誌を読み漁り、レンタルレコード店に通い、ZEPPELIN をはじめ、Ozzy Osbourne、Mötley Crüe、Bon Jovi など様々なハードロックを聴くようになりました。
すっかりロック少女になった私は、大学でバンドを組みたく、軽音楽部に入り、その時に組んだバンドのギターが今の旦那です。
そんな私がロックにハマるきっかけでもあり、旦那と出会うきっかけになった曲でもあるのでLED ZEPPELIN「Rock and Roll」が人生の1曲です


木村:ラジオから流れて来た、この「Rock and Roll」が東京都なみさんの人生を導いたというか。これ聴いてなかったら、下手したら今の旦那さんとも一緒になってないでしょうし。
いやあ、これ凄いっすね。いろんな人生の1曲ありますね。

続いての人生の1曲。

【三重県 とがけん 37歳 男性】
私にとっての人生の1曲は、「Mr.Children」さんの「彩り」です。
私は社会人になって間もなく、なんのために働いているのか考えるようになり、なかなか答えが出ず、苦しんでいました。
そんなときに、とあるテレビ番組で、「Mr.Children」さんの「彩り」という曲が流れました。
この歌の歌詞には、「僕のした単純作業が、この世界をまわりまわって、 まだ出会ったこともない人の、笑い声を作ってゆく」 という所があります。
この歌詞を聴いて、自分が一生懸命に働いたことが、世のため人のためになり、自分の大切な人の幸せにもつながっていると思えました。
また、働くことに限らず、何かを一生懸命やったり、周りの人に対して、いつもより優しく接してみる。
そういった1つ1つの行いが周り回って、世界中の人々の幸せにもつながっていると信じています。


M3.彩り/Mr.Children

木村:曲が流れて来て、メロディだけじゃないんだろうね。何か惹かれるものがあって、「ん?」っていう。だからホントに、こういうラジオだったりさ、テレビみたいな映像の世界ってさ、匂いが伝わらないけどさ、でも音楽ってメロディがあるじゃん。そのメロディって、なんか匂いに近いじゃん。「あ、いい匂いがしてきたな!」っていう。
自分にとって心地良いメロディ、自分の好きな匂いにちょっと近いような気がするんですよね。だからそれを、とがけんはMr.Childrenさんの「彩り」から良い匂いを感じ取って。
う〜ん、いい出会いしてんな!
この嗅覚だよね。とがけんの嗅覚がMr.Childrenさんの「彩り」をキャッチしたっていう。そこもすごい素敵なエピソードだなと感じました。

続いての人生の1曲、これ来ましたか!

M4.アイ・ラヴ・ユー,OK/矢沢永吉

【愛知県 雪ちゃん 59 歳 女性】
私の人生の1曲は矢沢永吉さんの「I Love You,OK」 です
高1の時にもらった年賀状に「I LoveYou OK ?」 なぜか?マークが書いてあり、「OK」って返事しました
歌詞には「この世界にたった1人のお前に俺の愛のすべてを捧げる」とありますが、高校3 年間付き合いましたが卒業後に別れちゃいました。
この曲を聴くと人生最初の甘酸っぱい恋を思い出します。


木村:年賀状に「I LoveYou OK ?」はヤバイな! オシャレ、うん。
でも、そうね、矢沢さんヤバイっすよね。愛しいなあ。
音源を聴いてるだけで、ご本人がこういう表情で、こういうボディバランスで歌われてるんじゃないかっていうのが、音聴いてるだけで出てきますよね。うん、表情が。カッケーなあ。

続いては、皆さんがオススメする「地域のラジオDJ」とトーク・セッションをさせていただきます。
たくさんメッセージが届いています! 情報を皆さん、本当にありがとうございます。

【大分県 てぇ〜にぃ 35 歳 男性】
僕の住む大分の FM 大分には、自称『宇宙パーソナリティ』荒金由希子さん、みんなから『アラキンちゃん』『アラキンさん』と呼ばれるDJ がいます。
温泉の街 別府市出身別府市在住なので、おすすめの温泉や、大分県の魅力をたっぷり紹介してくれると思うので、是非トークしてみてください!
よろしくお願いします。


木村:というメールが来ております。
という事で、FM大分でラジオパーソナリティを務めていらっしゃる荒金由希子さんと繋がっております。よろしくお願いします。

荒金:よろしくお願いします。宇宙パーソナリティの荒金由希子です。

木村:宇宙パーソナリティっていうのは、説明していただいてもよろしいですか。

荒金:はい。これは至ってマジメな話でですね、県内に大分空港があって、その大分空港が宇宙港になってるんですよ。

木村:宇宙港?

