- 2018.04.08
アウトドアライフをレベルアップ! モーラナイフのレポート1
自然の中で楽しむキャンプやバーベキュー、アウトドアが気持ちいい時期がやってきました!
ということで今週からは、そんなアウトドアライフを、一つ、レベルアップさせてくれるアイテムの関するレポート、お届けします。
なにかというと・・・アウトドア用の「ナイフ」です!
ということで、神奈川県、鎌倉駅のすぐそばにある「UPIアウトドア鎌倉」というアウトドアブランドのアイテムを扱うショップへお邪魔してきました。
案内してくれたのは、UPIの寒川一さんです。


ここはUPIという、海外17くらいのブランドの商品を取り扱っているショールーム兼ショップです。奥にずらりと並んでいるのが、モーラナイフというブランドのナイフです。こんなにナイフが並んでいるお店はなかなかないですね。


モーラといのはスウェーデンの地方の名前です。そこはスウェーデン鋼っていう、鉄の鋼材がとれる街なんですね。昔はナイフのメーカーがたくさんあったんですけれども、いまはモーラナイフのみです。モーラナイフは国民的なナイフで、スウェーデンの人でモーラナイフを知らない人はいないと思います。

~私たち日本人からすると、ナイフってちょっと遠い存在のように思いますが、スウェーデンの方にとっては身近なんですか?
小さなお子さんからご年配の方までみんなナイフを本当にうまく生活の中で使っています。日本では、現在では危ないとか、いろんな諸事情があって、僕らの日常から遠ざけられてしまっているんですけれども、スウェーデンでは5歳くらいのお子さんからナイフをもたせちゃうんですね。で、実際に木を削ったりとか、道具としてのナイフの使い方を大人がちゃんと教えてます。なので、このモーラナイフというのは、実は色んな種類のナイフがあって、それぞれ目的が違うんですよね。

いちばん人気なのがブッシュクラフトというナイフです。厚みがすごいんですね。3.2mmという、ナイフの中では相当厚いほうなんです。普通、ナイフは切るということですよね。でもこれは薪を割ったりできます。叩いて使えるように非常に頑丈にできています。これ一本持っていれば、木を割って、木を削って、しかも横にメタルマッチというものが着いているんですが、これで火をおこす事ができます。ナイフ一本ですごく出来ることが広がる。そういう遊びをブッシュクラフトといって、いますごくアウトドアの中でも人気が上がりつつあります。いわゆるサバイバルというのが似たイメージの言葉ですが、サバイバルというのは自分が危機的状況に置かれたところからどう生還するかというのがサバイバル。生死が関わっているということですよね。ブッシュクラフトは遊びです。自らが森のなかに入っていって、これで何が出来るかなということですね。
それ以外にも、たとえばこれは魚をさばく専用のナイフです。フィッシュナイフといいます。鱗を落としたりとかもできます。こちらはハンティング用のナイフですね。鹿の皮を剥いだりとかします。これはハンターの方たちには定評がある、すごくよく切れるナイフなんですね。
お店にずらりと並んだ、スウェーデンのブランド「モーラナイフ」。
他にもキッチン用のナイフなどもありますし、ウッドカービングという木工用のナイフもあります。フォークやスプーン、お皿などの食器のカーブを、ナイフでくりぬいて作るんですね。


実に、125年前に生まれ、今も使われ続けているモーラナイフ。北欧の人々の生活にとって、どんな存在なのでしょうか。
これはモーラナイフの伝統的な、昔からあるクラシックナイフというものです。100年くらい使う人がいるんですよ。モーラナイフは今年で130年近い歴史のある会社で、おじいちゃんが使ってたナイフを孫が研いで使ってたりするんです。すごくものを大切にする国なんで、飽きたなんていうことで捨てたりしないんです。最後まで道具を全うさせていくんです。それくらい良い鋼材が使われている、それが何万円もするようなナイフじゃないというところが素晴らしいんですよね。


~2000円代ですもんね。
本当に愛されている国民的なナイフです。これはハンドルの部分は白樺の木を使っていて、表面はダーラナレッドという塗装をしています。このナイフのご先祖がこれなんですよね。これは80年くらい前のモーラナイフです。
~柄の部分がちがいますね。
これはトナカイかヘラジカの角です。北方のスウェーデンとか、ノルウェー、フィンランド、ロシアのところにまたがってサーミ人という先住民がいるんですね。その方たちが使っていたナイフです。これが時間が経ってこういう形になっています。
本来は僕らの生活の中とか、手の中に本来あるはずのものなんですけど、それがいまはどこかにやられちゃってるんですよね。やっぱり使い込むマイナイフみたいなのが欲しいですよね。
たとえばピクニックに持っていって、ちょっとしたチーズを切ったり、パンを切ったり、横においておくだけでかっこいいですよ(笑)もう本当に絵になるんですよ。「あれ、この人なんでこんなナイフ使ってるの?」みたいな、ちょっと通っぽい感じがしますもんね(笑)
UPIアウトドア寒川さんのお話、いかがだったでしょうか。
来週も引き続き寒川さんにお話を伺っていきます!
UPI OUTDOOR PRODUCTS →http://www.uneplage.net/
UPI Outdoor 鎌倉facebookページ→https://www.facebook.com/upioutdoorkamakura/
【今週の番組内でのオンエア曲】
・Carnival / Cardigans
・BLACKBIRD / BONNIE PINK
ということで今週からは、そんなアウトドアライフを、一つ、レベルアップさせてくれるアイテムの関するレポート、お届けします。
なにかというと・・・アウトドア用の「ナイフ」です!
ということで、神奈川県、鎌倉駅のすぐそばにある「UPIアウトドア鎌倉」というアウトドアブランドのアイテムを扱うショップへお邪魔してきました。
案内してくれたのは、UPIの寒川一さんです。


