「いのちの森 voice of forest」。
前半は、「財団法人 森の長城プロジェクト」理事長で、
元総理の細川護熙さんに防潮林、森の防潮堤を作るために必要な“土地の確保”が
現状どうなっているのか、伺いました。

「神社のような私有地、今まで植樹をしてきた大槌町、岩沼市などは町有地や、これから出てくるであろう林野庁の海岸保全林、国有地なども対象になってきます。」

そういうのは、細川護熙理事長。

国有地の中でも、林野庁が管理する海岸保全林のうち、
140キロが東日本大震災で破壊されてしまったそう。

そのうちの50キロは今年度中に復旧に着手するということですが、
そういう場所にも木を使った防潮提が出来ればとのこと。

コンクリートの防潮提が適した場所にはコンクリートで防潮提をつくり、
その後ろに木を植えて森を作ってサポートしていく形も考えられるそうです。

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そして、番組後半では環境保護活動家として里山の再生に取り組む、
作家のCWニコルさんからのメッセージをご紹介!

ニコルさんは長野県黒姫の高原地で里山を再生する活動を続けています。
この取組みによって育った森がアファンの森。
荒地だったこの森は20年以上の年月をかけて、少しずつ森の力を取り戻し、
今では季節によって違う匂いや声をとどけてくれるんですよ。
というニコルさん。

美しい森は、春の香り、夏の香り、秋の香り。
それぞれの特徴もあり、踊りだしたくなる自然の音が聞こえるんだそうです。

CWニコルさんは、今、このアファンの森のノウハウを被災地の復興に役立てようと、
東松島市で活動を始めています。


この森を再生させ、「森の学校」を作る取り組みがはじまりました!
この続きは、来週またお伝えします!

詳しくは、番組ポットキャストをお聞きくださいね!
「いのちの森 voice of forest」前半は、
「財団法人 瓦礫を活かす 森の長城プロジェクト」理事長で、元総理の
細川護煕さんと、このプロジェクトの副理事長で、国際生態学センター研究所長の
宮脇昭さんの対談。今日は「潜在自然植生について」お話いただきました。

「潜在自然植生」とは、宮脇さんが長年提唱しているキーワード。
その土地本来に生えている木々の種類のことです。
自社仏閣などの裏に生えている「鎮守の森」を想像していただきたいのですが、
シイ、タブ、カシ類などの常緑広葉樹が生い茂るあの「森」こそが
「潜在自然植生」なんです。

宮脇先生は、国内外で土地本来の潜在自然植生の木群を中心に、
その森を構成している多数の種類の樹種を混ぜて植樹する「混植・密植型植樹」を提唱し
活動しているのですが、それは、潜在自然植生が強いから!

そもそも、日本の常緑広葉樹を主とする照葉樹林帯では土地本来の森は
少ししか残っておらず、ほとんど人間の手が入っている森なんです。
(杉林などを想像してみてください)

同じ種類の木々が整列している森は、実は台風や地震などの自然災害に弱いそう。
実際に、東日本大震災の時に海岸に生えていた松林の多くは津波で流されてし
まったのですが、シイ、カシ、タブなどのその土地本来の木々は津波にも負けず
に残ったのです。
残った松の木を調べると、松の木の側には潜在自然植生の木々が植わっていたと
のこと。そこで、宮脇先生は潜在自然植生の木々を植えて、「防潮提」にしよう!
と活動をはじめたのでした。

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「いのちの森 voice of forest」後半は、
作家、環境保護活動家、探検家のC.W.ニコルさんにお話をお伺いしました。
「アファンの森」を作る活動を行っているC.W.ニコルさん。
その活動の原点は、「生態系としてのバランスを崩してしまった日本の森をなん
とかしたい。美しかった本来の日本の森に戻したい。」という気持ち。

詳しくは番組ポットキャストをお聴きください。

来週もC.W.ニコルさんにお話を伺いします。
「いのちの森 voice of forest」2回目の放送は、
元首相で、「財団法人 瓦礫を活かす〜森の長城プロジェクト」理事長細川護煕さんと、このプロジェクトの副理事長で、国際生態学センター研究所長の
宮脇昭さんの対談をご紹介します。

震災で発生した瓦礫の上に土のマウントを作り、
そこに土地本来の樹木を植え、防潮提を作るというプロジェクト。

防潮林としての役割について、コンクリートと樹木による防潮提と
どのような違いがあるのでしょうか。

「林は破砕効果があるんです」

というのは宮脇さん。
コンクリートの防潮提とは違い、大きな波を割り、小さな波になるので、
被害を抑える効果があるとのこと。
また、瓦礫をマウントに使用するのは、木の根が生長するときに必要とする
「酸素」を土の中で保ってくれたり、木の根が瓦礫をしっかりつかんで、いざと言う時にも木が倒れにくいという効果もあり、とてもメリットがあるということでした。

そして、瓦礫といえども、元はそこに住む人の家や生活用品だったりと
思い出の品。有効利用して欲しいと訴えていらっしゃいました。

ちなみに、横浜の山下公園は関東大震災で出た瓦礫を埋めて、その上に作った公園。
瓦礫を生かした公園や森作りは前例がないわけではないのです。
有害物質を取り除いた瓦礫を使って作る防潮提。
実現するといいですね。


写真は番組スタッフが撮影、近所のイチョウの木の写真です。
第1回の「いのちの森 voice of forest」では、
「財団法人 瓦礫を活かす 森の長城プロジェクト」理事長で、元総理の
細川護煕さんと、このプロジェクトの副理事長で、国際生態学センター研究所長の
宮脇昭さんの対談をご紹介します。

そもそも、細川護煕さんと宮脇昭さんの出会いは、細川さんが熊本県知事時代に、
一緒に「緑の三倍増計画」をすすめたことがきっかけ。
熊本空港のそばに空港の森を作ろうという計画を一緒に実施されたとのこと。
去年の東日本大震災の後、森の防潮林を作ろうと活動を始めた宮脇さんに、
何か手伝えることはないかと細川さんが声をかけられ、
この「財団法人 瓦礫を活かす 森の長城プロジェクト」設立に至ったそうです。

さて、今回の森の防潮提計画、「いのちを守る森」作りですが、
なぜ「森が私たちの命を守るのか」を宮脇さんにお伺いしました。

宮脇さんによると、東日本大震災の後に現地調査に入ったのですが、
今まで防潮林として使っていた松が根こそぎ津波で流されていたのに、
自然植生であるシイやカシブナなどは、津波に流されずに、
しっかり根を張っていたということを目の当たりにしたからだそうです。






コンクリートの防潮提もいけないというわけではありませんが
シイやカシブナなど、土地本来の常用広葉樹を防潮林にすれば、
将来いつか来るであろう津波から、より多くの人の命を守ることが出来るだろうと、
命を守る防潮林作りを国民運動にしたいと考えられているとのことでした。

番組では、これからもこの「命を守る森」作りを追いかけて行きます。
どうぞ、お楽しみに!
東日本大震災から一年半が過ぎました。
被災地では復興にむけた様々な取り組みを行っていますが、
この番組では、東日本大震災で発生した被災地のガレキを
“活かして”津波から命を守る「防潮林を作ろう」、
日本にもっと森を広げようという取り組み
「森の長城プロジェクト」に焦点を当て、その活動を追いかけていきます。
番組は、ポッドキャストでもお聴きいただけます。

是非チェックしてください。
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パーソナリティ

高橋万里恵
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