荒金:はい。水平型の宇宙港って言って、滑走路から飛行機が飛び立って、そこについてるロケットだったり衛星を宇宙にほんとに飛ばすっていう、そういう事が出来るのが宇宙港スペースポートなんですよ。
それにかこつけて、私は宇宙パーソナリティと名乗りだしました。

木村:なんかオススメの物ってあったりしますか?

荒金:別府にあります醤油屋さん、カトレア醤油。割と食卓に普通に並ぶ、お刺身につけたりだとか卵かけご飯にかけたりとか、お豆腐にかけたり何でも…。

木村:ここには、お豆腐が用意されてます。

荒金:おお、素晴らしい(拍手)。

木村:これはオススメですか?

荒金:オススメです。ただ関東の方が甘い醤油を好きかどうか。ちょっと自信はないんですけど、食べてみてください。

木村:じゃあ、そのオススメのカトレア醤油。あ、匂いはパンチありますよ!

荒金:出汁の香りがするでしょ。

木村:うん、うん、うん。これをちょっとお豆腐にかけーの、柚子胡椒なんかも添えられてますけど。

荒金:ああ、いいですね。

木村:一緒にいった方がいいですか?

荒金:はい。美味しいと思います。こっちだったら、今カボスが出てるのでカボスをキュっと絞って。

木村:お醤油+カボスだ。美味しそうだな、それ。ちょっとじゃあ、カトレア醤油をかけた冷ややっこ…。
なるほど。これ、美味いね。カトレア醤油ヤバイっすね。

荒金:やったー(拍手)。

木村:これは、もうちょっと浸透して欲しいな、全国に。

荒金:砂糖の甘さっていう事じゃなく、ほんのり出汁と調和して、まろやかじゃないですか。

木村:うまっ! これは知らなかった。ほんと美味しいよ、この醤油。
ぜひぜひ全国のリスナーの方が聴いてくださってますので、由希子さんからメッセージの方をお願いします。

荒金:今日は木村さんとお話できて本当に楽しかったです。大分に来てくれる人が一人でも増えるといいなと思います。

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉

2022年11月20日Flow 第二百二十五回目

今週は「木村拓哉、心のテーマソング」と題して、
“様々なシチューエーションで聴きたい曲をセレクト”してお送りします!
お楽しみに!!


木村:まず最初は、“勝負所でスイッチをONにしたい時”。
フィジカルはストレッチをしてみたりとか、身体を温めた状態で勝負所に挑んでいるんですけど、メンタル的な部分のスイッチをカチッ!とONにしたい時に聴きたい曲という事で。
時間は経ってますけど、要所要所この曲にはお世話になってきました。

M1.Lose Yourself/Eminem

木村:お届けしてるのは、勝負所で心のスイッチをONにしたい曲。エミネムで「Lose Yourself」。
ドラマだったりとか映画だったりとか、「よっしゃ、今から行ったるぞ!」っていうアクションとか。内容は時代劇であっても、どういう作品であっても、「今からちょっと行ったらなあかんな!」っていう時はイヤフォンで耳にぶち込みまして、この「Lose Yourself」を割と真剣に聴きますね。
この、ちょうどリフになってるリズムが、自分のメンタルを上げていくのに凄く心地いいリズムなんですよ。後ろに流れていくのが非常に自分を高めてくれる。もちろんエミネムが言ってるラップの内容っていうのは半分以上理解できませんけど、それはいいんです。内容とかではなく、この雰囲気。この雰囲気でメンタルのスイッチをONにして「よっしゃ!」これ聴き終えて、それこそ現場に「お願いします!」って入っていって、「本番!」っていう。「よ〜い、はい!」って言って、ガガーって暴れてますね。
そして、エミネムご自身も10月に50歳になったという事でタメですね(笑)。
誇らしいな。同級生にこういう人がいてくれると誇らしいよね、ほんとに。
蔵人じゃないですけど。あ、たくさんね、蔵ちゃんとのラジオの反響いただきまして、ほんとにありがとうございます。

続いて、「僕の心のテーマソング」という事で。
勝負所で心のスイッチをONにしたい時に聴きたい曲はエミネムの「Lose Yourself」だったんですけど、逆に、ちょっとここいらで“スイッチをOFFにしたいなっていう時に聴きたい曲”。
これ迷ったんですけど「あ、これかな!」と思ってセレクトしたのはこちら!