ここはUPIという、海外17くらいのブランドの商品を取り扱っているショールーム兼ショップです。奥にずらりと並んでいるのが、モーラナイフというブランドのナイフです。こんなにナイフが並んでいるお店はなかなかないですね。


モーラといのはスウェーデンの地方の名前です。そこはスウェーデン鋼っていう、鉄の鋼材がとれる街なんですね。昔はナイフのメーカーがたくさんあったんですけれども、いまはモーラナイフのみです。モーラナイフは国民的なナイフで、スウェーデンの人でモーラナイフを知らない人はいないと思います。

~私たち日本人からすると、ナイフってちょっと遠い存在のように思いますが、スウェーデンの方にとっては身近なんですか?
小さなお子さんからご年配の方までみんなナイフを本当にうまく生活の中で使っています。日本では、現在では危ないとか、いろんな諸事情があって、僕らの日常から遠ざけられてしまっているんですけれども、スウェーデンでは5歳くらいのお子さんからナイフをもたせちゃうんですね。で、実際に木を削ったりとか、道具としてのナイフの使い方を大人がちゃんと教えてます。なので、このモーラナイフというのは、実は色んな種類のナイフがあって、それぞれ目的が違うんですよね。

いちばん人気なのがブッシュクラフトというナイフです。厚みがすごいんですね。3.2mmという、ナイフの中では相当厚いほうなんです。普通、ナイフは切るということですよね。でもこれは薪を割ったりできます。叩いて使えるように非常に頑丈にできています。これ一本持っていれば、木を割って、木を削って、しかも横にメタルマッチというものが着いているんですが、これで火をおこす事ができます。ナイフ一本ですごく出来ることが広がる。そういう遊びをブッシュクラフトといって、いますごくアウトドアの中でも人気が上がりつつあります。いわゆるサバイバルというのが似たイメージの言葉ですが、サバイバルというのは自分が危機的状況に置かれたところからどう生還するかというのがサバイバル。生死が関わっているということですよね。ブッシュクラフトは遊びです。自らが森のなかに入っていって、これで何が出来るかなということですね。
それ以外にも、たとえばこれは魚をさばく専用のナイフです。フィッシュナイフといいます。鱗を落としたりとかもできます。こちらはハンティング用のナイフですね。鹿の皮を剥いだりとかします。これはハンターの方たちには定評がある、すごくよく切れるナイフなんですね。
お店にずらりと並んだ、スウェーデンのブランド「モーラナイフ」。
他にもキッチン用のナイフなどもありますし、ウッドカービングという木工用のナイフもあります。フォークやスプーン、お皿などの食器のカーブを、ナイフでくりぬいて作るんですね。


実に、125年前に生まれ、今も使われ続けているモーラナイフ。北欧の人々の生活にとって、どんな存在なのでしょうか。
これはモーラナイフの伝統的な、昔からあるクラシックナイフというものです。100年くらい使う人がいるんですよ。モーラナイフは今年で130年近い歴史のある会社で、おじいちゃんが使ってたナイフを孫が研いで使ってたりするんです。すごくものを大切にする国なんで、飽きたなんていうことで捨てたりしないんです。最後まで道具を全うさせていくんです。それくらい良い鋼材が使われている、それが何万円もするようなナイフじゃないというところが素晴らしいんですよね。


~2000円代ですもんね。
本当に愛されている国民的なナイフです。これはハンドルの部分は白樺の木を使っていて、表面はダーラナレッドという塗装をしています。このナイフのご先祖がこれなんですよね。これは80年くらい前のモーラナイフです。
~柄の部分がちがいますね。
これはトナカイかヘラジカの角です。北方のスウェーデンとか、ノルウェー、フィンランド、ロシアのところにまたがってサーミ人という先住民がいるんですね。その方たちが使っていたナイフです。これが時間が経ってこういう形になっています。
本来は僕らの生活の中とか、手の中に本来あるはずのものなんですけど、それがいまはどこかにやられちゃってるんですよね。やっぱり使い込むマイナイフみたいなのが欲しいですよね。
たとえばピクニックに持っていって、ちょっとしたチーズを切ったり、パンを切ったり、横においておくだけでかっこいいですよ(笑)もう本当に絵になるんですよ。「あれ、この人なんでこんなナイフ使ってるの?」みたいな、ちょっと通っぽい感じがしますもんね(笑)
UPIアウトドア寒川さんのお話、いかがだったでしょうか。
来週も引き続き寒川さんにお話を伺っていきます!
UPI OUTDOOR PRODUCTS →http://www.uneplage.net/
UPI Outdoor 鎌倉facebookページ→https://www.facebook.com/upioutdoorkamakura/
【今週の番組内でのオンエア曲】
・Carnival / Cardigans
・BLACKBIRD / BONNIE PINK