M2.Where Is The Love/The Black Eyed Peas

木村:お届けしたのは、The Black Eyed Peasの「Where Is The Love」。
この曲、凄いメッセージ性の高い曲なんですよ。2001年に起きてしまった同時多発テロ事件の時に、ウィル・アイ・アムというメンバーが感じた感情だったり、そういったものが歌詞のベースになってるんですけど。他にも人種差別だったりテロリズムだったりっていう問題を、それこそ歌詞に詰め込んで最終的にはもう今こそ世界の平和を願わなきゃダメだろうっていう。それで、「Where Is The Love」っていうメッセージになってるんですけど。
なんかこう、この曲を聴きながら、ちょっと暖かい日差しを目を閉じて全身に浴びたりとか、何も考えずに太陽の光だけを目を閉じて浴びながら、この曲を聴いたりとかすると、凄くOFFな感じになれるナンバーですね。

「木村拓哉、心のテーマソング」続いてはですね、この間GYAO!の方でも海に行かせて頂きましたけど、あれはあれという事で、また“海に向かう時に聴きたい曲”という事でセレクトさせていただいたのは、こちらです。

M3.Under The Bridge/Red Hot Chili Peppers

木村:お届けしたのは、僕が海に向かう時に聴きたい曲という事でRed Hot Chili Peppersで「Under The Bridge」。
他にもね、もっとノリノリだったりとか、それこそね、シェリル・クロウの「Soak Up the Sun」だったりとか、ほんとにテンション上げる感じが欲しい時もあるんですけど。なんかこういうメロウなマインドで海に行きたいなっていうのが割と僕の常なので、この曲は非常にヘビロテしてますね。
あと、細かいところで言いますと、携帯電話がマナーモードの時はもちろん何も鳴らないですよ。何も鳴らないですけど、マナーモードをOFFにして音が鳴る状態にした時の電話の着信音は、僕これです。電話がかかってきた時、これが流れてます。このナンバーは僕にとっては密接的な存在の曲ですね。

私、「木村拓哉、心のテーマソング」続きましては、“ハイウェイをドライブする時に聴きたい曲”。セレクトしたのは、ふふふ…こちら!

M4.SEX/Mötley Crüe

木村:お届けしているのは、ハイウェイをドライブしてる時に聴きたい曲。Mötley Crüeで「SEX」。
こちらは2012年、Mötley Crüe節…炸裂してます。雨さえ降って無ければ、窓をドライバーシートと助手席の両ウィンドウを上げた状態で風をグワーって感じながら、この曲を聴きながらブワーって走りたいなっていう。
でもね、今現在運転中のドライバーの皆さんはくれぐれも安全運転でお願いします。

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉

2022年11月13日Flow 第二百二十四回目

今日 11 月 13 日はキャプテンの誕生日当日! ということで、
今週は、キャプテンがこれまでの人生で影響を受けてきた音楽たちを特集します! お楽しみに!!


木村: 1曲目どうしようかな。これで行こうかな。ちょっとカッコつけよう!
この曲からスタート!!

M1.Sweet Emotion/AEROSMITH

木村:お届けしているのは、エアロスミスで「Sweet Emotion」。
こちらは1975 年リリース、エアロスミスの3rd アルバムに収録されてるんですけども、いやあ、これエロいっすねー。
他にもとんでもなくカッコいいナンバーは数えきれないほどあります、エアロスミス。
その中から「Sweet Emotion」を選曲した俺に今ちょっと酔ってます(笑)。
メンバー紹介するんですよ、ライブでいつも。その時にベーシストの紹介する時に「Mr. Sweet Emotion」って言うと、このイントロのベースをずっと弾いてて、そこから導入でこの曲に入るんですけど。とんでもなくエッチな紹介ですよね。「Mr. Sweet Emotion」ですよ(笑)。
エアロスミスっていうバンドは『エンジン』というドラマの主題歌に「Angel」を使わせて頂いたりとか、先週お届けしたんですけど、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の主題歌をスティーヴン・タイラーさんが担当してくれたりとか。
その流れで2012年の『さんタク』でスティーヴン・タイラーさんと対談させていただいたりとかして。その時に、スティーヴン・タイラーさんに「東京ドームでLIVEやるんだけどよぉ、お前来れる?」って言われて、「行きます!」って言ったんですよ。一応ね、「本当にありがとうございました」っていうメッセージを書いて、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』で僕が劇中で身に着けていたヤマトの制服のコスチュームをスティーヴン・タイラーさんに「良かったら受け取ってください」って言って受け取ってもらったんですよ。
で、実際にその日が訪れてLIVEに伺ったんですけど、すごい良いLIVEで「うわぁ、終わっちゃうよ」と思ったら、アンコールでスティーヴン・タイラーさんが、僕が「受け取ってくれ」って言ったヤマトのコスチュームを羽織ってステージに現れたと思ったら、いきなり「TAKUYA!」って叫んで、えっ!と思ったらピアノの弾き語りで「LOVE LIVES」を弾いてくれて、「嘘だろっ!」いやあ、感動しましたね、あの時は。

木村拓哉がこれまでの人生で影響を受けて来た音楽たち〜。
続いては、こちら!

M2.Wanted Dead Or Alive/ Bon Jovi

木村:お届けしているのは、Bon Jovi で「Wanted Dead Or Alive」。
Bon Joviさんは色んな曲を聴いてはいたんですけど、自分がアメリカのユタの方にしばらくお邪魔してカウボーイ生活を送らせていただいた時に、勝手にこの「Wanted Dead Or Alive」っていう曲を“今回の自分の旅のテーマソングだな”と思って、ずっと聴いてたんですよ。
で、そこで出会ったネイティブアメリカンのカルチャーだったりとか、現地のカウボーイの皆さんの温かさだったりとか、強さだったりとか、家族を凄く大切にする感じだったりとか、仲間を重んじる感じだったりとか、すごく影響を受けましたね。

引き続き、僕がこれまでの人生で影響を受けて来た音楽たち。
これはちょっとなー、ジーンとしちゃうなあ。

M3.Home Sweet Home/Mötley Crüe

木村:お届けしているのは、モトリー・クルーで「Home Sweet Home」
こちらはモトリー・クルーが残した非常に名曲だと思うんですけど、ピアノのイントロで始まるんですけど、このピアノを弾いてるのはドラムを叩いてるトミー・リー。
ロサンゼルスで数々の伝説を持ったモトリー・クルー。ほんとね、ラジオでは絶対に話せないような伝説ばっかり残してるんですけど、その破天荒ぶりは自伝映画『The Dirt』っていう、僕も大好きな作品なんですけど、これで描かれてますね。
そして今流れている「Home Sweet Home」この楽曲をバンド活動最後の1曲っていうので歌ってるんですよ。ボーカルのヴィンス・ニールが最後の最後まで歌い上げる曲なんですけど、これでモトリー・クルーが終わるっていう、そしてオーディエンスの涙だったりとか絶叫っていうのがヴィンス・ニールのハートを熱くしてですね、最後はヴィンスが一切歌えなくなるっていうね。ただ涙しながら手を上げて「Thank You」って言って終わっていくんですけど。
トミー・リーとベーシストのニッキー・シックスっていうメンバーがいるんですけど、2人めっちゃ仲良いんですよ。で、Dr.MARTENSの8ホールにルーズソックスちょっとクッションさせて履いて。デニムを膝上…何cmぐらいかなあ。6〜7cmの所でぶったぎって、洗濯機でガッシガシに洗って糸がほつれたような状態を作り、その上にタンクトップ着てネルシャツ着て、何故か夏で暑いのにライダースを着て頑張るっていうね。それをホント真似してましたね、友達と2人で。
もう影響を受けたっていうか、音楽が好きで、バンドのメンバーも好きで、バンドのメンバーが好きになったら同じような恰好をして歩きたいと思って、そういう恰好で普通に学校行ってましたからね(笑)。学校に行く恰好じゃないもんね。いやあ、頑張った。

続いて、僕がこれまでの人生で影響を受けて来た音楽たち。
次もこんな感じです。

M4.Sweet Child O' Mine/Guns N' Roses

木村:お届けしているのは、Guns N' Roses で「Sweet Child O' Mine」。
これはもう、やられましたよ。ずーっと「何だ、この人たちは!?」っていう。
このGuns N' Rosesっていうバンドが、僕の目の前に現れた直後、ギターのスラッシュだったりとか、ベースのダフだったりとか、この人たちが持ってる物、飲んでる物、それがカッコイイんだと思ってたから。
ガンズと言えば、先日さいたまスーパーアリーナで5年ぶりの来日公演が行われましたね。そのタイミングで僕は岐阜に行ってたので。でも、ガンズも大事ですけど信長祭りは非常に大事だったんで、僕が「行きたい!」と思って行かせていただいたので、「ガンズは追っかければまた見れんだろ」と思って。

僕がこれまでの人生で影響を受けて来た音楽たち。
ずっとハードロックでお届けしてきましたが、この方は外す事は出来ないかなと思っております。
マイケル・ジャクソン!
Guns N' Roses のスラッシュがギターで参加したマイケル・ジャクソンで「Black Or White」。

M5.Black Or White/Michael Jackson

[BGM]
Angel/AEROSMITH
Love Lives/Steven Tyler

[後TM]
UNIQUE/木村拓哉

2022年11月06日Flow 第二百二十三回目

今週は「映画サントラ特集第3弾」をお届けします。
今回はどんな映画からどんな曲が選ばれるのか、お楽しみに!

まずは一通メールを紹介します。

【埼玉県 ファンボーイ 46歳 男性】
去年やった映画サントラ特集をまたやって欲しいです!
ちなみに「トップガン マーヴェリック」は、7回劇場で観ました。
キャプテンの選ぶサントラ楽しみにしています。是非是非お願いします


木村:映画のサントラ特集っていうのは、去年5月か。5月に第1弾、そして8月に第2弾をお届けしましたが、わりとリスナーの皆さんから「やってください」というご要望が多くてですね。
なので、今週は「映画サントラ特集第3弾」をお届けいたします。

えー、どうしようかなあ。いっぱいあるんだよ。ほんとにいっぱいあるんですが、ここはもう、僕の独断と偏見でいかして頂きます。
まずは、この曲からスタート!

M1.She/Elvis Costello

木村:お届けしているのは、1999 年公開、映画『ノッティングヒルの恋人』からエルヴィス・コステロ で「SHE」。
こちらね、観てる方多いとは思うんですけど、『ノッティングヒルの恋人』っていうのは、これもう、「よく考えたね」っていうストーリーになっております。
冴えない本屋さんの店員さんとハリウッド女優の恋愛を描いたラブストーリーなんですけど、当時ラブコメの帝王とも呼ばれていたヒュー・グラントさんと、90 年代から 2000 年代にかけてハリウッドの女王として君臨していたジュリア・ロバーツ!
この2人でやるんですけど、ジュリア・ロバーツの出世作ともなりました『プリティ・ウーマン』っていう映画があったんですけど、それは女性が素敵な紳士と出会って、まさにシンデレラストーリーという映画だったんですけど、この『ノッティングヒルの恋人』という作品は“男性版シンデレラストーリー”っていう所もね、割と面白いんですよ。
本が秀逸です! これ、ズルイっすね!
英語も「なるほどな!」っていうぐらいのブリティッシュアクセントでヒュー・グラントが攻めてるんですけど、エルヴィス・コステロが歌う主題歌の「SHE」も大ヒットしまして、「あー、エルヴィス・コステロさんなんだ」って知った方も多いと思うんですけど、この「SHE」という曲、実はカバーなんですよ。これ、ビックリでしょ!
元々は、フランスのシンガーソングライターのシャルル・アズナヴールが、1974 年にイギリスの連続テレビドラマの主題歌として発表した楽曲で、オリジナルから35年の時を経て、映画のヒットと共にリバイバル・ヒットをしたというね!
これ、かなり僕、説明上手くできたんじゃないかなと思うんですけども(笑)。

続いて、僕が選んだのは、これ皆響いてると思うんだけどなあ。

M2.Shallow [Radio Edit]/Lady Gaga & Bradley Cooper

木村:お届けしたのは、2018 年公開の映画『アリー/ スター誕生』のサウンドトラックからレディー・ガガとブラッドリー・クーパーで「shallow」。
こちら、初主演作品だったんじゃないかな、レディー・ガガ。
音楽業界での成功を夢見るアリーという女の子が、ベテランミュージシャンのジャクソンっていうブラッドリー・クーパーが演じたキャラクターと共に階段を駆け上がっていくという物語なんですけど。
ブラッドリー・クーパーが監督と製作を担当して、映画を作ったという事で。
ガガのアイディアでですね、映画の劇中のパフォーマンス、歌を歌うというか、ギターもそうなんですけど、そこは全てキャストが実際に歌った声、ギターを弾いた音を収録して映画を一本作ったと。
そして、そのブラッドリー・クーパーさんはですね、撮影の 1 年半前からボーカルレッスンをして、その作品の撮影に挑んだというね。
この2人が歌った「Shallow」ヤバかったっすよ!
アカデミー賞でパフォーマンスしてるんですけど、その授賞式で「ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガ、完全にメンタル繋がってますよね!」っていう歌い方をしてて。もちろん会場で聴かれていた客席の皆さんはスタンディングオベーションで「うわあーー!!」って讃えてましたけどね。
ブラッドリー・クーパーは僕すごい好きなんですけど「なるほど!」っていう、「こういう事も出来ちゃうのね!」っていうね、いやあ、めちゃくちゃカッコいいです。まだ観てないという方は、超オススメなのでチェックして欲しいと思います。

続いて僕が選んだのは、こちら!

M3.HOLD MY HAND/LADY GAGA

木村:お届けしているのは、映画『トップガン マーヴェリック』のサウンドトラックからレディー・ガガで「HOLD MY HAND」。
いやあ、これは僕も劇場で拝見させて頂きました。
この「HOLD MY HAND」いろんなメッセージがあるんですけど、個人的に僕はこの楽曲を聴いて一切名前も出てこないんですけど、本編に通じるエンディングでこの曲が流れた時に、マーヴェリックの相棒だったグースの存在が曲の中に非常に反映してるんではないかなって個人的に感じてしまって、余計なんかグググーっと感情的になりましたね。
今回のスカイアクションの臨場感っていうのはもう、何なんだろう、次元超えてますよね。ラジオネーム・ファンボーイも7回観たって書いてくれてましたけど、是非、映像と音、そしてエンディングに流れるレディー・ガガの「HOLD MY HAND」こちらを聴いて、各々の個人個人の浸り方、沁み方をしてほしいと思います。

トップガンで空に飛び立った後は…次は、どうしよっかな。
違う空に飛び出しますか。
“宇宙”と書いて“そら”と読むっていうね、映画サントラ特集続いて僕が選んだのはこちら!

M4.銀河鉄道999/Godiego

木村:お届けしているのは、1979 年公開、映画版『銀河鉄道 999 (The Galaxy Express 999) 』の主題歌、ゴダイゴさんで 「銀河鉄道 999」。
意外だったでしょ! 松本零士先生のアニメ、他にもいっぱいあります。キャプテン・ハーロックだったりとかエメラルダスだったりとか。
これ、1979 年度の邦画興行成績第 1 位なんですよ。そしてアニメ映画史上初の快挙を成し遂げた作品なんですけど、機関車のテンポ“タカタカタカタカ…”っていう。この先自分が進む線路が途切れていても、なんか“背中を押してくれるんじゃないか”っていう、それこそ“線路は途切れていても、自分の力でその先に踏み出せるんじゃないかっていう勇気を与えてくれる”、そんな曲じゃないかなと思います。

そして、こちらも絶対に外せません。
ちょっと松本零士先生の世界を引きづりたいなと思うんですけど、これは手前みそになってしまうんですが、2010年に映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』っていう作品で古代進というキャラクターを演じさせていただいたんですよ。
「これ主題歌って何なんだろうなあ」って思ってたら、スティーヴン・タイラーがさんがこの映画のために書き下ろしてくれたんですよ。曲に添えたメッセージなんかも付いていて、リブ・タイラーさんっていう娘さんがいらっしゃるんですけど、「ただ映画の主題歌っていうだけでなく、この歌を通じてもう一度娘に対して愛のメッセージを送ることができたら嬉しいな!」っていうメッセージも付いてて、タイトルがこの「LOVE LIVES」になったんですよ。

M5.Love Lives/Steven Tyler

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉


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